しっかし日経平均強いですねー・・・・


一週前の土曜日に伝説のスインガーhamaoさん主催のオフ会に出席させてもらったのですが、30人前後の参加者の多くが大なり小なり相場での勝利を喜んでいるというトレーダーの集まりとしては非常に珍しい?状況だったのですが、その時点での日経平均が11週連続陽線。


で、一昨日はさらに陽線を重ねて12週連続になりました。


この環境で利益が出せていないっていうのは、押し目を待って高いキャッシュポジションのまま相場の上昇を眺めていた慎重派、少し辛口に言えば勇気がなくて全く手が出せなかった人たち。あるいは、ここ数年の下落相場を見事に勝ち抜いた勇者の中で、相場巧者であるがゆえに相場を深読みして目線を下げたことにより、ロングの勝ちをヘッジ目的を含めたショートの負けが食ってしまった。このどちらかと思います。


この連続上昇って、実は歴史的にもものすごいことで、11週連続陽線の段階で1971年4~6月以来42年ぶりの珍事だったのですが、12週連続ともなると日経にも載っていたように1958年12月~1959年4月に記録した17週連続陽線以来54年ぶり、昔に学校で習った岩戸景気以来の半世紀以上ぶりの大記録です。


つまり・・・・、今マーケットと日々戦っているトレーダーの方のほとんどは、人生で経験したことがない相場ということになるわけですね・・・・・


ちなみに、日本が大発展を遂げた高度成長期が1955年~1972年の17年間で、これまでの2回の記録が両方ともこの中で起きており、59年の名目GDPの伸びが14.3%、71年が10.0%だったことを考えると、今年の名目GDPの伸びは、常に甘く見積もる政府予想ですら2.7%、民間シンクタンク予想の平均は1.2%だそうなので、考えようによっては『期待先行でここまで連続上昇してるけど、ここから先もついて行ってえーのやろか?』っていう単純な疑問も生じるわけですが、相場に勝つことが大前提のトレーダーとしては事実としての上昇を受け止めていくしかないですね。今のところ。


まあ、主要市場の株価でリーマンショック前の水準を回復していないところは日本以外には見当たらないし、きゅーたの大好きな指標であるPBRは先進国平均の1.9%と比べて日本の1.1%はまだまだ評価不足ってことも言えるのですが、アベノミクスの期待はとどまることを知らないような勢いであり、野田前総理の解散発言以降の2ヶ月半で東証1部の時価総額は255兆円から325兆円ということで70兆円も増加、マザーズは10兆から14.7兆と、率ではナント5割近くもの驚異の増加となりました。


税収と時価総額を比較しても無意味ではありますが、今年の全税収合計が43兆程度らしいので、東証1部の70兆もの時価総額増加は日本全体にとっても非常に素晴らしいことですね。


これが、失望に変わることがないように、心から祈りたいと思います。





・・・・というわけで、きゅーたもこの恩恵にあずかることができて、1月は十分に満足な結果でした。


前半のバイオバブルにうまく乗れたのが完全に勝因なのですが、それがなければ・・・っていうか、あんな相場は普通はないので、2月は慎重に動いて行こう、いや慎重に動かないと大負けしそう・・・と思ってます。


特に、今後に期待して結構厚めに買った日本アジア投資(8518)が、日経平均がこれだけ強い中でほとんどパフォーマンスに貢献してくれないあたり、好調の波は完全に去った気もするし、去年も春先に勝った分以上に夏場に負けたという嫌な思い出があるので・・・・・、まあ2月は“負けないように”って感じで、肩に力を入れずにやって行こうと思います。




久しぶりの更新なのに図々しいですが・・・

今日もワンクリック、よろしくお願いします<(_ _)>


   ↓   ↓



トレード日記 ブログランキングへ