サラウンド・スピーカーの調整①(サラウンドSP編 その1) | 「高音質的ホームシアター」

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なるべくお金をかけず、手軽に高音質を楽しめる方法を日々模索しています。

フロントハイトSPを設置して以降、リア側のサラウンドSPとの空間バランスが気に
なってしまうようになり、最近になってやっと重い腰をあげ、今まで暫定的に壁掛け

で設置していたのを止め、高さと仰角をシッカリ出してみる事にしました。


この作業を通して、ホームシアターにおける5.1CH再生(7.1CHでも同様)ではフロ
ントSPと同じくらいサラウンドSPのセッティングが重要であるという事がわかりました。

極端な話、フロントSPとサラウンドSPがシッカリ鳴らせていれば、7.1CHサラウンド
バックSPのセッティングはそれ程シビアではないとも感じました。


また、調整をしていくうちに、マニュアルEQやフロントハイトSPの使い方、サブウー
ハーを2本使ったプラス0.2CH再生の効果等、いろいろとわかってきた事もあります

ので、テーマを分けて少しずつ書いていこうかと思います。


今回のテーマは5.1CH再生の要とも言えるサラウンドSPの調整についてです。
まず、サラウンドSPの位置についてですが、XY軸方向に関しては自分よりも後ろが
理想(セオリでは)とされていますが、サラウンドSPの高さ(Z軸)が180cm程度取れ
るのであれば、自分の真横で全く問題ないようです。

もっとも、自分の場合、部屋の環境から真横に設置するしか選択肢がなかった事も

あり、それが返って吉と出たのが正直なところですが、真横にある分、フロントSPと

繋がりやすくなるせいか、音楽でも映画でも違和感のないサラウンド再生が可能と

なります。


そして重要なのが仰角の調整なのですが、これに関してはちゃんとした説明をして

いる記事を見た事がありません。
ソニーの技術者である「かないまる氏」によりますと、フロントハイトSPの調整に関し

ては音楽CD(ステレオソース)使って行うとよいとありましたので、これをヒントに

サラウンドSPを追い込んでみる事にしました。