フェイクの根拠を説明しています。このミイラは歩くことができなかったようだ。全てが複合的な人間と動物の骨の寄せ集め。
第一の研究はコンピューター断層撮影、第二の研究は単純X線撮影、第三の研究は透視検査である。この3つの検査で、これらの遺体の骨格の構造を見ようとしたところ、確かに、組み立てられていない、一体の骨格に属していると判断することができたという能書き。
フェイク・ミイラ：動物と人間の骨のハイブリッドと分析解説している動画。
●ペルーから5体の「エイリアン」ミイラ、粗悪な偽物
Александр Борисович Соколов
アレクサンドル・ソコロフ
ANTROPOGENEZ.RUの編集者
Станислав Владимирович Дробышевский
スタニスラフ・ドロビシェフスキー
ANTROPOGENEZ.RUのサイエンス・エディター
Алексей Анатольевич Бондарев
アレクセイ・ボンダレフ
古生物学者、ロシア地理学会会員
Ярослав Всеволодович Кузьмин
ヤロスラフ・クズミン
ロシア科学アカデミー地理学博士
ANTHROPOGENEZ.RU 編集部コメント： ペルーの「エイリアンミイラ」の発見を伝えるセンセーショナルなニュースが、再び見出しを飾っている。今回は、そのような「ミイラ」がなんと5例も見つかったというのだ。
ニュースによれば、科学者たちはこの新発見が「本物」であることを証明したと言われている（その一例はこちら）。
ANTROPOGENEZ.RUは当然傍観しているわけにはいかないので、2019年9月上旬に専門家にこれらの謎のミイラを調べてもらった。
全ては、ここに引用する工学博士の研究者からの手紙から始まった：
「ペルーで最近発見された人型のミイラについて、皆さんはご存知かと思います。
最近ペルーで発見されたヒューマノイドのミイラについてご存知でしょうか？ロシア、アメリカ、メキシコのある組織によって、問題のミイラの組織とDNAの分析を目的とした研究が進行中である。
私は人類学の専門家ではないので、関連する専門家とこの特殊なケースについて議論する機会があればありがたいのですが......」。
私たちはこの手紙の著者と連絡を取り、この発見に関する入手可能なすべての情報を喜んで共有してくれた。 特に、炭素年代測定の結果とX線画像の選択についてである。
これらの発見は、かなり謎めいた状況下でなされたことがわかった。ある農夫がこれらのミイラを研究者に持ち込んだのだが、彼はこの奇妙な生物の残骸がもともとあった洞窟に連れて行くことを拒否したのだ。
提供されたX線写真を評価するために、私たちは2人の専門家に見せた：
Stanislav Drobyshevsky - 科学編集者、人類学者
Aleksey Bondarev-経験豊富な古生物学者
炭素年代測定の分析結果は、地理科学の博士号を持ち、炭素年代測定の専門家である Jaroslav Kuzminaヤロスラフ・クズミナに提示された。
また、専門家の結論を手紙の著者と共有した。
私たちの専門家の意見が依頼者に伝えられてからかなりの時間が経過し（依頼者からは何のフィードバックも得られなかった）、いわゆるペルーのエイリアンミイラに関して、メディアが「真正性」のメッセージを伝え続けていることを認識しているため、私たちの結論を公表することは必然的な決定であった。
私たちは、そうすることが共通の利益のためになると信じている。
以下は、Antropogenez.ruの専門家の見解である：
スタニスラフ・ドロビシェフスキー： 提供されたX線写真に基づくと、このミイラは人骨と獣骨がかなり無秩序に組み合わされていると結論づけられる。私たちがここで扱っているのは、粗雑に作られた偽物であることは明らかです。人体解剖学の知識が乏しい人が作った偽物なのです。
アレクセイ・ボンダレフ：私はペルーで発見された（あるいは、おそらくはこしらえられた）エイリアンのヒューマノイドミイラのX線写真について意見を求められた。骨格の中に動物の骨があるかどうかを調べてほしいという依頼だった。実は、私はプロの放射線科医ではないので、分析には限界がある。また、X線画像は、実物だけでなく、図面や写真などの2次元画像とも3次元画像とも大きく異なる。古生物学的なものも考古学的なものも（当然のことながら）軟組織は残っていないのが普通なので、X線画像で何とかすることはあまりない。このため、私の結論の一部は予備的なものである。確実に言えることは、この骨格はバラバラのパーツが混在しているということだ。
手首：
スタニスラフ・ドロビシェフスキー： 手首のX線（具体的には手のひら）には、肩甲軟骨（橈骨）、管状骨の骨幹部片、中手骨（後方に位置する）が含まれる。指の部分は、中手骨と中足骨が指骨と混沌として混在している。
ジョセフィーヌ：
ジョセフィーヌのミイラのX線写真
Stanislav Drobyshevskyスタニスラフ・ドロビシェフスキー： ジョセフィーヌの骨格は、明らかにランダムな骨片で構成されている。頭蓋骨のほとんどはかつて小型哺乳類のもので、顔の部分は意図的に取り除かれている。 横に伸びる肋骨は鳥の管状の骨からできている。
太ももの骨（下端が突き出ている）は上腕骨を表すために使われ、実際の上腕骨は前腕骨を表している。
脛骨は大腿骨に置き換えられ、脛骨は太ももの骨で作られている。手首は舟状骨と蝶形骨（誰かの足から採取）でシミュレートされた可能性が高い。最後に、ジョセフィーヌの指骨の一部は逆になっている。
ジョセフィーヌのミイラのX線写真
アレクセイ・ボンダレフ：私がもらった画像から多くの骨格部分を特定するのはかなり困難です。一言で言えば、骨端が噛み砕かれたチューブのように見えるのです。 これは、この偽ミイラを作った人が、若い動物（あるいは子供）の骨を使うことを選んだか、あるいは意図的に端を取り除いたからかもしれない。
これらのミイラの製作者が直面した大きな問題のひとつは、機能的な信憑性だけでなく、左右対称性を維持できないことだったに違いない。
画像00 IMG_7324は、この言葉をかなり裏付けているようだ！この画像を見ながら、私は次のような不手際を発見することができた：
下肢の骨盤への取り付けが明らかに機能不全。 大腿骨がすねの骨に置き換えられ、その上部が骨盤の下端に擦れている。
しかも関節がないので、かわいそうに足を動かすことができない！
擬似大腿骨（画像の右側の骨）の端が切り落とされたか、折られているのがよくわかる。
更に、擬似脛骨（ここに部分的に見える）とくっつくような関節もない。もう一方の骨（左側の骨で、若い動物のものであることは間違いない）は、少なくとも骨幹部の一部が見える（一方、骨端は完全になくなっている）ので、それほど悪くはない。
膝を調べてみると、一方には膝頭のようなものがあるが、もう一方には何もない。どちらの仮骨も、上端の形が大きく異なっている。
繰り返しになるが、このかわいそうな存在は、腰の状況によってふらつくだけでなく、かなりひどい足を引きずっていただろう。
右の仮胡麻の骨も縁が切れているように見える。
前腕は、橈骨とも尺骨とも特定できない1本の骨でできている（少なくとも私は、骨格のこの部分にそのような骨がある哺乳類の種を知らない）。
私には脛骨のように見える。驚くべきことに、両方の前腕は形が大きく異なるため、異なる骨から作られている。
ミイラの手首は完全にランダムだ。それらは明らかに機能していない。
動物は通常、その場所に複数の骨を持っている（グループによって多少の違いはあるが）。
クリエイターは手のひらをエミュレートすることすら全くしなかった。指は全くめちゃくちゃだ。左手と右手を比べると、第一仮骨がそれぞれの手で異なる方向（正確には逆方向）につながっているのがよくわかる。これは接着の過程で気づかれなかったようだ。
どうやらあの連中は、こんな小さな失敗を気にすることができなかったようだ。
00 IMG_7324として示されている頭蓋骨は、かつてサルのものだったようだ（顔の部分が切断されている）。
ロドピの頭蓋骨（スターチャイルド）のシナリオに沿った既知のトリックだ。
チンパンジー／猿／サルの頭蓋骨のX線写真でググると、この種の偽物の良い例がいくつか見つかる。
アルバート：
アルバート・ミイラのX線写真
スタニスラフ・ドロビシェフスキー： ジョセフィーヌと同様、アルバートの骨格がランダムな骨片を使って作られていることは明らかだ。頭蓋骨の材料には小動物が使われている。前腕は脛骨でできている。
下端が突出した大腿骨は上腕骨の代わりに使われ、上腕骨は大腿骨として使われた（そしてまた、それらは下端が突出している）。
最後に、上腕骨が再び脛骨の代わりに使われているが、今回は（その大きさが示すように）もっと若い動物が元になっている。
アルバート・ミイラのX線写真
アレクセイ・ボンダレフ：このミイラとジョセフィーヌのミイラは、あまり違いがありません（両方のミイラの偽物を組み合わせるのに、同じような技術が使われました）。面白いことに、指骨は正しい方法で取り付けられている。
よくやった、みんな！切断された頭蓋骨はまたしてもサルから入手したものだが、今回はより女性的な例なので、もともとは女性だったに違いない。このミイラはアルバートではなくジョセフィーヌと名づけたほうがよかったかもしれない。
E.V.：
E.V.のミイラ（右）とX線写真（左）
スタニスラフ・ドロビシェフスキー： 今回もまた、骨格はランダムな骨片で構成されている。X線写真を見ると、それがはっきりとわかります。腕と脚の骨の端をよく見てみると、骨が折れている。
頭蓋骨は小型の哺乳類（肉食の可能性がある）のものである可能性が高い。頸椎と胸椎の代わりに管状の骨が使われている。
E.V.ミイラのX線写真
アレクセイ・ボンダレフ：かわいそうな生き物の頭部は特に興味深い部分です。若い動物の頭蓋骨から作られたようです。レントゲン写真だけでははっきりしないので、100パーセント確実とは言えませんが。
問題の頭部は仮脊椎に突き刺さっているだけだ。画像00 IMG_0149をよく見ると、背骨、腕、脚が管状の骨を使って模造されていることがよくわかる。
それらは粗く切り刻まれ（すべての骨幹部は骨折している）、機能的な関節は一切ない。
ビクトリア：
ビクトリアのミイラのX線写真
スタニスラフ・ドロビシェフスキー ：骨格はランダムな骨片で構成されている。これまでのケースと同様、すべての骨が単にごちゃ混ぜになっている。しかし、X線の角度が悪いため、それぞれの骨を識別するのはかなり難しい。
アレクセイ・ボンダレフ：この標本に提供された材料は、見た目がかなりくすんでいる（他と比較すると見栄えが悪い）。構築の原理はジョセフィーヌのミイラと同じで、全体的に骨折した骨を使った形跡がある。
結論：
スタニスラフ・ドロビシェフスキー： 骨端部の状態から、ここで使用された骨の大部分は、子供（年齢が異なる）および／または若い動物のものであることは明らかである。
結論 これらのミイラは偽物である。それ以上に、人体解剖学の知識が乏しい人が、適当な骨を使って作ったものである。
アレクセイ・ボンダレフ：私たちがここで扱っているのは、安価な骸骨の模造品です。人形」と呼ぶのが正しいと思う。
これらは、X線写真だけでは識別が容易でないランダムな骨片を使って作られたものです。誰かが利害関係者の目をそらすために、このような方法をとったとは考えにくい。
機能的な関節などという些細なことは気にせず、すべての断片を厚い充填剤の層で覆った方が都合がいいのだ！
こうして出来上がった骨格は、どんな形であれ機能しないのだから、生物のものである筈がない。幸いなことに、頭蓋骨を識別することはまだ可能である（もちろん、徹底的に洗浄した後に！）。
炭素年代測定結果
Jaroslav Kuzminヤロスラフ・クズミン：提供されたDNAサンプルのうち1つは、不完全／不確定なようです（マリア標本）。人間の骨には見えません。
Wawita "サンプルに属する骨は、西暦1300～1400年頃（プレ・コロンブス時代の終わり頃）に年代測定が可能です。この個体は、主食としてトウモロコシと海産物を摂取していた。骨のコラーゲンは良好な状態である。
マリア標本がかなり古いことは明らかである。私の推定では、西暦250年から400年ごろのものだろう。ここで扱っているものがいったい何なのか、まだはっきりしない。
”Wawita"の標本から抽出された毛皮は、その骨よりも古い（西暦890-1010年頃）ようだ。なぜだろうか？おそらく、毛皮と実際のミイラには共通点がないのだろう。どちらも違う時代のものだ。
これが、この件について私がお話しできることのほとんど全てです。提供された材料が不一致であることは明らかだ。提供された情報を考古学的文脈の中でどのように融合させるかを考えるべきだろう。
これ以上のコメントは必要ないと思う。私たちが扱っているのは、粗雑な偽造のケースである。その証拠は、我々の専門家によって明確に示されている。
考古学的背景がまったくないこと、発見者がこれらの遺物の元の場所を明らかにしたがらないことが、これらの結論をさらに裏付けている。
●5 'alien' mummies from Peru. Crude fake
Editor of ANTROPOGENEZ.RU
Science editor of ANTROPOGENEZ.RU
Paleozoologist, member of Russian Geographical Society
Grand PhD in Geographic sciences, Russian Academy of Science
ANTHROPOGENEZ.RU Editor’s comment: Sensational news reporting finds of ‘alien mummies of Peru" are making headlines again. And this time we are dealing with a whopping five examples of such ‘mummies’. According to the news reports, scientists are said to have proved that the new findings are the ‘real deal’ (example here). ANTROPOGENEZ.RU naturally couldn’t stay on the sidelines, so we had our experts examine these mysterious mummies in early September 2019.
It all began with a letter from a researcher with a PhD in Engineering that we shall quote here:
"I suspect that you might have heard about those humanoid mummies recently discovered in Peru.
I happened to be involved into this matter. There is on-going research performed by certain organizations from Russia, USA and Mexico, which is aimed at the analysis of tissues and DNA of the mummies in question.
I would be grateful for the opportunity to discuss this particular case with relevant experts as I don't consider myself one when it comes to anthropology."
We got back in touch with the author of this letter who was happy to share all the available information relating to these findings. In particular, the results of carbon dating analysis as well as the selection of X-ray images were acquired.
It transpires that these discoveries were made under rather mysterious circumstances. There was a total lack of archaeological context to the finds – a farmer brought these mummies to researchers, but he refused to take them to the cave where the remnants of these strange creatures had been originally located.
In order to assess the supplied X-rays, we showed them to two of our experts:
- Stanislav Drobyshevsky - our scientific editor and qualified anthropologist
- Aleksey Bondarev – an experienced paleozoologist
The carbon dating analysis results were presented to Jaroslav Kuzmina who holds a Grand PhD in Geographic sciences and is an expert in carbon dating.
We also shared our experts’ conclusions with the author of the letter.
As a considerable amount of time has now passed since our expert opinions were shared with the requester (from whom we got no feedback) and being aware that the media continue to convey the message of “authenticity” when it comes to the so-called Alien Mummies of Peru, the decision for us to publish our conclusions was inevitable. We believe it’s for the common good to do so.
Here is what the Antropogenez.ru experts think (independently from each other):
Stanislav Drobyshevsky: Based on the supplied X-rays, we can conclude that the mummies are pretty haphazard compositions of human and animal bones. It is clear that we are dealing here with crudely constructed fakes. The fakes made by someone who has a pretty poor understanding of human anatomy.
Aleksey Bondarev: I was asked to give feedback on some X-rays of allegedly alien humanoid mummies discovered (or, possibly, cobbled together) in Peru. I was asked to figure out if animal bones were present in the skeletons. Actually, I’m not a professional radiologist, which puts some limitations on my analysis. Furthermore, X-ray images significantly differ from both two-dimensional (e.g. drawings or photos) and three-dimensional images as well as the actual objects. I don’t often have to make do with X-ray images since both paleontological and archaeological objects (expectedly enough) typically don’t have any soft tissue left. Because of this, some of my conclusions are preliminary. One thing I can say for sure is that this skeleton is mix of disparate parts.
Wrist
Stanislav Drobyshevsky: The wrist X-ray (specifically, the palm) contains scapular cartilage (radius), diaphysis fragments of tubular bone and metacarpal bones (positioned backwards). The finger parts consist of metacarpal and metatarsal bones chaotically mixed with phalanges.
Josephine
X-ray of Josephine mummy
Stanislav Drobyshevsky: Josephine's skeleton is clearly constructed from random bone fragments. Most of the skull once belonged to a small mammal, with its facial area deliberately removed. The transverse ribs are composed from the tubular bones of a bird. Thigh bones (with propped lower ends) were used to represent humerus bones, while the actual humerus bones represent forearm bones. Tibia bones were replaced with Femur bones, while the shins are made from thigh bones. The wrists are most likely simulated with scaphoid and sphenoid bones (harvested from someone's foot). Finally, some of Josephine's phalanges are backwards.
X-ray of Josephine mummy
Aleksey Bondarev: It’s pretty difficult to identify many of the skeleton parts from the images I was given, mainly because I couldn’t see bony epiphysis in the samples. In a nutshell, those simply look like tubes with chewed-up endings. This might be because whoever created this fake mummy chose to use young animal (or children's) bones or maybe even deliberately remove the edges. One of the major problems the creators of these mummies must have faced was the inability to maintain symmetry as well as functional plausibility. Image 00 IMG_7324 seems to support this statement quite well! I was able to see the following blunders while going through it:
- A clearly dysfunctional attachment of the lower extremities to the pelvis section. Femur bones were replaced with shin bones while their upper parts rub against the lower edge of the pelvis. And there is no joint, so the poor soul would not have been able to move his legs! One can clearly see that the pseudo-femur bone (the one on the right in the image) had its edge cut or broken off. Moreover, there is no joint that would attach it to the pseudo-tibial bone (partly seen here). The other bone (the one on the left, which certainly belonged to a young animal) is not too bad, though, as you can at least see a part of its diaphysis (while the epiphysis is totally gone).
- If we examine the knees, we can see that one has some sort of kneecap emulation, while the other has none. Both pseudo-tibia bones have drastically different shapes to their upper edges. Again, the poor being would not only have wobbled due to his hip situation, but also limped quite badly.
- The right pseudo-humerus bone appears to have a severed edge as well.
- The forearm is made from a single bone that is impossible to identify as either a radius or ulna (at least I am not aware of any mammal species out there that will have such a bone in this specific section of its skeleton). It looks more like a tibia bone to me. Remarkably, both forearms were made from different bones as their shapes are significantly different.
- The mummy's wrists are completely random. Those are clearly non-functional. Animals usually have multiple bones in those locations (with some variations, depending on the group).
- The creators didn't even bother to emulate palms at all. The fingers are an utter mess. If we compare the left and the right hands, we can clearly see that the first pseudo-phalanges are connected differently in each hand (in the opposite direction, to be precise). It appears that this went unnoticed during the gluing process. Apparently, those guys couldn’t be bothered with such small blunders.
The skull shown as 00 IMG_7324 seems to have once belonged to a monkey (with a severed face section). It's a known trick that follows the Rhodope skull (Starchild) scenario. Google chimpanzee / ape / monkey skull x-ray for some good examples of this kind of fake.
Albert
X-ray of Albert mummy
Stanislav Drobyshevsky: Similar to Josephine, it is clear that Albert's skeleton is constructed using random bone fragments. Some small animal was used as a source for the skull. The forearms are made of tibia bones. The femoral bones with propped lower ends were used in place of humerus bones, while humerus bones were used as femoral bones (and again, those have propped ends). Finally, humerus bones are used yet again in place of shins but this time the source was a much younger animal (as demonstrated by their size).
X-ray of Albert mummy
Aleksey Bondarev: There are not many differences between this and the Josephine mummy (a similar technique was used to knock together both mummy fakes). Funnily enough, the phalanges are attached in the correct way. Well done, guys! While the severed skull was yet again sourced from a monkey, this time it is a much more feminine example, so it must have been a female originally. It would have been better to name this mummy Josephine, not Albert, and vice versa.
E.V.
E.V. mummy (right) and X-ray (left)
Stanislav Drobyshevsky: Once again, the skeleton is constructed out of random bone fragments. The X-rays clearly reveal this. If we take a closer look at the edges of both the arm and leg bones, we will see that those are broken off, so the parts don’t really fit together. The skull was most likely sourced from a small mammal (potentially, carnivorous). Tubular bones are used instead of cervical and thoracic vertebrae.
X-ray of E.V. mummy
Aleksey Bondarev: The poor creature's head is an area of particular interest. It appears to have been fashioned from some young animal's skull. Although it’s pretty hard to be sure based on the X-rays alone, so I won’t say I’m a hundred percent sure. The head in question is just impaled on its pseudo-spine. If we look closely at image 00 IMG_0149, it's pretty clear that the spine, arms and legs were imitated using tubular bones. Those are roughly chopped (all diaphyses are fractured) and don't have any functional joints whatsoever.
Victoria
X-ray of Victoria mummy
Stanislav Drobyshevsky: The skeleton is constructed from random bone fragments. Similar to the previous cases, all bones are simply jumbled together. However, it's pretty hard to identify each of the bones due to a bad X-ray angle.
Aleksey Bondarev: Materials provided for this specimen are quite dull in appearance (less presentable if compared to others). The construction principles are identical to the Josephine mummy: we have evidence of using broken bones throughout the build.
Conclusions:
Stanislav Drobyshevsky: Based on the condition of the bony epiphyses, it is obvious that the major part of bones used here came from children (different ages) and/or young animals.
Conclusion: These mummies are fakes. More than that, these were made from random bones by someone with a pretty poor grasp of human anatomy.
Aleksey Bondarev: We are dealing here with cheap skeleton imitations. I think the correct way to name them would be "puppets". These were fashioned using random bone fragments that aren’t easy to identify based solely on the X-rays available. It is highly unlikely that someone followed this approach to side-track the interested parties. It's just more convenient to cover all fragments with a thick layer of filler, while not being bothered by such trivial things as functional joints! The resulting skeletons simply cannot belong to any living being, because such a creature wouldn’t be able to function in any shape or form. Luckily, it’s still possible to identify the skulls (after subjecting them to a thorough clean, of course!).
Carbon dating results
Jaroslav Kuzmin: One of the supplied DNA samples appears to be incomplete/inconclusive (the Maria specimen). It does not look like a human bone.
The bone that belonged to the ”Wawita" sample can be dated to around 1300-1400 AD (circa the end of the pre-Columbian era). This particular individual was mostly consuming corn and sea food as their main rations. The bone collagen is in good condition.
It is evident that the Maria specimen is significantly older. My estimate would be that it’s from around 250-400 AD. It is still unclear what exactly we are dealing with here.
The fur extracted from the Wawita sample appears to be older (circa 890-1010 AD) than its bone. Why so? Most likely, the fur and the actual mummy don't have anything in common. Both come from different time periods.
And that's pretty much everything I can share with you on the subject. It's clear that the supplied material is ill-matched. I guess that one should think how to merge the supplied information within the archaeological context.
We think that no further comments are necessary here. We are dealing with a case of crude forgery. The evidence for this has been clearly laid out by our experts. A total lack of any archaeological context as well as the person who made the find being unwilling to reveal the original location of these objects further corroborate these conclusions.
＠KzUFO現象調査会