●古典的な円盤写真としてUFO文献にはよく取り上げられていますが、Rhodesフォトという写真が7月7日に撮影されています。

6月24日ケネス・アーノルドの円盤目撃直後の、よく似た円盤を撮影したという事で興味深いものです。

当時の米空軍ライト・フィールド空軍基地は入念に調査しておりフェイクと断定されたことは無い円盤写真です。

そして、その直前の7月4日には隣のニューメキシコ州ロズウェルで円盤が墜落したという歴史的な大事件が発生しています。

フェニックスとロズウェルは地図を見て戴ければ判りますが、緯度が近似しています。

 

 

アーノルドの円盤目撃を記念して作成されたフィギュア

 

 

 

 

 

ケネス・アーノルドと目撃した円盤

 

 

 

 

 

アーノルドの目撃報告

 

 

 

 

 

●この目撃は1947年7月7日、目撃・撮影者はWilliam A.Rhodes(2007年死亡)、アマチュア天文家、電子技術者、発明家であるが、北東から出現した円盤は3回ほど旋回して60秒程で西へ消えている。

その間620ボックス・カメラで2枚の写真が撮られている。

 

 

円盤の飛行する最低点は2000フィート程度、直径は20~30フィートと推測されている。

 

 

 

 

飛行中は無音であり、円盤中央部には穴が開いており、中央にコックピットの様なものが認められた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

靴の踵の様な形状

 

 

 

 

 

1947年7月9日  The Arizona Republic紙

 

 

 

 

 

 

 

 

オハイオ州ライトフィールド空軍司令部航空資材部隊のLewis C.Gustによる報告書

撮影された写真の分析を行っており、目撃の情況や写真は乳剤の欠陥や現像不足によるものはないと認めている。

 

 

 

 

 

1948年5/5~5/8の間に、James C.Beam中佐とAlfred C.Loedding(プロジェクト・サインの上級民間科学者)がRhodesを訪問しインタビューしている。

二人の訪問を受けた後に、RhodesがライトフィールドのMcCoy大佐に宛てた詳細な報告書が上掲の文書である。

彼は円盤が向きを変えた際、後縁全体に一つの大きな開口部又は通気口の様に見えるものを観察していおり、ここは重要な所である。

空軍のFBIの様な組織であるOSI(Air Force of Special Investigation)から派遣されたThomas F.Doyleは、Rhodesの身辺調査、信用調査を徹底的に行い報告書を提出しているが、特に問題となる様なものは見つかっていない。

 

 

 

 

 

プロジェクト・グラッジの記録には右下に、”Prob  Hoax”、”多分嘘”と手書きされているが、理由は不明である。

 

 

 

 

Kz.UFO現象調査会