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「風に吹かれて」
   4月28日(木)


この季節の雨は、どちらかと言うと嫌いでは無いですね。ガラス戸越しに見ている雑木林の藤は一面に咲いて居る様です。紫の花が咲いて無いと、どれだけ蔦が巻きついて広がっているのかは分かりませんが、今はその姿が見えて居ます。週末からゴールデンウイークに突入しますが天気はどうなんでしようね。




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「良寛全句集より」



・鶯に
   夢さまされし朝げかな



「注釈」
春になって暁を覚えない程に眠いのに、ウグイスの奴はこれ見よがしに鳴いて、せっかくの夢を覚ましてくれた。さて、朝飯はいつものとおり粥と漬物か・・そんな呟きが聞こえて来そうですね。




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なからい悠
「今日の俳句」



・田螺鳴く
     いまだに声の聞くもなし



タニシの鳴き声は、文章で見る事はありますが、果たして鳴いているのか、鳴かないのか・・




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・頭をば
       花にでっかき蜂の尻



サツキが満開になり、蜂が寄っていましたが、写真を撮っているとお尻ばっかりが大きく写って、ちょっと滑稽な感じでした。




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・諸鳥の
      さえずり聴いて春深し



春から初夏は、色んな鳥たちの声で溢れています。この季節は鳥たちにとって出会いの時なのでしようか。



では、穏やかにお過ごしください。