「風に吹かれて」
4月26日(火)
近頃は下手な小説を書いてメールで配信していますが、物語を書くことは脚本を書く事と同様で、ある意味、このことは役者が役を演じるに通じます。時折り、カラオケ処で歌を唄いますが、歌の物語を5分で演じ表現するのに役立つ様です。それでも別に、それで金儲けや生活をする訳では無いので、言って見れば年寄りの道楽と言うか、冷水かも知れませんが・・
「良寛全句集より」
・青みたる
なかに辛夷の花ざかり
「注釈」
空は青く晴れ渡り、コブシの白い花が咲き誇り、そのコントラストが見事なものだ!と、言うところでしようか。
なからい悠
「今日の俳句」
・二度寝して
ふたたび目覚む蛙かな
蛙は春先に一度目覚めて交尾と産卵を済ませ再び冬眠に入り、暖かくなる頃に目覚めると何かの本に書いてありましたね。
・もろこ釣り
誰ぞの顔の覚えなく
何も脈絡が無いのですが、そう言えば子供の頃に鮠(はや)釣りに行った事を思い出しています。ですが、誰と行ったかは顔が浮かびません。
・草餅や
昔をしのぶ一里塚
辺りの景色を見ながら、買って来た草餅を食べていましたが、多分、この付近は平将門の山城があったと伝えられる山深いところだったであろう・・そんな思いの昼下がりでした。
では、穏やかにお過ごしください。