よく、60代位の方から聞く昔の話で

「あの頃の大学初任給は3万円くらいだったかなぁ」

とかいう話なんかを聞いた事があるかもしれません。

調べたら大体1965年頃(正確には2万4千円)が当てはまるようですね。
ちなみにこの時の消費者物価指数が953だそうです。

そして10年後の1975年には大学初任給は約9万円になっています。
10年で3倍以上です。
まさに高度経済成長期の只中ですね。
この当時の消費者物価指数が2135で、こちらは約2倍ですね。

要するに私がこのブログで以前から言っているマイルドなインフレが続いている状態ですね。
モノ<カネ(量)なので
緩やかに物価上昇→企業収益UP→給与UP(家計の所得拡大)→家計の購買力UP→企業収益UP

といった連鎖が続いていたのですね。

そこで注目すべきはこの期間の物価上昇は2倍ちょいなのですが初任給は3倍以上になっているのですね。

これは『インフレって怖い!だって物価上昇に賃金が追いつかないのでは?
という疑念に対する一つの答えになっているのではないのでしょうか?


そこで本日のテーマですが、この1965年にある大学を出た社会人1年生が借金をしたとします。
その額1万円!
月給の1/3です。
結構厳しいと思います。

ただ、期限に条件があり『その返済は10年後までにしていただければよろしい。』

というものです。

さてこの方は10年後きっちり1万円を返済いたしましたが、

どうでしょう?

まぁ10年あれば昇給している事も勿論あるでしょうが、もう1万円くらいは特に厳しくは無いのでは無いでしょうか?
これが仮に今と同じデフレが10年続いたとしたら昇給はすれども月給のやはり1/3~1/5くらいは持っていかれる事になると思います。負担は大きいですよね?


少しお分かりになって頂けたかもしれませんが、適度なインフレの期間だとお金の価値が下がるので
例えば上記のような10年プランの借金はその負担が軽くなるのですね。
企業が設備投資をしやすい環境でもあります。

そして、政府部門の負債も圧縮されちゃうのですね。

私は政府は通貨発行権があるので政府の自国通貨建ての借金はそこまで心配する必要が無いと言ってますが、
こうやって微インフレ局面に持っていけば債務負担は軽くなるのです。

微インフレ(マイルドインフレ)は生産力が伴えば『経済成長』にもなりますし、このように債務負担も軽くなるのですね。

「増税」だけが債務軽減の手段では無いのです。




なんにしろ

デフレ脱却は直ぐにやってほしいと思うのです。




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