●前回に続いて、介良小型円盤と捕獲灰皿Kz-2との比較である。

姿形は介良小型円盤とKz-2灰皿は同一です。

 介良の小型円盤はこのタイプにシルバー塗装された物でしょうが、だからと言って介良事件そのものが中学生達の狂言だとは言い切れません。 この事件の詳細を調査すればする程その意味が判る筈です。中学生のイタズラだ!”と簡単に言う人は多いでしょうが、その前に原点の情報に無心に当たることが重要です。それがUFO現象の研究です。

現在の常識をベースにするのであれば、UFO(詳しく言えば空飛ぶ円盤)自体存在しません。まともに調査せず、人の書いたものを読んだだけの知識の中途半端な自称研究家に限って、簡単に”イタズラ”説を振り廻しています。当事者には随分失礼な話だと思います。

国会図書館でしか入手できないかも知れませんが、日本宇宙現象研究会の創刊号(1973年)、日本UFO研究会の11・12合併号(1973年)を参照する事をお薦めします。

 

 

 

*著作権上、画像の無断使用はご遠慮下さい。

 

今回捕獲したKz-2灰皿(介良事件の小型円盤と同サイズ)

 

 

 

 

 

捕獲された小型円盤の当事者によるスケッチ

 

 

 

 

 

捕獲された小型円盤の当事者によるスケッチ

 

 

 

 

 

立ち上がりの底部径は約10cmである。

 

 

 

 

頂部の直径測定:7cmで円周部には立ち上がりがあります。

 

 

 

 

ツバの長さ測定:約3.8cm

 

 

 

 

頂部の真ん中に埋めた様な円い跡がある⇒溶融金属を入れる鋳込み後、塞いだ跡⇒灰皿製作の決定的証拠。

 

 

 

 

 

 

裏蓋の厚み:平均4mm

 

 

 

 

 

 

 

円盤捕獲者・目撃者が語る更に核心的な証言:

下のスケッチを見て戴きたい、”鳥の部分が擦れて金のよう(色)に見えた”と記述がある。

シルバー塗装の素地である黄銅の金色が見えているという風に理解できる。

 

 

 

 

 

 

ネットに見るKz-2と同様な灰皿:

ネット検索すると下の画像が出てきますが、Kz-2灰皿とは別物です。

裏の模様は似ていますが、鳥の微妙な形とか、四角い開口部からの離れ寸法とか、他に四角い開口部の全体に対する比率とか材質が違います。

製造者が同じという可能性は高いと思いますが、鋳型が違うのでしょう。

 しかし、重要な共通点があります。

それは、左側の鳥に絡む”竹箒”の様な図柄が無い事です。これは重要なヒントになります。

この事については、次回以降仮説を唱えます。

 

上の画像掲載に著作権上問題ある場合は連絡ください、削除します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*介良事件当事者のスケッチと、Kz-2灰皿との相違点は次回その4.にて・・・・・・・・

 

 

 

 

@Kz.UFO現象調査会