5/2~4 ヴァラーナス | 女ひとり、ちびカズの地球ぐる~り…

女ひとり、ちびカズの地球ぐる~り…

海外ひとり旅は初めてだったけど、地球をぐる~っと見てきました!
(2010.04.01~2011.10.13)&帰国後日記…

5/2
バスは5時半頃にバラナシに着いた。
インドはまだ相場もよくわかないし、女一人は不安

だったので、一緒のバスだったチェコのカップルに

をかけ、一緒にホテルまで同行させてもらった。
お互い宿は決めてなかったが、ハネムーンで来た

という彼らはガンガーの見える安いホテルがいいと

言っていた。
私達はオートリクシャーで数件見て周った。
正直言ってインドの安宿は汚い…

ホットシャワーは暑いから出なくてもいいが、
ベットがダニに刺されるんじゃないと思えるような所が

多い。
結局、汚いが3件目位で疲れもあって決めた。
Rs300だったがHarishchndraGhata(ガンガーの火葬場)

のすぐ裏のGangesTopというホテルで立地としては

悪くなかった。(でも夕方は隣の寺でお経みたいのが

3時間位流れて超うるさいです…)


私はこの金額でこの汚さは納得が行かなくて、

すぐに

明日は泊まる事に決めた。
シャワー(水のみ)とトイレはシェアだけど、窓からは

ガンガーが見える。
綺麗とは言えないけど、Rs150で交渉成立。

(ドミトリーならRs50位で泊まれると思うがベットは

かなり汚い。)


アグラー行の列車の手配も久美子ハウスで出来る

というのでネットで取れなくて困ってたので頼んだ。
(インドでは人に頼むのが一番面倒でお金も高い

というのはもちろん承知です…)
結局、列車のチケットは3Aクラス(真ん中クラス

A/C付)Rs1030+FeeRs50のチケット代となった。

女一人なので治安も考えてランクは3Aにしたが、

それでも高い!
その旅行会社が言うには日にちが近すぎて空席が

無いから正規で買えないという。
(もう少し後の日にちだったら同じクラスでRs800代+

FeeRs50で取れると言っていた)
多分、手数料が高いのと残席数が無いから

裏手配しないと取れないというのを信じた私が悪い。
(実際は空席もあったし、チケットにはRs672と

FeeRs25と書いてあった)
今日は日曜日だけど、もしかしたら駅まで行けば

正規の価格で取れたかもしれない。
ただ一睡もしてなく疲れていたので、手間代だと思い

価格は悩んだが承知で頼んだ。
時間と労力を惜しまなければもっと安く買える。
弾丸の旅をしているのが弱点だ。

そのあと、たまたま知り合った男の人とボートに

一緒に乗ってもらい、ガンガーの向こう岸の不浄の地

と言われている所まで渡ったり、一緒に食事したりした。
ガンガーのボートも一時間一人Rs100(250円位)も

払ってしまった。多分Rs50でも乗れる…。
まぁ最初は相場の感覚を覚えるしかない…


午後はさすがに疲れたので寝た。
夕方になって水を買いに出たらホテルの男がしつこい。
でも明らかに暗い方向へ連れて行こうとするし、

飲みに行こうとかマッサージを紹介するとか怪しいので、

とっとと帰ってきた。が、そのせいで水を買えず

ホテルで買おうとしたらRs30だという。
相場はRs15だ。わかっていたが面倒くさい男だったので
高い価格を承知で買って、他の客が来た隙に部屋に

逃げた。


インド初日、騙されまくりでした。

ガンガーも客引きが多くて、ゆっくり座ってなんて

見れんし…う~む…
暑すぎです!!



5/3
今日も朝からひと悶着!
チェックアウトしようとしたら例の男が昨日の腹いせ?!

かチャックアウト時間は10時だと言っていたのに

チェックインが6時だから時間オーバーだと言う。

Rs150払えと要求してきた。
ふざけんなと思い、口論になったがそのうちファミリーも

参戦してきた。
とりあえず、バックにあった小額紙幣を探してRs60だけ

出したら、そのとたん笑顔になって「行け!」という。
完全に足元見られてるなぁ~と痛感。
たかが水代のRs30でもちゃんと高いと訴えなければ、

きっとまた次もやられるのだ。
面倒臭くてもそれがきっとインドなのだ。


インドでは子供にも注意だ。
子供達の集団は怖い。
悪口を言いながら、襲いかかって来る。
「カワイイね~!」とか声かけて来ても「ノーサンキュー」
と言えば「チビ!」だとかすぐに手のひら返す。
子供は正直だなぁとも言えるかもしれませんが(笑)


ただ一つ私が気付いたのは、笑顔で断ったり、

適当にウソの理由作って断った方が

相手の引きも早い気がする。
逆にピリピリ警戒して、怖い顔したり無視してる方が

面倒臭いような気がした。
なので、私は笑顔で楽しみながら適当にあしらっていく

事にしました。


にはならないと思うのだ。
そしてお互いの不快感も少なく済むのではないかと。


ちなみにマザーハウスへボランティアをしにコルカタに

行くのが当初のインド訪問の目的でしたが、今回は

行くのをやめました。
なぜなら今回はインド初めてで、自分に余裕がない。
自分に余裕がないのに人の助けなんて満足に出来ん。
この世界一周旅行が終わって、落ち着いたら改めて

訪問したいです。

と、まぁこんな感じで今日は、相場もわかってきたし、
そんなに高くお金を払う事もなく、自分の納得した金額

リクシャーなども乗れ、降りる時も問題なく交渉した

金額のみで降りられました。
客引きとの会話も楽しめた気がします!
それでも細心の警戒は常にしてます。
リクシャーなどに乗る時は絶対に数人のドライバーが

寄ってくるので値段交渉を一番安いドライバーに決め、

その際にトータルでの金額がその金額かの確認や

$では無く、ルピーかなどの確認はします!
リクシャーから降りて少し待ってもらう時も追加料金が

ないかなど常に聞きます!
客引きなどに色々聞かれてもウソ八百で今日は時間

無いから明日来るね~!とか旦那がいるから、

旦那に聞かないとわからな~い!とか(笑)
でも常に思うのが、英語力が無いから反論出来ない

と思われて日本人はなめられるんだな~と思います!
相変わらず、英語力は全く上達してません…


とりあえず、今日は久美子ホテルにチェックインした後
猛暑の中、歩いて世界一?大きいと言われてる

ヒンドゥー大学へ行き、その中にあるヴィシュワナー

寺院へ行ってきました。
7時からは
ダシャーシュワメード・ガートでやるプージャー

を見ました。
最初は客引きがうるさくてゆっくり見れませんでしたが、
そのうち諦めたのか納得したのか去ってくれ、
後半はゆっくり見れました。
私は陸から見ましたが、ボートに乗って見るともっと

良いかもしれませんね!
時間があれば、毎日やってる儀式なので両サイドから

見ると良いかもしれません。



5/4
今日は夏バテ?でずっと宿にいて久美子さんとかと

喋ったりしてました。


11時でチェックアウトはしましたが、ずっと久美子

で16時までのんびりさせてもらい、リクシャーで

ヴァラナス駅まで行きました。
18:15発のアグラフォート行の列車だったので時間

はとても早く着いてしまいました。

ヴァラナス駅は大きく、ホームも9番線位までありました。
早く着きすぎて駅の床に座ってるとインド人のファミリー

が私の横に座り床に布を敷き、私も一緒に布の上に

座るように勧めてくれました。
正直、スリ師?っぽい人とかも沢山いてピリピリして

いたので、そのファミリーと一緒に団欒出来て、少し

リラックスできました。

列車はA/Cがガンガンにきいていて私は毛布をかけて

座ってました。
ベッドは三段ベッドの二段目。

周りはインド人は少なく、ほとんど旅行者のようでした。
なので、治安面でもそんなに神経質にならずに眠れました。
(もちろん最低限の事は気を付けましたが)


バラナシの全体の感想としては暑さとインド人に疲れ、

私はあまり楽しめませんでした。
ただ、罪悪感なく、だまし合いが出来るのがインドです(笑)
こんなに罪悪感なくウソを楽しめるのは初めての

経験と言えるかもしれません(笑)
こうやってたくましく成長していくのでしょうか?!

マザーテレサの言葉に「優しさの反対は無関心」とある。
私はこの言葉がとっても好きだ。
その言葉にも少し繋がるのかなぁとも思う。
笑顔での返答は同じ「ノーサンキュー」でも無関心
明日の宿を探しに出た。
結局、日本人宿で有名な久美子ハウスの旧館に