今回はあの介良小型円盤(?)と共通性を持つ灰皿(Kz-1)について検証してみましょう。

 

1. 底面にある謎の文様、”青海波

 介良の円盤は底面の丸い蓋部分に”青海波と千鳥”文様がありますが、この灰皿はツバの表部分全面と丸い内蓋の面に”青海波”のみ刻まれています。

これに千鳥文様が加わっていれば面白いものになったのですが、それも遠くない将来発見されるのではないでしょうか。

 

 

 

 Kz.-1灰皿:鋳物製 灰皿 内蓋リバーシブル型 (Kz.UFO 所蔵) *画像の無断使用を禁止します。

少年のスケッチによれば、波の模様は”4つの輪で一つ”となっています。この灰皿の文様も”4つの輪で一つ”なっています。

 

 

 

 

 

目撃者の少年が描いたスケッチ ”青海波と千鳥”文様

 

 

 

2. 寸法の比較:

① 直径: 介良円盤18.2cm、Kz-1灰皿直径19.3cmほぼ同径と言っても言いでしょう。

② ドーム部の直径:介良円盤10cm、Kz-1灰皿10cm 同径です。

③ 重量:介良円盤1.3Kg、Kz-1灰皿1.1Kg。(高さの違いによるのでほぼ同類)

 高さ:介良円盤7cm、Kz-1灰皿5cm.。

 

 

 

3. ドーム頂部の埋め跡について:

 考察1.に於いて頂部の埋め跡は溶融金属を流し込む”鋳込み”後の埋め跡ではないかと推理したが、Kz-1灰皿にも同様な埋め跡がはっきりと見られる。

 

 

 

 

 

Kz.-1灰皿

 

 

 

 

 

レプリカ(林モデル2代目)頂部の埋め戻し跡(実際は真円ではない。)

 

 

 

 

介良の円盤にも頂部に”埋め戻し跡”があります。(考察1.参照)

実際はこの様な真円ではありません。

 

 

 

 

少年のスケッチにある、”何か埋め込んだ跡のようなもの”:高度なUAV(UFO)としては、この様な雑な製造はあり得ないでしょう。

 

 

 

 

参考:初代介良円盤レプリカ(林モデル)

 

 

 

4.  内蓋と本体のかみ合わせ

 

Kz.-1灰皿

介良の円盤と同じような蓋のかみ合わせ部の突起(爪)、この灰皿は3箇所。

介良の円盤は爪が4箇所であるが、もう1カ所は他よりも長く丁番の役割をしている部分と思われる。

Kz-1灰皿は丁番式ではないので、3箇所になっているのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

介良レプリカ(林モデル):丁番の役割をしていると推測する他より長い爪と、残り3箇所の爪、計4箇所

 

 

 

5. 3つの突起の謎

 

内蓋の引っ掛け部3箇所が、そのまま表の3個の突起になっている。

 

 

 

拡大画像

 

 

 

 

Kz-1灰皿は3個の突起:120°の配置ではない

介良の円盤の3個の突起は120°配置とスケッチされているので、内蓋の引っ掛け部との関連性を疑わなかったが、実は120°配置の突起ではなくKz-1灰皿と同様な配置と勘違いしている可能性もあるだろう。

介良円盤の長めの引っ掛け部は丁番になっているため、表の突起が出ていないと考えられないだろうか。

 

 

 

Kz-1灰皿の3個の突起は120°配置にはなっていない⇒介良円盤も同様な角度の配置ではないかという疑問有り。

 

 

 

 

6. ツバの内側の傾斜とザラザラの表面

 

考察その1.でも紹介しているが、介良円盤の底面のツバ(スカート)の内側部分はフラットではなく傾斜しているという目撃者のスケッチがある。

Kz-1灰皿は画像を見れば判るが、外側は膨らみをもった傾斜になっており、内側も少し傾斜していてフラットではない。

介良円盤とイコールである。

 

介良円盤のスケッチ

 

 

 

 

 

 

 

 

Kz-1灰皿のツバ部分(内側も少し傾斜している)

Kz-1灰皿の表面はザラザラしている。少年の報告にも、”表面はザラザラした金属的な感じがする”と言う表現がある。

 

 

 

 

7. 製造者は誰か?

Kz-1灰皿の製造者は化粧箱に墨書きされているので明解になっている。これだけ類似性のある灰皿であれば、介良も同じ製造者と考えても不思議ではないだろう。

現在までに判明しているのは、Kz-1灰皿は昭和30年代の製造、介良事件は昭和47年、この製造者は昭和50年頃に合併してその後不明という事だが、今後も継続の追跡調査は行っていく予定である。

 

化粧木箱に収納されているKz-1灰皿(製造業者や由来は箱に墨書き有り)

裏蓋の中には、”電子部品”を組み込むだけの十分なスペースがあります。この”電子部品”が指令を受ける”受信部”になるものと推察します。

 

 

 

 

* 今後も介良小型円盤に相似の灰皿が出現すると思いますが、”介良小型円盤捕獲事件”の少年たちの体験・ストーリー自体は否定しません。 彼らは正直に見たまま、体験したままを語ったのだと思います。

 

その不思議な現象は、彼らの体験した苦悩そのものではないのでしょうか?

 

  その6.に続く・・・・・・

 

 

@Kz.UFO現象調査会