● この事件にはあのUFOについての著書も多い、科学者Jacques Vallee(日本ではジャック・ヴァレー)も関心を持ち、1964年11月13日付の手紙をShrumに送っている。
Valleeは事件についての関心を示し、情報の提供を求めている。
● コンドン・プロジェクト(コロラド大学のコンドン博士をトップとするUFOの科学的研究)に携わったRoy Craig博士(専門は物理化学)は、1995年に”UFOs An Insider’s View of The Official Quest For Evidence”という調査の記録を出版している。Craigは精力的に各地に赴き、UbatubaやFalcon Lakeの調査も行っている。裏表紙に掲載されている彼の写真はWinnipeg、CanadaのFalcon Lakeの現地調査の際のものである。この著書の中には今回のCisco Grove事件も取り上げられている。
University of North Texas Press 発行(蔵書) 276ページ
コンドン・プロジェクト参加の際のIDカード
”Robots At Cisco Grove”というタイトルで、2ページに亘る記述がある。
上段に空軍~コロラド・プロジェクトへ渡った折れた矢の写真がある。
彼はプロジェクト・ブルーブックから受領した曲がった矢は、固いものに当たってというよりも、サイドからの打撃によるものと考えている。
矢のチップに付着する物の存在が無いため、付着部の材料の分析からロボットを分析するという事はできなかったとしている。
Craigはこの事件については比較的冷めた見方をしている。
●Shrumのその後
Shrumはディスプレイ用として事件当時と同じものを自宅に飾っている。
当時のオリジナルの矢は長年の間に紛失してしまっている。
弓矢と水筒
事件当時使用していた弓と水筒を持つShrum(2005年撮影)
Shrumは”Aliens In The Forest”の著者であるRuben Uriarteとのインタビュー(2005年)の際、こう語っている。
”私は勝った!奴らは私を連れていけなかった。”
●Shrumの同僚であり一緒にハンティングに出かけた、Vincent A.Alvarez(現在は故人)は、NICAPの中心的な調査員のPaul Cernyに
レターを出しShrumのその人柄を保証している。
NICAP調査員のCernyに宛てたVincent直筆のレター
最後にVinceの署名有り
これが後にタイピングされたレターである。
●Cisco Grove事件を最も精力的に調査したNICAPのTed BloecherとPaul Cernyは、1968年9月25日に、”Bow And Arrow Case”というタイトルで報告書を発行している(ブログに前出)が、IUR(International UFO Reporter:J.Allen Hynek Center For UFO Studies)が1995年Winter号(Vol20,No.5)として掲載している。
ヒューマノイド2種のスケッチが表紙
@Kz.UFO現象調査会










