「風に吹かれて」
5月5日(木)子供の日
雀たちは夕暮れになると寝ぐらとなる鉄道高架の防音壁の隙間に、滑り込む様にして入って行きます。当然、雨風の日はひもじくてもじっと我慢をして過ごすのでしようね。さて、テレビを見ていて思ったのですが「大人のお子様ランチ」ネーミングは好き勝手と言えば勝手かも知れませんが・・ま、口を尖らして言う話では無いですが、大人に成りきれない大人が注文するメニューなのでしようか?
「良寛全句集より」
・この宮や
辛夷の花に散る桜
「注釈」
良寛さんは、神社で手鞠をついたりして子どもたちとよく遊んでいた様ですが、辛夷の花と桜の花びらが舞い散って、ゆく春をしみじみ感じていたのかも知れないですね。辛夷と桜が二重季語ですが、昔はそれほど気にもしなかったのでしよう。
なからい悠
「今日の俳句」
・とき折りに
雉子と覚しき声のあり
住まいの辺りは、雑木林が広がるところなので時折りキジの鳴く、あのケーンケーンが聞こえて来ます。
・あの昔
捨蚕をもらい魚釣り
子供の頃でしたが、郊外に行くと蚕さんを飼っている家がありましたね。子供間の情報の伝わりは早く、捨蚕を貰い魚釣りに行った記憶が蘇って来ました。
・霧島の
地べたゆらゆら山つつじ
熊本地震、早く治って欲しいですね。例年であれば霧島連山の山つつじを見るのに観光客が多いのでしようが・・
では、穏やかにお過ごしください。