カネは天下の回り物ですよね。
でも言葉は知っていても理解されていないフシがあると思います。
お金を使ったら確かに自分からは消えます。
でも日本社会という世間から消える事は無いです。
言ってみればカネというツールはリレーのバトンのようなモノで
今ならこのバトンがドンドンリレーされる事が経済を回し景気を良くする(デフレなのでカネを世間に導く)
のです。
しかもそのバトンされるリレーが幾つものルートで同時に行われています。
勿論デフレで不況となっている場合なら
これがリレーされる数が多ければ多いほど
そのリレーのルートも多ければ多い程いいです。
でも『使ったら消えてしまうという』考えを意識下に皆さん持ってらっしゃる方が多く。
『無駄遣いした』という印象を受けた時に特に顕著に見られます。
それは例えば『ある利権団体とされる所』にお金が渡った時。
または必要の無い公共物を作った時とかでもいいです。
あぁ血税が・・
『けしからん!!』
となります。
その気持ちは十分に分かります。
あぁこれだけの税金が
『闇に消えた』
『無駄をした』
と思われてしまいますが、ちょっとよく考えてみましょう。
じゃあ果たして受け取った側はそのお金を今後貰っただけで一切使わないのでしょうか?
また要らないモノを作ったとはいえ建設の際支払いを受けた業者はそのお金をもう使わないのでしょうか?
消費性向の高さ低さはあると思いますが、必ず使いますよね。
それは社員の給料だったり、材料の支払いだったり
そしてその貰い受けた社員はまた消費しますし、材料購入先は更に使います。
そしてまた更に・・。
(仮に半分は銀行に預金したとしてもそれは預かった銀行の運用資金が増えるだけで、
それは現在なら大体国債に変わって政府の支出としてまた違うルートのリレーが始まる訳です。)
こういう風に見えてくると 『けしからん』とされる団体や人物も『カネは天下の回り物リレー』の単なる一走者に
過ぎないのですね。
その後2走者先、5走者先ともなると恐らくもう全く関係ない人の元に『カネ』というバトンが渡っている事でしょう。
今は何度も言いますがデフレで世間のカネが少なくなっている状態で、
まさにこのバトンの受け渡し回数が減っており
そのリレーの数も減っているからこんな不況な訳です。
(事業仕分け後にデフレ悪化したのはそういう事ですね。当たり前です。)
なので私は今現在は利権だ裏金だとかそういう事は興味が無いです。
それはこういったマクロな視点から見たらただの一通過地点・一走者にしか過ぎないからです。
勿論倫理的な問題などあるかとは思いますが余程酷いモノ以外は景気が良くなってから是正すればいいと
思います。
今はソレよりも先にこれらリレーを増やしてリレー循環を良くする事(所謂これが景気対策)をいの一番に
やるべきだと思うのです。
ただ、これらの問題あるとされる『走者』が
・本当に全部お金を消滅させる(燃やす等)
・全部海外で使用する
・自前の金庫に保管して世間に流さない
等の行為をした場合は猛烈に怒りますが。
リレーを強制的に終了させる事ですからね。(海外で使うとリレーが海外に出ちゃうから)
で、TPPを私が反対する理由の一つが外資参入の枠が大幅に増える為に
このリレーがドンドン海外に出ちゃうからなんですね。
我々が血税の使い道に怒る時というのは
正にこのリレーを止める行為と(無駄に)海外に出しちゃう時だと思います。
(有益な海外投資・融資もありますが現在の優先順位は間違いなく国内です。)
この辺りの理解は恐らく時間が掛かると思いますので今後も説明していけたらと思います。
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でも言葉は知っていても理解されていないフシがあると思います。
お金を使ったら確かに自分からは消えます。
でも日本社会という世間から消える事は無いです。
言ってみればカネというツールはリレーのバトンのようなモノで
今ならこのバトンがドンドンリレーされる事が経済を回し景気を良くする(デフレなのでカネを世間に導く)
のです。
しかもそのバトンされるリレーが幾つものルートで同時に行われています。
勿論デフレで不況となっている場合なら
これがリレーされる数が多ければ多いほど
そのリレーのルートも多ければ多い程いいです。
でも『使ったら消えてしまうという』考えを意識下に皆さん持ってらっしゃる方が多く。
『無駄遣いした』という印象を受けた時に特に顕著に見られます。
それは例えば『ある利権団体とされる所』にお金が渡った時。
または必要の無い公共物を作った時とかでもいいです。
あぁ血税が・・
『けしからん!!』
となります。
その気持ちは十分に分かります。
あぁこれだけの税金が
『闇に消えた』
『無駄をした』
と思われてしまいますが、ちょっとよく考えてみましょう。
じゃあ果たして受け取った側はそのお金を今後貰っただけで一切使わないのでしょうか?
また要らないモノを作ったとはいえ建設の際支払いを受けた業者はそのお金をもう使わないのでしょうか?
消費性向の高さ低さはあると思いますが、必ず使いますよね。
それは社員の給料だったり、材料の支払いだったり
そしてその貰い受けた社員はまた消費しますし、材料購入先は更に使います。
そしてまた更に・・。
(仮に半分は銀行に預金したとしてもそれは預かった銀行の運用資金が増えるだけで、
それは現在なら大体国債に変わって政府の支出としてまた違うルートのリレーが始まる訳です。)
こういう風に見えてくると 『けしからん』とされる団体や人物も『カネは天下の回り物リレー』の単なる一走者に
過ぎないのですね。
その後2走者先、5走者先ともなると恐らくもう全く関係ない人の元に『カネ』というバトンが渡っている事でしょう。
今は何度も言いますがデフレで世間のカネが少なくなっている状態で、
まさにこのバトンの受け渡し回数が減っており
そのリレーの数も減っているからこんな不況な訳です。
(事業仕分け後にデフレ悪化したのはそういう事ですね。当たり前です。)
なので私は今現在は利権だ裏金だとかそういう事は興味が無いです。
それはこういったマクロな視点から見たらただの一通過地点・一走者にしか過ぎないからです。
勿論倫理的な問題などあるかとは思いますが余程酷いモノ以外は景気が良くなってから是正すればいいと
思います。
今はソレよりも先にこれらリレーを増やしてリレー循環を良くする事(所謂これが景気対策)をいの一番に
やるべきだと思うのです。
ただ、これらの問題あるとされる『走者』が
・本当に全部お金を消滅させる(燃やす等)
・全部海外で使用する
・自前の金庫に保管して世間に流さない
等の行為をした場合は猛烈に怒りますが。
リレーを強制的に終了させる事ですからね。(海外で使うとリレーが海外に出ちゃうから)
で、TPPを私が反対する理由の一つが外資参入の枠が大幅に増える為に
このリレーがドンドン海外に出ちゃうからなんですね。
我々が血税の使い道に怒る時というのは
正にこのリレーを止める行為と(無駄に)海外に出しちゃう時だと思います。
(有益な海外投資・融資もありますが現在の優先順位は間違いなく国内です。)
この辺りの理解は恐らく時間が掛かると思いますので今後も説明していけたらと思います。

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