ゾンビ・ガール | 今日も映画馬鹿。

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映画あれこれ。ときどき音楽。たまに戯言。おまけに麺。






ジョー・ダンテ監督

11年ぶりの日本劇場公開作


・・・といっても

通常枠のロードショー公開ではありませんが・・・



ゾンビ・ガール
BURYING THE EX



 を観て来ました。




















今年も

"シッチェス映画祭"ファンタスティック・セレクション2015

枠での上映作品は、

これ一本しか観られませんでした。

て云うか、本作も上映最終日に無理クリ都合付けてギリギリで観て来ました。










交通事故で死んでしまった付き合っていた彼女が、

図らずもデーモンフィギュアに届いていた願いが効いて

ゾンビとなり墓場から復活し

同棲していたアパートに帰って来たことから捲き起こる騒動を

アントン・イェルチン演じる彼氏であるマックスの憂鬱を絡めて描く

ジョー・ダンテらしいBはたまたC級炸裂のホラー・コメディです。









このゾンビ彼女のエヴリンが生前に

思いっきり勘違いエコフェチで菜食主義者だったのが、

強烈な"肉食系"に変化するギャップが愉快に作用します。



ゾンビ化直前にマックスエヴリンと別れようと目論んでいた矢先に出会う

オリヴィアアレクサンドラ・ダダリオ )が

マックス
と同様のホラー映画マニアである事から繰り出される

数々の映画ネタが笑わせます。








アレクサンドラ・ダダリオを起用した故の・・・






ナイスバディのお約束なサービスショットもきちんと盛り込み

後半のバトルシーンの展開も含め

欠かせない常連のディック・ミラーも登場させるし

観客が求めるものをしっかり網羅しているのは流石です。



しかしながら

ジョー・ダンテ監督は、まだ68歳。

失礼ながら、この程度の小品では寂し過ぎます。

なんでこんな寡作な監督さんになってしまったのかは分かりません。

そこには、色々な大人の事情があるのかも知れませんが、

もっとジョー・ダンテ監督の新作をちゃんと映画館で観たいです。



余談ですが、

同じ感じでジョン・バダム監督とかピーター・ハイアムズ監督とかも

晩年は、寂しくなってしまったのが残念でなりません・・・。




















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