欧州問題を日本の地方自治体と比較して見てみると分りやすいというお話を


ユーロは日本の地方自治体のようなイメージで


の方でさせて頂いた際に

ギリシャの財政問題を解決する方法として

この場合ドイツの富の幾らかををギリシャに渡せば問題は解決するんですが、勿論そんな事はナショナリズムが許しませんよね。 (日本の地方自治体の場合はまだ同じ日本人だからって事で許容もできましょうが・・)

と言いましたが、やっぱりそうみたいで・・。



日経の欧州基金CEOレグリング氏へのインタビュー記事より

Q:欧州債務危機はどうすれば克服できると思うか?EUからはユーロ共同債を導入すべきだという意見もでているが?

CEO:「魔法の杖は存在しない。3つの事を着実に進めていくしかない。1つ目は国レベルの改革、2つ目はEUレベルの改革、3つ目はきちんとした危機対応策の導入だ。(それをせずに欧州北部が南欧を)無制限に財政支援をするということはありえない。例えばドイツでは地域間の所得格差を地方交付税で是正しているが、ユーロ圏にはそういった仕組みはない。しかもこういったやり方は欧州北部の理解を得られない。(それにつながる)ユーロ共同債は(改革が終わってから発行すべきで)最初から取り組むべきではない。



「ドイツの地域間所得格差を地方交付税で是正しているが」という下りは、ドイツの地方自治体のお話ですが、まんま日本の地方自治体の様相と同じでコレ以外の解決策は逆に無いといっていいんですね。

地方自治体のアッパーバージョンであるEUも結局これ以外の解決方法は無いのですが、欧州北部(ドイツ、フランス等)のギリシャ等に対する財政支援はナショナリズムが許さないのですね。

そうなると今まで放漫経営をしていたギリシャには

ケジメつけてから(構造改革してから)その誠意が俺たちに伝わったら何とかしたる(欧州共同債の導入)。

という意識が欧州北側の方に当然あって、CEO達もそれには逆らえないんですね。

でも正直今デフレの只中にあるギリシャにそんな構造改革という名の緊縮財政を敷いたら家計所得は今以上に落ち込むので厳しいですわな。

ちなみにユーロはユーロ共同の国債が無いので各国独自に国債を出しているのですが、そりゃ国家経営が危ない国の国債は競争力ないから買ってもらえないんですね。

日本の国債が低金利で推移しているという事はそれだけ信頼があるという証というのがこういう所からも分るわけですね。


しかし欧州は混迷の只中、どう着地するのかはっきり言ってわかりません。




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