9月29日に父がガンで亡くなりました。
父を通して体験してきたことを振り返りながら、オススメしておきたいことを綴っていきたいと思います。
父は、6月29日に腹部の痛みを訴え、そのまま緊急入院となりました。
今思えば、この日に撮ったCTを見て、医師はガン末期をわかっていたのだと思います。
7月の時点ではまだ自分でスタスタ歩けていて、まさか3ヶ月で亡くなるなんて思ってもみませんでした。
2週間ほど入院した後、一時退院し、何度か通院に付き添った時も自分でタクシーに乗り、病院内も自分で歩き、しっかり先生の話も聞いて、ワタシと口ゲンカするほど元気でした。
8月2日、救急車で運ばれ、再入院&緊急手術となりました。↓
7月の時点では抗がん剤治療をしていく予定になっていましたが、父の体は抗がん剤を受ける体力も残っていませんでした。
8月の緊急手術は、大腸の手術でした。
(ガン治療の為の手術ではありません)
手術が終わったのは夜中でした。
妹と付き添ったのですが、この時、入れておいて助かったのはタクシーGoのアプリです。
昼間なら病院前に必ずタクシーがいますが、夜中には一台もいません。
このアプリはその後、病院から緊急呼び出しがかかる度に助かりました。
まだ利用されたことのない方は、アプリを入れておかれることをオススメします。
その際、使ってる人から紹介してもらった方が、クーポンがもらえてお得です。
すぐに使えるように、設定方法なども練習してみてくださいね。
車がある方なら問題ありませんが、ウチは車を手放したので、必要な時のみ、タクシーやタイムズカーを利用しています。
タイムズのカーシェアに登録しておくと、必要な時にさっと借りれて便利です。
ただ、我が家は大阪なのでタクシーもすぐに来ますし、タイムズも沢山あるのですが、都会から離れるとなかなかタクシーもきません。
なので、参考程度に…
そして、強くオススメしておきたいのが、がん保険と医療保険への加入です。
保険は健康なうちにしか入れません。
最近は、持病があっても入れる保険なども充実していますが、保険料が高いです。
若いうちに終身の保障で加入しておくことをオススメします。
出来れば子供も。
幸い父は、アフラックのがん保険に加入していました。
ワタシが20歳の頃に加入して、両親と妹にも勧めた保険なのですが、最期にとても役に立つこととなりました。✨
きっとスピリチュアル的に視ると、ワタシが勧めた所からシナリオ通りだったんだとは思いますが…
ワタシ達が加入している昔のガン保険は、ガンで入院すると1日15000円が無制限にでる保障です。
他に診断給付金などなど。
1日15000円の入院保障は非常に助かります。🙏
父は、手術や抗がん剤治療も受けれない状態で、緩和病棟のある病院へ転院しなければなりませんでした。
面会が自由にできる湯川胃腸病院のホスピスを希望していて、面談の日まで決まっていました。
湯川胃腸病院のホスピスは完全個室なので、部屋代が1日1万円かかるそうです。
部屋代だけでも月に30万です。
その他に、医療費、食事代、オムツ代、タオルや部屋着を借りればレンタル代などがかかります。
年金暮らしの両親なので、余裕のある生活ではありません。
父の医療費だけでなく、母の生活費もかかってくるわけです。
ワタシは、いつまで続くかわからない医療費に頭が真っ白になりましたが、ガン保険があると思うとホスピスへの転院を決断できました。
ちなみに病院の相談員からは、月に30万以上かかるホスピスよりも、介護施設に入って訪問診療を受けた方が安い (それでも月20万〜)と勧められたのですが断りました。
なぜならがん保険は、ホスピスなら保障の対象ですが、介護施設は対象外だからです。
なので、がん保険に加入されている方は、転院する先を選ぶ際、ご注意くださいね。
そして父は、がん保険の他に医療保険にも加入していました。
最近の医療保険は、60日型が主流になってきています。
入院が短期になってきているからだそうですが、ワタシは60日型はオススメしません。
できれば120日型以上を選ばれることをオススメします。
120日型にしたところで、保険料がそんなに上がるわけではありませんので…
医療保険でも、がんなど三大疾病時や八大疾病時には無制限で入院費がでる特約がある保険もありますので、その特約は付けておかれることをオススメします。
ワタシ自身、医療保険に関しては昔に加入した保険をずっと持っていたのですが、今回父の入院を機に見直し、8大疾病無制限の特約のある医療保険に加入し直しました。
ちなみにワタシが加入したのは、メディケア生命の医療保険120日型です。
ひとまず、がん保険と医療保険に関することを綴ってみました。
続きます。