今、モスクワからです。
モスクワは夜の10時になっても暗くなりません。
建物、料理、演奏、人格、すべてに大味。
特に「赤の広場」は、ハウステンボスかと見間違うばかりの色彩と巨大さで
まるでテーマパークの装いです。
しかし、若い女性に限っていえば、
美人とデカい人ばかり。
スラブ系はとにかくきれい!
これがなんで、20歳を過ぎると、どどっと太るのでしょう?
多分、人間の進化論として、寒さに対応しているのかも。
街で英語は全く通じません。
地下鉄の表示さえも、ヨーロッパ式のアルファベットはありません。
これならもう少しロシア語を勉強してくりゃ良かった!
今回の旅は、
モスクワ映画祭に招かれて、
そのなかのメインイベント「黒澤明シンポジウム」に参加するために来ています。
本日は「デルス・ウザーラ」のメーキングと本編の上映があって、
その前にロシア人の前で挨拶をさせられました。
明日は「八月の狂詩曲」の前に挨拶です。
今度、日本で「黒澤明と早坂文雄」の映画を製作すると言ったら
(西村の著書が原作、西村はシナリオも執筆予定)、
映画祭のディレクター(総括責任者)のキリル・ラズロゴフさんが、
「完成したら、モスクワ映画祭にもってこい」と言ってくれました。
本番は21日で、この日、
世界のいろいろの参加者が、黒澤明についての講演をします。
私の順番は最初で、普通より長く講演していいそうです。
「音と映像の対位法」について述べるつもり。
大学の卒論の頃から強調してきた論理が世界に通じるか、
精一杯のレクチャーをしてきます。
着いた早々、昨日はボリショイ劇場で「トスカ」を、
今日はスタニスラフスキー記念音楽劇場で「ルチア」を見てきました。
時差ぼけで眠たかったのですが、後者は傑作。
このオペラ劇場は知りませんでしたが、
穴場的な存在になるでしょう。
拍手が鳴り止みませんでした。
明日は、チャイコフスキーが晩年に住んで、
悲愴交響曲を書いた郊外の家に行ってくるつもりです。
モスクワは、まさに文化の都!
