「風に吹かれて」
6月12日(日)
庭の野蕗の背丈も伸びて、ずいぶん大きくなった感じです。見ているとその下には、小さな虫が忙しく歩いて居ました。虫の感覚では幹が太く、空いっぱいに広がった葉は光を遮り、まるで白亜紀前期の森にいる感じかも知れないですね。
「良寛全句集より」
・秋日和
千羽雀の羽音かな
「注釈」
千羽鶴ではなく、千羽雀とは面白いですね。昔は、田んぼに出ると雀が沢山居ましたが、この頃、雀が激減し、このような風景は殆んど見られなくなって来たのでしようね。
なからい悠
「今日の俳句」
・なに叫けぶ
空を切り裂き行々子
久しぶりに手賀沼へ、写真を撮りに出かけましたが、オオヨシキリが高い声で鳴いていました。
・つる伸びて
小玉すいかの独り言
近所にある家庭菜園には、色んな野菜が作られていますが、見ていると西瓜のつるが所狭しと伸びていました。もう!結構な実が付いて、梅雨が明ける頃には、食べられてしまうのでしよう。
・草刈りの
匂い放つや草いきれ
草刈機の音が響いて、それと合わせて草の匂いが、辺りに広がっていました。そういえば、アカシア林の下に草が伸び、草いきれがしてたのを思い出しました。
では、穏やかにお過ごしください。