「風に吹かれて」
5月4日（水）
昨夜の10時頃から風が少し強くなり、朝方から雨も伴い荒れた天気になりました。昨日は日なが俳句を詠んだり、また、久しぶりにkindle fire HDのメンテナンスをしたり、PCにあるpdfファイルをkindleに転送したりして過ごしていました。自分の中で一時、退化したと感じていた記憶や文書力も戻りつつある様です。
「良寛全句集より」
・ほろ酔ひの
あしもと軽し春の風
「注釈」
良寛さんは、酒を飲みながら友達と詩歌を詠むことが大好きであったそうですが春は特別、良寛さんの詠む詩歌の題材となっていることが多い様です。
なからい悠
「今日の俳句」
・鰆をば
じぶ煮と旨し肴かな
鰆が旬で、旨い季節になりました。故郷の金沢では、野鴨や牡蠣、鰆を季節それぞれに「じぶ煮」の材料とする郷土料理があります。
・諸々に
囀る声ぞ朝あけて
野鳥たちのさえずりが多くなって来ましたね。目覚めも爽やかな感じの季節ですが、権兵衛カラスなのか毎朝、近くの電柱からカァカァ鳴いてうるさいことです。
・素麺の
延びると言ふて喉のごし
好みなのかも知れませんが、我が家では播州揖保乃糸がお気に入りです。何故だか分かりませんが他の素麺と喉ごしが違う様な気がします。
では、穏やかにお過ごしください。