本日の日経平均は、前日比63.11円値上がりの9066.59円。


前日に、アメリカ供給管理協会の発表した製造業部門景気指数(ISM製造業景況指数)が、2009年7月以来3年ぶりに景気判断の分かれ目となる50を下回って49.7になったそうです。


2009年7月と言えば、アメリカビッグスリーの最大手にして、トヨタに1年半前にその座を明け渡すまで、非常に長期にわたって世界最大の自動車メーカーとして世界に君臨し続けたゼネラルモータース(GM)が破たんした翌月であり(GMは2009年6月1日、連邦破産法11条の適用を申請、一時国有化となった)、ある意味当時のアメリカは、日本よりもはるかに深刻な状況でした。


それ以来の厳しい経済指標の発表ってことで、QE3(FRBによる量的緩和第3弾)が明確に現実味をおびてきたことにより、日本でも追加金融緩和期待が高まって、金融緩和メリットセクターである銀行・保険といったところを中心に買いが優勢になったようです。


ただし、東証1部売買代金は、昨日よりは増えたとはいえ9394憶円と1兆円を下回っており、エネルギー不足は明らかで、ここからの継続的な上昇というのは普通では考えづらいと思っています。


一方で、きゅーた的にはスゴク意外だったのですが、今日の大証2部の値下がり率のトップが、VIX短期指数ETF(1552)であり、なんと一日で▲8.49%もの暴落となったことです。


ちなみにご存知の方が多いと思いますが、VIX指数は恐怖指数とも呼ばれており、数値が高いほど投資家が相場の先行きを不安視していると言われておりS&P500種株価指数と逆相関するため、保有している株式の下落に対するヘッジ効果が期待できます。


つまり、株式の先行きに不安が高まると上昇し、先行きに安心感が強まると下落するということなので、考えようによっては、今日のVIX指数ETFの大幅な下げは、今後の上昇を示唆しているとも言えるわけです・・・・。

(※あくまでS&P500種との逆相関で、日経平均との逆相関ではありません。円換算するため、為替の影響は無視できません。)


・・・・ここから日経平均は上がるのか下がるのか・・・、本当に悩ましいっすね・・・


さて、今日の発注ですが、


新規の買いが、川崎汽船(9107)、ANA(9202)、蝶理(8014)。

カラ売りで、日成ビルド(1916)の売り乗せ。


決済が、日本橋梁(5912)、リニカル(2183)のそれぞれ全株。

カラ売りの買い戻しでユナイテッド海運(9110)全株とウエストHD(1407)の半分くらい。


デイは、なし。


勝ち、勝ち、勝ち、勝ちで、金額的には20万ちょっと


川崎汽船とANAは、大型公募発表による需給悪化懸念により東証1部値下がりのワンツーフィニッシュながら、下げすぎでしょって判断。


公募発表したら希薄化によるショック安は当然ながら、継続的な下落はきゅーたの経験上、記憶にないのですが(MSCBの場合は別)、今日の買いは早かったかな・・・・?


あと、今日のTOPIXは、7.77円値上がりの777.11円。なんか縁起がいい数字ですね!



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