例のスパイ事件・・
しばらくウチはこの事件に拘りたいと思います。
それほど重大事件だと思ったからです。
それでこの観点は無かったので、結構目からウロコが落ちました。




円元直接取引と中共大使館スパイ事件:米中対立激化が日本を直撃

『この事件の暴露自体、アメリカの影響力が背後にあって行なわれたものではないかと筆者は推論している。

時、あたかも6月1日には、円と人民元の直接取引が開始される事になっていた。
このスパイ事件は、その直前に暴露されたわけである。

この事が分かるには、円と人民元の直接取引が如何に、アメリカにとって問題であったかを理解しておく必要がある。
円元直接取引は、基軸通貨としてのドルの立場を弱体化させる措置である。
ところが、チャイナ側はこの事を明確に意識していたであろう。
しかし、日本側ではこの事を明確に意識していた政治家や官僚は、少なかったのではないかと思われる。

直接取引が行なわれる以前は、円と元との間の取引は、米ドルを媒体として、行われてきた。
直接取引が行なわれれば、その分、為替市場におけるドルの需要量が減少し、これは基軸通貨としてのドルの立場を弱体化させるものである。

例えば日本の企業が、チャイナに物を輸出した時、支払いは円かドルか香港ドルで受け取る事になる。
香港ドルは、米ドル本位制で運営されているから、事実上、円か米ドルでチャイナ側は日本に支払っていることになる。

直接取引になれば、日本企業は元で受け取り、これを円に転換する事になる。
媒体としての米ドルの役割は、なくなってしまうのである。』

(藤井厳喜さんのサイトの今日の記事より一部抜粋)




ドルの基軸通貨体制・・・

基軸通貨とはなんぞ?

という事を簡単に説明しておきたいと思います。


よくこのブログで政府には通貨発行権があるので破綻しない!
って事は口を酸っぱくして言ってるのですが。

これは発行元である「政府」(日銀)がいくらその通貨「円」で負債を負った所でその通貨圏でデフォルトしようが無いって事なんですね。ようは通貨発行権の問題ですね。

ユーロ問題はユーロ圏でのユーロ発行権がその国々には無く、欧州中央銀行しか発行出来ないから問題が起きている訳です。これも通貨発行権の問題ですね。

で、ドルです。
基軸通貨となっているドルはいわば世界共通通貨であり世界の決済通貨でもあるわけです。
なので

日本国(円圏)に対する日本国政府

EU(ユーロ圏)に対する欧州中央銀行

のように
世界(ドル圏)に対する米政府(FRB)

という見方が出来ます。

なので、アメリカ政府が何十年も経常収支赤字なり貿易赤字をやってたってドルを刷る立場である以上デフォルトしようが無い訳ですね。(勿論量が増えれば価値が下がるなので昨今は刷りまくってるから円高)

韓国がドルで負債抱えてデフォルト寸前なのと対照的ですね、日本国にブレイクダウンして見てみると韓国は地方自治体みたいな感じですね。さしずめアメリカが日本国政府で韓国が夕張市みたいな位置付けですな。



というわけでアメリカがこのドル基軸通貨体制を揺るがされると困る訳なんですね。

もし日本という大国が中国とドルを介さずに通貨のやり取りをされると、この根幹が揺らいでしまうからアメリカが横槍を入れてきたのでは?

と藤井さんは推察されている訳ですね。

イラク戦争の原因はイラクが原油をユーロ決済に替えようとした事がアメリカの逆鱗に触れたという噂があるくらい、アメリカはこの基軸通貨体制に対する揺さぶりを嫌う訳です。


最近日本が中国の国債を購入する話題が出ていたのですが、この話を通してみると少し納得できるような気がしますね。中国国債なんてドルを介さないで購入させたいでしょうからね、奴さん達は。しかも中国政府の認可無くして売る事も出来ないような欠陥国債ですからねw

なんともキナ臭い話です。




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