●数十年にわたる秘密主義が厳しく問われる中、エネルギー省は沈黙を守っている。

ジェニファー・グランホルム米エネルギー省長官（上）

by Christopher Sharp - 20 July 2024

　2015年、テキサス州の核兵器施設パンテックス上空に菱形の未確認物体が侵入した事件（最近、ジャーナリストのダスティン・スローターが情報公開法（Freedom of Information Act）請求によって明らかにした）後、国家核安全保障局（NNSA）はリベレーション・タイムズに対し、その物体が未確認異常現象（UAP）であるかどうかは確認できないと通知した。

更に、NNSAはエネルギー省（DOE）の一部であり、米国の核兵器備蓄の管理と安全確保に責任を負っているが、アーネスト・モニーツ・エネルギー長官（当時）がこの憂慮すべき出来事について報告を受けたかどうかは確認できなかった。

NNSAの広報担当者は、この事件についての詳細について尋ねられると、リベレーション・タイムズ紙にこう答えた：

『残念ながら、この事件に関するFOIA（情報公開法）文書で公開された以外の情報は持ち合わせていません』。

極めて機密性の高いDOE施設でのUAP問題を認めようとするNNSAの姿勢に、憂慮すべき疑問を投げかけている。

　2015年9月2日、ダスティン・スローターが報告したように、テキサス州パンハンドルの近くにあるパンテックス核兵器施設の警備員が、正体不明のひし形の物体を目撃したと報告した。

上部が丸みを帯びていると説明されたその物体は、視界から消えるまで数マイルにわたって警備員によって追跡された。

地上レーダーが物体を追跡し、近くのレーダー塔の職員が撮影した。

その後、サンディア国立研究所が画像を分析した（ダスティン・スローターに提供された報告書は編集されている）が、その結論は未公表のままである。

　ジャーナリストのジョージ・ナップとジェレミー・コーベルは、2013年にパンテックスで起きた別のUAP事件を報告している。

この事件では、上部がドーム状で下部が触手になっているクラゲ状の物体が目撃された。

記者によると、2台のカメラが捉えた赤外線映像によると、UAPはパンテックスのプルトニウム・ピット付近の施設内を平然と移動し、その後、極めて低い高度で通路を完全に一直線に逆行した。

UAPはその後、45度の角度で極端な速度で上方に加速し、視界から消えた。

2013年にパンテックスで起きたUAPの経路（上）

　ジェレミー・コーベルは『リベレーション・タイムズ』の取材にこう答えている：

「UFO問題の核心は常に、最も厳重に警備された秘密施設である核基地への侵入である。機密性の高いDOEや軍事施設への侵入は日常茶飯事であり、今日まで絶えることなく、そして一般的には知られることなく続いている。」

「政府のセキュリティ・チームやシステムは侵入者を特定できず、阻止する力もないようである。」

「2013年、「クラゲ」型UFOがテキサス州の核兵器施設パンテックスの中枢部に侵入した。それを示す2つの赤外線映像がある。そして、政府はそれを隠蔽し、嘘をつき続けている。」

「国民はUFOの侵入について真実を知る必要がある。」

　透明性の欠如は、議会と市民の両方からDOEへの圧力を強めている。

これは、2024年5月に開かれた下院監視委員会の公聴会での、ジェニファー・グランホルム現エネルギー長官とティム・バーチェット下院議員、アンナ・パウリナ・ルナ下院議員との最近の激しいやり取りに続くものである。

アンリ・ルナ議員

　公聴会でグランホルムは、核施設上空でのUAPの可能性を、平凡なドローンの目撃として片付けようとした。

しかし、ルナ下院議員は、核施設上空でのこのような報告は1940年代から1950年代にかけて記録されていることを思い出した。

実際、ダスティン・スローター氏は、1950年代から1960年代にかけて、パンテックス上空で菱形の機体を含む謎の目撃情報があったことを明らかにしている。

更に、1940年代後半には、ロスアラモス国立研究所や他の機密施設上空で謎の緑色の火の玉が目撃されている。

1966年、UAPの目撃について尋ねられた水素爆弾の父であり、最初の原子爆弾を開発したマンハッタン計画の初期メンバーであるエドワード・テラー教授は、「それらは奇跡である」とコメントした。

テラーは、「人間の魂は奇跡を必要としている」と付け加えた。そしてこう言った：「科学的な時代において、奇跡が科学的な奇跡であること以上に適切なことがあるだろうか？

エドワード・テラー教授

　グランホルムの公聴会後、ルナ下院議員はグランホルムに対し、UAPの侵入とそのプロトコルに関する以下の質問を提出した：

DOE による無人航空機（UAV）および無人航空システム（UAS）の指定方法は？
UAPと見なされるには、どのような特徴を持つ物体が必要ですか？
全領域異常解決局（AARO）に照会されたUAP侵入の件数は？
フォローアップ：もしそうなら、何機のドローンを操作者に追跡し、何機を無効にできましたか？
DOEの監督下にあるすべての重要インフラ拠点（パンテックスやサバンナ・リバー・サイトのような核兵器製造、精製、配備拠点など）において、今年だけで社内で報告されたUAPの侵入は何件ですか？
2021年4月1日にローレンス・リバモア国立研究所（LLNL）で発生した事件を含め、DOEの核施設上空でドローンが頻繁に侵入していることを示す報告がいくつかあります。
無許可のドローン活動を防止するためのDOEの現在のセキュリティ対策と、このような事件が頻発していることから、これらの対策を強化するためにどのような措置が取られているのか、詳しく教えてください。
最近のAARO報告書は、UAP現象を理解するためにはより良いデータ収集が不可欠であることを強調しています。DOEは、UAPの目撃情報、特に重要インフラ付近での目撃情報に関連するデータを収集・分析するために、どのような技術や方法論を採用しているのか。
原子力施設付近の UAP がもたらす潜在的な安全保障上のリスクを考慮し、DOE 職員と公衆の安全を確保するためにどのようなプロトコルが実施されているか。UAP との遭遇が原因で職員に健康上の悪影響が生じた事例が記録されているか。
透明性の精神に基づき、DOE は UAP 事故をどのように公表していますか？国民に情報を提供し、安心させるために、DOE施設上空で目撃されたUAPに関するより詳細な報告書の機密指定を解除し、公開する計画はありますか。
以上、ルナ下院議員

　ルナ下院議員は公聴会の中で、DOEが統合特殊作戦司令部（JSOC）と協力しているかどうかについて、グランホルム長官に質問した。JSOCは、紛争地域で発生した非人類クラフトに関する回収任務において、CIAのグローバルアクセス局とともに重要な役割を果たしているとされている。

これは、UAPに関するDOEの疑惑の関与-潜在的な非人類クラフトの回収任務で積極的な役割を果たす-に別の次元を加えるものである。

　『リベレーション・タイムズ』は、DOEの研究所が、そのような任務を通じて回収された核物質の受領者であると理解している。

ある情報筋が『デイリー・メール』紙に語ったところによれば、『エネルギー省の国立研究所は、回収された放射性同位元素が関与しているときはいつでも、物質分析の請負業者であるが、必ずしも放射性同位元素物質だけとは限らない。航空宇宙防衛産業もまた、回収された放射性同位元素は扱わないが、その他の非放射性物質、そして無傷の航空機を扱う請負業者である。

　DOEのUAPプログラム疑惑への関与を明らかにすることは、核の情報と技術の管理と普及を規定する原子力法の下で確立された厳格なレベルの秘密保持と分類プロトコルのために、例外的に困難なままである。

最近、ベンチャーキャピタル会社アンドリーセン・ホロウィッツのマーク・アンドリーセンとベン・ホロウィッツは、人工知能について話し合うためにホワイトハウス高官と会談した際、高官は有害な方向に向かっていると思われる数学の分野を国家機密として分類し、事実上その分野の今後の研究をすべて停止させることができると示唆したと主張した。

核の時代には、物理学の全分野を国家機密として分類した。

物理学の全分野を分類するという意味合いは、おそらく関係者は知らないだろうが、特定の上院議員や情報機関の監察総監に証言したUAP内部告発者の申し立てにつながるかもしれない。

一部の内部告発者は、型破りな物理学と先端材料によって可能になった、型破りな推進技術を利用した三角形の形をした船のリバースエンジニアリングに成功したと主張している。

そのような船は、たとえ重力エネルギーを使っていたとしても、原子力法の定義が広いため、『特別な核物質』の定義に含まれると考えられる。

従って、回収されたとされる高度な非人間的飛行船にそのような物質が存在し、リバース・エンジニアリングによって利用されることは、原子力法の秘密に該当することになる。

　原子力法第51条は、エネルギー長官（もともとは原子力委員会）に対し、国防と安全保障、あるいは公衆衛生と安全のためであれば、追加の物質を「特別核物質」として分類する権限を与えている。

いったんこのように分類されると、これらの物質は厳しい規制と管理の対象となり、国家機密として分類されることもしばしばある。

　米国法典第42編第23章に法典化されている原子力法には、次のように記されている：

特殊核物質」とは、(1)プルトニウム、同位体233または同位体235で濃縮されたウラン、および本タイトル第2071条の規定に従って委員会が特殊核物質であると決定するその他の物質を意味するが、線源物質は含まない。

　しかし、合衆国法典第2071条は、UAPおよび非人間的技術に関連する他の先端物質をカバーするために、より広範な定義と抜け道を提供しており、それには次のように書かれている：

委員会は、特別核物質として定義に明記されたものに加えて、その他の物質が特別核物質であると随時決定することができる。

そのような決定を下す前に、委員会は、そのような物質が相当量の原子エネルギーを放出する可能性があることを確認し、そのような物質が特別な核物質であるという決定が共通防衛と安全保障の利益になると認めなければならず、大統領はその決定に対して書面で明示的に同意しなければならない』。

　上記の文言について、民間情報アナリストのマシュー・パインズ氏は、リベレーション・タイムズ紙にこう語っている：

この条項によって、委員会（現在のエネルギー省長官）は、大統領の承認を得て、軍事連絡委員会に諮ったうえで、相当量の原子エネルギーを放出する可能性があり、国防と安全保障にとって重要であれば、追加の物質を『特別核物質』に指定することができる。

「これをまとめると、UAP材料や先端材料を使った人体工学的な工芸品が、そう判断され『特別な核物質』と指定された『その他の材料』になる可能性は、法的にはもっともなことである。」そうなると、関連する『データ』（「形式や特性、起源、記録方法に関係なく、記録された情報」）は、制限付きデータとなり、原子力法の規定では『生まれながらの秘密』となる。

パインズ氏はこう付け加えた：

「もちろん上院は、機密解除や報告義務を回避するためにこの法律を悪用していると感じるかもしれない。」

また、ドワイト・アイゼンハワーにさかのぼる歴代大統領が、このような物質を分類する役割を担ってきたことも示唆している。

ドワイト・アイゼンハワー大統領（上）

　先週、マイク・ラウンズ上院議員とチャック・シューマー上院議員によって提出されたUAP開示法（UAPDA）は、政府の透明性を提供するために全面的に実施された場合、原子力法によって煽られている部分がある。

UAPDAの文言には明確にこうある：

立法が必要なのは、連邦政府の未確認異常現象記録が、機密解除されていない、あるいは大統領令13526（50 U.S.C. 3161注；機密扱いに関するもの）に規定されているように機密解除審査が義務付けられていないことを、信頼できる証拠と証言が示しているからである。

1954年原子力法（42 U.S.C. 2011 et seq.）に基づく適用除外や、同じく強制的な機密解除の適用除外である''transclassified foreign nuclear information''の拡大解釈により、既存の法律の規定による公開が妨げられているためである。

可決されれば、「エネルギー省とその前身であるマンハッタン計画、原子力委員会、エネルギー研究開発局」の記録を含むすべてのUAP記録は、現在作家で学者のコリーン・ショーガンが務めている米国公文書館長によって収集されることになる。

大統領によって指名された9人の市民からなる独立した『未確認異常現象記録審査委員会』が、あらゆる記録を一般に公開すべきか、公開を延期すべきかを決定する責任を負う。

もしUAPDAが全面的に可決されれば、審査委員会がマンハッタン計画からさかのぼるものを発見した場合、特に元情報機関高官でUAPの内部告発者であるデビッド・グラッシュが2023年にBBCに語った過去の発言を考慮すると、非常に重要なものになる可能性がある：

「これが最初に作られたのは80年か90年前にさかのぼりますが、マンハッタン計画の秘密の一部をこのテーマに置き換えたんです。」

DOEの秘密主義は、UAPの真実を明らかにする上で大きな障害となっている。

これには、最も機密性の高い施設へのUAPの侵入に関する透明性の欠如や、国立研究所が回収作業に関与しているという疑惑も含まれる。

　更に、原子力法は核物質以外にも広範な権限を有しており、政府は高度な非人間的知性に関連する画期的な情報や技術的進歩を隠蔽することができる。

チャック・シューマー上院院内総務とマイク・ラウンズ共和党上院議員が支持する画期的な法案が現在審議中であり、原子力法の長年にわたる秘密主義は、制定以来最も重大な挑戦に直面する可能性がある。

●Unexplained Intrusions at Nuclear Sites Met With Silence From Department of Energy as Decades of Secrecy Face Intense Scrutiny

20 Jul

Jennifer Granholm, U.S Secretary of Energy, above

Written by Christopher Sharp - 20 July 2024

Following the 2015 intrusion of an unidentified diamond-shaped object over the Pantex nuclear weapons facility in Texas—recently uncovered by journalist Dustin Slaughter through a Freedom of Information Act request—the National Nuclear Security Administration (NNSA) has informed Liberation Times that it cannot confirm whether the object represented Unidentified Anomalous Phenomena (UAP).

Additionally, the NNSA, which is part of the Department of Energy (DOE) and is responsible for managing and securing the U.S. nuclear weapons stockpile, could not confirm whether the then Energy Secretary, Ernest Moniz, was informed about the alarming event.

When asked for further information about the incident, an NNSA spokesperson told Liberation Times:

‘Unfortunately, we don’t have any information for you other than what was released in the FOIA documents relating to the incident.’

It raises alarming questions about the NNSA's willingness to acknowledge a UAP problem at extremely sensitive DOE facilities.

On 2 September 2015, as reported by Dustin Slaughter, security personnel at the Pantex nuclear weapons facility near Panhandle, Texas, reported witnessing an unidentified diamond-shaped object.

Described as more rounded at the top, the object was followed by security for several miles until it disappeared from view.

Ground radar tracked the object, which was photographed by personnel at a nearby radar tower.

Sandia National Laboratories later analysed the images - redacted from a report provided to Dustin Slaughter - but the conclusions remain undisclosed, with images redacted to protect ‘unclassified controlled nuclear information’.

Journalists George Knapp and Jeremy Corbell reported another UAP incident at Pantex from 2013.

This event involved a jellyfish-shaped object with a dome on top and tentacles at the bottom.

According to the journalists, thermal footage captured by two cameras shows the UAP moving through the facility near Pantex’s plutonium pits with impunity before reversing down a corridor at an extremely low altitude in a perfectly straight line, with the facility’s ‘Site 4’ on the left and ‘Site 12’ on the right—two areas of the highest value and classification at the facility.

The UAP then accelerated upwards at a 45-degree angle at an extreme rate of speed, disappearing from view.

Path of the 2013 UAP at Pantex, above

Speaking to Liberation Times, Jeremy Corbell stated:

“At the core of the UFO problem has always been the incursions into nuclear bases - our most heavily guarded and secretive installations. These intrusions into highly sensitive DOE and military sites are commonplace, and continue unabated - and typically unacknowledged - to this day.

“Government security teams and systems have failed to identify the intruders and appear powerless to stop them.

“A "jellyfish" type UFO invaded the central operational heart of Pantex - the atomic weapons facility in Texas - in 2013. There are two pieces of thermal footage showing this - not yet released to the public. And, your government is covering it up and continues to lie to you about it.

“The public has a need to know the truth about these UFO incursions.”

The lack of transparency is leading to increasing pressure on the DOE from both Congress and the public.

This follows a recent heated exchange between the current Secretary of Energy, Jennifer Granholm, and Representatives Tim Burchett and Anna Paulina Luna at a House Oversight Committee hearing, held in May 2024.

During the hearing, Granholm attempted to dismiss any potential UAP reports over nuclear sites as sightings of prosaic drones.

However, Representative Luna reminded Granholm that such reports over nuclear sites have been documented since the 1940s and 1950s.

In fact, Dustin Slaughter uncovered reports of mysterious sightings, including diamond-shaped craft, over Pantex dating back to the 1950s and 1960s.

Furthermore, in the late 1940s, mysterious green fireballs were witnessed over Los Alamos National Lab and other sensitive installations.

When asked about sightings of UAP in 1966, the father of the Hydrogen Bomb and early member of the Manhattan Project, which developed the first atomic bomb, Professor Edward Teller, commented, "They are miracles."

Teller added, "The human soul needs miracles." He then said: "And in a scientific age, what is more proper than that the miracles should be scientific miracles?"

Professor Edward Teller, above

Following Granholm’s hearing, Representative Luna submitted the following questions to Granholm relating to UAP incursions and what protocols are involved:

How are unmanned aerial vehicles (UAVs) and unmanned aerial system (UAS) designated by DOE?
What characteristics would an object need to display to be considered a UAP?
How many UAP incursions have been referred to the All-domain Anomaly Resolution Office (AARO)?
At Formula One events, private companies are deployed which can disable drones and trace the operator – is that technology available to the DOE?Follow Up: If so, how many drones were you able to track to an operator and how many were you able to disable?
Follow Up: If so, how many drones were you able to track to an operator and how many were you able to disable?
How many UAP incursions have been reported internally this year alone, across all Critical Infrastructure Locations with DOE oversight (e.g. nuclear armament, refinement, and deployment sites like Pantex and Savannah River Site)?
Several reports indicate frequent drone incursions over DOE nuclear facilities, including an incident on April 1, 2021, at Lawrence Livermore National Laboratory (LLNL). Can you detail the DOE's current security measures to prevent unauthorized drone activities, and what steps are being taken to enhance these measures given the frequency of such incidents?
The recent AARO report highlights that better data collection is crucial for understanding UAP phenomena. What technologies and methodologies are the DOE employing to gather and analyze data related to UAP sightings, particularly those near critical infrastructure?
Given the potential security and safety risks posed by UAPs near nuclear facilities, what protocols are in place to ensure the safety of DOE personnel and the public? Have there been any documented cases of adverse health effects on personnel due to UAP encounters?
In the spirit of transparency, how does the DOE handle the public disclosure of UAP incidents? Are there any plans to declassify and release more detailed reports on UAP sightings over DOE facilities to inform and reassure the public?

Representative Luna, above

During the hearing, Representative Luna questioned Secretary Granholm about whether the DOE collaborates with the Joint Special Operations Command (JSOC), which is alleged to play an important role together with the CIA’s Office of Global Access in retrieval missions relating to non-human craft occurring in contested territories.

This adds another dimension to the DOE’s alleged involvement regarding UAP - playing an active role in retrieval missions of potential non-human craft.

Liberation Times understands that DOE labs are the recipients of nuclear materials recovered through such missions.

As one source told the Daily Mail, ‘The Department of Energy national labs are materials analysis contractors whenever recovered radioisotopes are involved but not always just radioisotope materials. The aerospace-defense industry are also contractors that specifically do not handle any recovered radioisotopes, but they handle the other non-radioactive material – and intact craft.’

Uncovering the DOE’s involvement in alleged UAP programs remains exceptionally challenging due to the stringent levels of secrecy and classification protocols established under the Atomic Energy Act, which governs the control and dissemination of nuclear information and technology.

Recently, Marc Andreessen and Ben Horowitz of the venture capital firm Andreessen Horowitz claimed that during a meeting with White House officials to discuss Artificial Intelligence, the officials indicated they could classify any area of mathematics they believe is heading in a harmful direction as a state secret, effectively halting all further research in that area.

The officials added, “We classified a whole entire area of physics within the nuclear era and made them state secrets…and that research vanished, and we are absolutely capable of doing that again for AI.”

The implication of classifying an entire area of physics may connect, albeit perhaps unknowingly to the officials involved, to allegations from UAP whistleblowers, who have testified to certain Senators and the Intelligence Community’s Inspector General.

Some whistleblowers claim successful reverse-engineering of a triangle-shaped craft utilizing unconventional propulsion technology, made possible through unconventional physics and advanced materials.

Such a craft, even if using gravitational energy could be considered within the definition of ‘special nuclear material’, as per the Atomic Energy Act, due to its broad definitions.

Therefore, the presence of such materials in alleged retrieved advanced non-human craft and utilised through reverse engineering, would fall under Atomic Energy Act secrecy.

Section 51 of the Atomic Energy Act grants the Secretary of Energy (originally the Atomic Energy Commission) the authority to classify additional materials as ‘special nuclear material’ if it is in the interest of national defense and security or public health and safety.

Once classified as such, these materials can be subject to strict regulation and control, which often includes classification as state secrets.

The Atomic Energy Act, codified in Title 42, Chapter 23 of the U.S. Code, states:

‘The term "special nuclear material" means (1) plutonium, uranium enriched in the isotope 233 or in the isotope 235, and any other material which the Commission, pursuant to the provisions of section 2071 of this title, determines to be special nuclear material, but does not include source material; or (2) any material artificially enriched by any of the foregoing, but does not include source material.’

But U.S. Code § 2071 provides a broader definition and loophole to cover other advanced materials relating to UAP and non-human technology, which reads:

‘The Commission may determine from time to time that other material is special nuclear material in addition to that specified in the definition as special nuclear material.

‘Before making any such determination, the Commission must find that such material is capable of releasing substantial quantities of atomic energy and must find that the determination that such material is special nuclear material is in the interest of the common defense and security, and the President must have expressly assented in writing to the determination.’

Commenting on the above language, Matthew Pines, a civilian intelligence analyst, told Liberation Times:

“This section allows the Commission - now the Secretary of Energy - with the President’s approval and after consulting the military liaison committee, to designate additional materials as ‘special nuclear material’ if they are capable of releasing substantial quantities of atomic energy and are significant to national defense and security.

“Putting this together, it is legally plausible that UAP material or human-engineered craft using advanced materials could be ‘other materials’ so judged and designated as ‘special nuclear materials’, which would make any related ‘data’ (“recorded information, regardless of form or characteristics, origin, or method of recording”) into Restricted Data, and thus ‘born secret’ under Atomic Energy Act provisions.”

Pines added:

“Of course, the Senate might feel that this is exploiting the statute to avoid declassification and reporting obligations, especially if these materials and the craft using them don’t exactly rely on release of ‘atomic energy’ per se, but say, gravitational energy.”

It also implies that Presidents, dating back to Dwight D. Eisenhower, have played a role in classifying such materials - something Liberation Times understands is correct.

President Dwight D. Eisenhower, above

The resurrected UAP Disclosure Act (UAPDA), put forward by Senators Mike Rounds and Chuck Schumer last week, if implemented in full to provide transparency in government, is in part fuelled by the Atomic Energy Act.

The UAPDA language explicitly states:

‘Legislation is necessary because credible evidence and testimony indicates that Federal Government unidentified anomalous phenomena records exist that have not been declassified or subject to mandatory declassification review as set forth in Executive Order 13526 (50 U.S.C. 3161 note; relating to classified national security information) due in part to exemptions under the Atomic Energy Act of 1954 (42 U.S.C. 2011 et seq.), as well as an over-broad interpretation of ‘‘transclassified foreign nuclear information’’, which is also exempt from mandatory declassification, thereby preventing public disclosure under existing provisions of law.’

If passed, all UAP records, including those from ‘the Department of Energy and its progenitors, the Manhattan Project, the Atomic Energy Commission, and the Energy Research and Development Administration’, will be collected by the Archivist of the United States, a post currently held by author and academic Colleen Shogan.

An independent 'Unidentified Anomalous Phenomena Records Review Board', composed of nine citizens nominated by the President, will be responsible for determining whether any record should be disclosed to the public or postponed for disclosure - although the final authority on whether to release or withhold these records rests with the President.

If the UAPDA does pass in full, whatever the Review Board uncovers dating back from the Manhattan Project could prove hugely significant, especially when accounting for a previous statement provided by former senior intelligence official and UAP whistleblower, David Grusch, who told the BBC in 2023:

“It goes back eighty or ninety years ago when this was first created and they translated some of the secrecy from the Manhattan Project onto this subject because they weren’t sure how ontologically shocking it would be to the world populace and then two, as you could imagine it is a pandora’s box for potential military and weapons development like reverse engineering activity, so they decided to keep it under wraps for many years.”

DOE secrecy has become a major obstacle to uncovering the truth about UAP.

This includes a lack of transparency regarding UAP incursions into its most sensitive facilities and allegations that its national labs are involved in retrieval operations.

Additionally, the Atomic Energy Act possesses extensive authority, beyond nuclear materials, allowing government to conceal potentially ground-breaking information and technological breakthroughs associated with advanced non-human intelligence.

With groundbreaking legislation now under consideration, supported by Senate Majority Leader Chuck Schumer and influential Republican Senator Mike Rounds, the long-standing secrecy of the Atomic Energy Act could face its most significant challenge since its inception - and that could bring profound implications with regards to UAP.

@Kz.UFO現象調査会

米国エネルギー省はＵＡＰに関する重大な機密を守っている