「風に吹かれて」
5月25日（水）
昨日もウグイスが良く鳴いていました。さて、家族に会うだけが夢！シリア難民の人々がテレビで語る現実。ひと握りの指導者や大国のエゴで世界では1億2.000万の難民が生まれているとか。難民支援人道サミットが開かれましたが、どこであっても苦しむのは一番弱い人達ばかり、やるせ無いですね。
「良寛全句集より」
・萩すすき
露のぼるまで眺めばや
「注釈」
晩夏の頃なのでしよう、露に濡れた萩や山ススキに朝日が射してキラキラ光って居たのでしようか。
なからい悠
「今日の俳句」
・蝸牛（ででのむし）
紫花に染まるかな
今年の花は早く咲きましたね、
アジサイの紫の大輪にカタツムリが
ゆっくり動いていました。
・郭公や
姿も声もついぞ無く
恋しいものを待つ様に首をながくして居ますが、声も姿も見れない様です。
・庄川の
あの懐かしき香魚かな
庄川沿いの中腹にその料理宿が有りました。確か湯谷亭と言いましたが毎年、鮎のシーズンには行っていました。天然鮎の塩焼き、思い出すと懐かしいですね。
では、穏やかにお過ごしください。