英語が苦手なインドの主婦が、
たまたま滞在する事になったニューヨークで
英会話教室に通い一念発起するサクセス・ストーリー
マダム・イン・ニューヨーク
ENGLISH VINGLISH
を観て来ました。
一昨年の「 ロボット 」のスマッシュヒット以降、
確実に日本で公開されるインド映画が増えたのは嬉しい限りです。
この作品も唐突ではなく歌って踊るシーンが含まれますが実に的確な構成の娯楽作です。
この作品もミニシアター枠での公開ながら2ヶ月を越えるロングランになっています。
エリートサラリーマンの夫や名門校に通う長女に
英語が喋れない事をあからさまにバカにされ続け心の中で深く悲しんでいる
料理の腕は抜群の主婦 シャシ( シュリーデヴィ )が
ニューヨークに住む姪っ子の結婚式の準備を手伝うため家族より先に一人で渡米し
密かに英会話教室に通い始め一念発起する物語です。
インドで多くの映画に出演しているらしい女優 シュリーデヴィ
しかし、いつもながらインドの女優さんは彫りが深く美しいです。
英会話教室の講師と多国籍軍の仲間の生徒たちとの交流
生徒仲間のシェフを目指すフランス人男性との淡い恋模様
そして離れていた家族との絆の再生
若干ベタ過ぎる感じもありますが
それでもクライマックスの展開はジンワリ温かい余韻を残します。
残念なのは予告編で、その後半の見せ場の流れが予測できてしまうことです。
最近の配慮がないネタバレ予告編の暗躍には辟易してしまいます。
※ 注意!後半の見せ場の展開が読めてしまう予告編です ...