5/20、ZARDの“眠り”や“ My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜”などの撮影地として知られるジャルダンデルテ。


そんな素敵な場でアコースティックライブの機会を与えて頂きました。

主催者の方、関係者の皆様、ジャルダンデルテ様、一緒に歌って下さった皆様、本当にありがとうございました。

実はこの出演のお話は2020年に一度頂いており、コロナ禍だった事や、私たち側も様々な事情があり、3年越しの実現だったのですよね。

こうして叶えることができて、本当に嬉しいです!!


また、演奏前日(というか日付変わって2時ごろだから、実際は会場入りの12時間前‼︎驚)に音響設定が危険な事に気づき、全システムを指示して設定までやってくれたZESTのBass兼BackSide MapsのJUN、彼がいなければ会場で音が出ませんでしたよ💦

設営のみして去っていく、という申し訳ない状況でしたが、心から感謝申し上げます…

※本当は弾きたかったし参加したかったし見たかったはず!!


これまで私たちは何度もライブはやって来ていますが、あくまでそれは音楽の場での演奏で、ここは坂井泉水さんを偲ぶ会。

何と言ったら良いのか、言葉が思いつかないのですけど、簡単に歌ってはいけないような、演奏をしてはいけないようなそんな思いと、そして未だにZARD坂井泉水さんの現実がよく理解できていない、現実から逃げ続ける私にとっては、気持ちが混乱する場(前ブログ参照)でもあり、プレイヤーというよりZARDファンの皆さんと会える場でもあり。



改めてそのような場で演奏を経験させていただき恐縮な思いと、そして勉強にもなりました。



ちょうど4月から私が声帯炎になってしまい、一度ある程度快方に向かっていたものの、直前の2,3日は、とても人様に聞かせられるような声ではなく、せめて選曲を変えた方がいい、歌うのやめた方がいい、と強く言われるほどの状態でした。

4月を越え、5月になってもどんな治療に耐えても治らない声に対して、想像を絶する落ち込み方をし、時々とんでもない発想をしては、いつもの如く周りに諭されるのでした…


そして迎えた本番。

ZARDマジックが起こったのか、これまで20分でも歌うのが怖かった私は、声枯れはしてしまったものの1時間以上も歌い続ける事ができたのです驚

(予定時間オーバーすみません涙)



※アメブロって1分動画なんですよね💦

もともとショートだったのですが途中で切れてしまったー!


そもそも1時間になってしまったのも、予想外に前ブログで書いたSeason現象が起こってしまったこと、考えていたMCも、昨日テレビで大黒摩季さんが坂井さんと…涙、とテレビテレビテレビー涙!!と言い出してしまい、これまた遠藤翔馬氏に、和さん今は違うでしょ、と止められるという…


私、元々テレビ見ませんからね💦

でも、大黒摩季、ZARD坂井泉水、コーラス、と書いてあったらどうしても気になって。

私の性格を知る人には、見ない方がいい、と言われたのですが、しっかり見てしまった…。


仮歌アーティストが、本番ではそのアーティストのコーラスに入る。

このやり方は、現在のBackSide Mapsでも使っています。

5/28にリリース予定のIZUMIRTさんのMy Loveも私が仮歌とコーラス担当です。

当時、私もBeingのあの近しい場にいたこともあり、そして現在の自分の活動、言動を省みたりと、心が忙しくなってしまった前日ではありました。


結果、MCで、テレビがー涙…と言い続ける事になるのですが…汗


そして、曲数も増やし過ぎました。。

この2人のアコースティックだと全曲OKなので、選び切れないんですよね汗

リハも、合わせる事よりも、選曲して尺を決めて、アレンジポイントを確認して、がメイン。

加えて私が声帯炎だったため、声はあまり使えず、ぶっつけ本番のように。

ZARDが好きだから、という理由で自由過ぎるので、もし次回があれば、もっともっと丁寧な演奏にしたいし、少し曲数を考えよう、と固く誓った、遠藤翔馬&和でした。



改めて、音響環境設定に対して、気にしない方ならそのまま出来たものを新しく設置させて頂いたり、変な所で気難しくなる?私の当日の過ごし方の相談をさせて頂いたり(歌う前のいろんな時間の使い方があるのです…)、素敵な控室をご案内くださったり、書き切れないほどお世話になった主催者様、関係者の皆様、本当にありがとうございます。




ジャルダンデルテのアコースティックライブ。


画像:いたろーさん撮影




13,4曲のセットリストの1曲目ということで、seasonを選んだ私。
これ、私だけではないと思うのですけど、アルバムの2曲目って神曲多くないですか?

あのピアノのイントロで、パッと色んな光景が浮かぶはず!そんな思いで、アコースティックライブの先頭に持ってきました。
元々この曲は最初に聴いたときから大好きで、当時メールアドレスとかにもしてたわたし笑

ライブをやる際、バンドでもアコースティックでも、1曲目は、そのイントロで空気を変えられるか、Aメロの入りでもう少し聴こうと思ってもらえるかを基準に選ぶことが多いです。

そんな訳でseasonにしたのですけど。

2番から歌えなかったんですよーーー涙‼️
こんなの初めてですよ…
何を歌おうとしても涙が出てきてしまい、一生懸命に隣のピアノの指を追って平静を保とうとするんだけれど、それができない。

会場では、少し斜め向きに立っていた私の正面は、坂井泉水さんのパネル写真。

その姿を目にしながら、

記念のアルバム今でも時々は開いて見るけど
※私の脳内変換※
あの頃何度も聴いて歌い続けたZARDのアルバム、わたし今でも変わらず聴いてるし歌ってるけど

薄れゆく君への憧れに
※私の脳内変換※
私はずっと貴方に憧れ貴方の後ろで歌えるようになりたい、と過ごしてきたのに、なんでここで今、坂井泉水さんを偲ぶ会で歌ってるんだろう??偲ぶということは貴方はもういないのでしょうか。
またいつものようにどこかでレコーディングしてるんですよね?
薄れる、というか、見えない
…どこ?

青春の意味を知らされた
※私の脳内変換※
あれだけ走っていた夢もこうしていつかはなくなってしまうのが運命や人生というものだとしたらなんて残酷なんだろう…

切なくて淡い夢を抱き輝いた景色には帰れない
※私の脳内変換※
そもそも歌うことが叶う人はほんの一握りすらいない、という現実を目の前で見ながらも、一生懸命歌う事を続けていたけれど、貴方がもういない、だからもう昔と今は違うんだけど、今でもそれがよくわからない
あの頃の気持ちに帰れないのは確かなんだよね…

言えなくて唇噛んだseason
心に刻み込んで
※私の脳内変換※
最後まで近づくことも何かを伝える事もできなかった存在である私にとっての貴方も、きっと計り知れない葛藤を抱えて、でもそれでも絶対に前を見て生きようとしてたはずなのですよね

…と、思ってしまったんですね。

加えて、この曲を坂井さんが書いた頃、自身の青春を思い出しながら書いたのかな、とか色々考えるともう歌えなくて。

きっと歌詞の解釈が足りないからこうなる現象が起こる。

聴く時は良いけど、歌う時は自分の個人的な思いをリンクさせることを第一にしない。
気持ちを込めたり、共感して歌うのではなくて、そのシーンをどう表現するのか、が最優先。
気持ちはその後でもあり、根底でもあるから、混ぜ加減は間違ってはいけない。

まだまだ。
もっとこの世界観は研究出来るはずだから。

ちゃんと歌ってよ、私ー!


もうめちゃくちゃ勇気を出してのフルバージョンです(`・ω・´)‼️

ZEST16年目にして初めてのノーカット。


至らない所は多々あり、迷いに迷ったのですが、大切な思い出として残せたら、と思い公開に至りました。

※どの曲が何分から始まるかは概要欄に記載しております✍️


カットするとかしないとか何度もよぎったけど、この撮影をして下さったアキ様はもちろんの事、沢山の方に支えられて当日を迎えたのでそのまま全て残す事にしました。

ZESTの和さんと普段の私は別物で、決して作ってる訳ではないんだけど、なんとなく本来の自分自身じゃなくて、周りのみんなが何とか支えてくれて、強く立ってるような感覚なんですよね…💦


改めて、ありがとうございました✨


またお会いできたら嬉しいです!



無期限活動休止(=解散のようなもの)から一転、突然活動を再開したZESTですが、復活しようかな?…する?という所から、2/26のライブ当日まで、あまりにも短い期間を走り抜けたので、記憶があっちこっちに散乱しております。


ZESTで歌うことはずーっと断ってた。

自信がないから。

でも小さなきっかけがどんどん繋がり、今回のトリフェスの出演に至ったのだけど。

たどり着くまでが、もうドラマ…。

でも、書けません(´・ω・)苦笑

途中からどんどん増えてく荷物が重くて、投げ出したくなる事は何度もありました。

けれど、周りはどんどん動いていて、重いままずっとずるずる引きずって、最後はそれを引きちぎるぐらいに振り切って、当日を迎えました。



ライブに出る、と決めて思ったのは、まず、今回はブランクもあったので、一からやり直しー!という思考。



筋トレからね、筋トレ!!



体力がないと勿論歌えないし、私は歌うと貧血気味になるので、敢えて苦しいワークアウトをセレクト。

すんごい苦しい時でもやめられないし、トレーナーがついてるから、辛くて呼吸が浅い時も笑顔で、きついですねー🎶という


…ボーカルのピンチの時に役に立ちそうじゃないですかね、これ(`・ω・´)⁉️


敢えて滝に打たれに行け、の精神で、本番まで集中して約2ヶ月、仕事の合間を縫って通いました。




そしたら、副産物も( ・∇・)


以下、2枚の画像は、体重は同じ、衣装もジャケットは同じです。

※上は2020年、下は今回の2023年




ちょっとだけ引き締まってませんか(*☻-☻*)



そして、筋肉痛のまま、ほぼ毎日歌の練習。

20分間だから毎日できたけど、これかつてのワンマンだと毎日やってたら寝る時間ないですね…

当初の目標は、20分歌い切れたら今回は100点、だったのに、2,3週間で20分は歌い切れるようになり、そうなると今度は細かいところが気になる気になる気になる…




こんな下手だったんか…わたし…



DTMは休みなくやってきましたが、レコーディングなら何度も録り直せますし、色んなプラグインで綺麗に仕上げることも出来ますからね…

それに比べて、生歌の怖い事怖い事…

なんとか習得した歌い方がほんの0.5秒で過ぎ、失敗したら二度と戻ってこない。

この繋がりで一曲ができてるので、常に恐る恐るやってる感じでした。


他にも書き切れないぐらい色んなことをしたのですが、筋トレと、とにかく歌い切るというシミュレーションをストイックに続けた結果!!



直前まで余裕だったのに、本番数秒前に、緊張と貧血で舞台裏から逃走🏃‍♀️


セッティング終わりそうなのにボーカルでてきません


一生懸命、音楽仲間や友人が言ってくれた“大丈夫”を思い出すのですが、一向に落ち着かない私の動悸。。。

でも遅らせる訳にはいかないので、まずステージに一歩…👣


更に数歩いくとメンバーが。

敢えて堂々と歩いてみたら治るかな?と思ったので普通に行くと、もちろん放心状態の私に周りには運良く気づかれず、

(周りを不安にさせたくない…)



そういえば、頂いたお花ステージに置くって言ってなかった?



とJUNから声掛け。



おお✨✨今の私の癒しはこれだ!!💐


そして、私の取った行動は、既にセッティングが終わり、ピアノの前に座って演奏を待つ準備バッチリ姿なえんちゃんに、



和:

ねぇ…が…楽屋から…お花を…もってきて…


えんちゃん:

えええ⁉️いまですか⁉️⁉️

(と、言いながらすぐに走るえんちゃん)…



えんちゃん、すまん。



取りに行ってもらってるのだから、自分のセッティングをすればいいものを、何とか平静を取り戻したい私は、もう一度舞台裏に下がり、一緒にお花を取りに。


そして、えんちゃんがダッシュで持ってきてくれたピンクの可愛いお花を抱えて、何事もなかったかのようにマイクスタンドの前へGo!


なかなか止まらない動悸の中、ギターが始まり、コーラスが入り、ドラムが始まり…



もう歌うしか選択肢はございません


ただ、こういった事態を予測して静かな歌い始まりの曲を一曲目にしていたのもあり、最初の数分は、これ、私の歌い方じゃない、という感覚はあったものの、段々平常になっていきました…安堵

スタンドだと声に力が上手く入らないので、ハンドマイクに変えたりと挙動不審なシーンも。。

けれど、先に書いたように、どんどんやりたい事が過ぎていってあっという間の20分。

こうしたかった、ああしたかった、ここはこうで…と思う事は山ほどあります。


実際の現場はこちらです💁‍♀️

※1分しか貼れないアメブロー💦



今回は、ギターをクローズアップしたもの、サックスをフューチャーしたもの、各メンバーソロを聴いてもらうもの、と歌物でありつつも、演奏が目立つような展開をバンマスのJUNが心掛けて、アレンジを頑張っていました。

万が一、私が歌えなくても、演奏とコーラスでも十分楽しんでもらえるように。


また、今回は初めての生SAXに、動画でも共演してる山中奈保さんを。


※いたろーさん撮影※転載は不可🙅‍♀️


SAXの周波数と人の歌声はとても似ている、と昔々教えてくれたなほさん。

ので、SAXソロのあとに歌の場合、なんだか同じシンパシーを感じて入りそびれそうになるんですよね👀

一緒に歌ってる感じなのですが、私の動揺して当たらない音(普段から苦笑)と、温かみがありつつも切ないなほさんのサックスは、明らかに私が全体の音の足を引っ張ってしまいました(´Д` )大反省



本番はこんな感じでしたが、前泊したメンバーと合流して軽く前夜祭をしたり、朝早めだったサウンドチェックから、これまでずっとお世話になってきたスタッフの方に入って頂いたり、空き時間の6時間何しようか〜?なんて言ってたのが、意外とみんなで過ごしていてあっという間だったり。


全公演終演後のステージ。


帰宅する私たち。


お差し入れをありがとうございます💙


演奏前にアルコールを注入することに驚き💦


わかりづらいけど、めちゃくちゃ似てるニットで本番まで過ごしましたー!


今回のコーラスサポート:ちょっとヤンキー化してるれいこ様…笑

本番でれいこさんが来てたZESTシャツは私のなんです🎶


※横山さん撮影※緊張背負ってますわたし


ヘアメイク後!




たのしかったです✨



私は会社の規定内の距離にいたので、翌日も川崎でワーケーション💻

帰りのグリーン車でも仕事〜



一気に迫り来る現実…笑



次にどこかでお会いできる時はあるでしょうか。

その時はまた是非よろしくお願いします。




お世話になった沢山の皆様、本当にありがとうございます✨