先週末、梅雨の晴れ間に
テントで笠取山に行ってきました。
メインの目的は、山友さんたちと
テントに泊まり、山飯を楽しんで、
他愛のない話で盛り上がること。
予定通りめいっぱい楽しんできました
土曜の朝は、良い天気
大月駅で待ち合わせて、カーシェアの車で
駐車場に向かいます!

大月は、駅出口の反対側に行くのに、
ぐるっと回り込まねばならず、
12分かかります
大月のマンホール、日本三奇橋の
猿橋が書いてあるー
回り込んだ後に、
「あ!この跨線橋を渡れば早いんじゃない?」
と、山友さん。そういえば、セーメーバンの
地図読み講座で、ここ通ったね!
なぜか、Googleマップの検索では
出てこないけど…5分くらい短縮できますね!
すぐ忘れちゃうから、ここに書いておこー。
今回は、山友Hちゃんに私のテント用のザックを
貸してたので、なんと彼女がそれを背負って
登ってくれることに!ありがとー
重かったよねー…
で、私は、自分のシュラフとエアマットで
身軽に登らせて頂いちゃいましたっ
奥がHちゃん。ザックが大きいよ~。
感謝です~
作場平の駐車場は、枠外ながら、
ギリギリ停められそうな場所があり、
ここでいっかーとなんとか駐車しました。
が、そのタイミングで
なんと、1台、いち早く登山を終えて
帰る方が現れました
(5時半に来ていたそうです)
Hちゃんがめざとく見つけてくれて、
枠内にとめなおすことができました
なんでラッキーなんだー
後で山小屋のおじちゃんに聞いたら、
休日は、大体6時半で満車になるそうです
10時くらいに着いた私たち、甘かったわー。
いやーよかった
さて、駐車場さえゲットできれば
この日はゆるっと登って大丈夫
1時間半で小屋まで行けます。
クリンソウが満開!
良き青空
これは、あまりみたことがないかも…
クルマバソウ、でしょうか。
清楚な可愛い花です!
バイケイソウがもうすぐ咲きそう
でっかいキノコ!
調べたら、ハナビラタケ?
希少価値がある、薬効があるって
出てきたけど…
食べようと思った最初の人、尊敬です
キノコはわからないー!
のんびり歩いて、ついたー!
橋をあまり渡らなかったなー、と思ったら、
去年たくさん橋があって、滑って転んだのは、
ヤブ沢峠を通るルートでした。
この日、行きは、一休坂を通るルートだったから
橋があまりなかったのです
笠取小屋で受付します。
テント泊は1人1000円。
おじちゃんが、良い場所を案内してくれました。
整地されててすごく快適
しかも、ベンチがすぐ横で、料理もしやすい。
蚊取り線香、ラベンダーの香りというのを
山友さんが持ってきてくれました。
赤い古ぼけたケースは、私がメルカリで
農家さんの使っていたものを譲り受けたのです。
年季が入ってる・・・
テント、さくっと設営して、
お水をくみにいって
(水場はテント場から3分くらい
下ったところにあります)
たくさんの花たちに癒されて
山小屋のまわりも、開花の準備中ー
ミツバオーレンがたくさん咲いてました
山小屋のまわりには、
野生の鹿さんがたくさんいて、運動会状態。
さて、腹ごしらえしましょうか!
流水麺に、しそと茗荷をトッピングして
無印の梅おろしタレをかけたさっぱりうどん。
そろそろ、山も暑いのでね・・・
コーヒー沸かしてもらいました
やかん便利だなー
デザート食べたら、山頂まで行ってきまーす
鹿さんが、チラっ
お留守番よろしくね~
山小屋のおじちゃんが、シカさんたちに
エサを撒いてました!ドッグフードなんだって。
ごはんだー
10頭くらい、やってきてご飯の時間です。
野生だからか、一定の距離以上には
近寄らせてくれません
ちなみに、クマさんは出ないとか。よかった
大きなフキ、食べられるのかなー。
山頂に向かう道の途中に、分水嶺があります。
荒川、富士川、多摩川に分かれていくんだね。
目指す山頂がひょっこり。
急登に見えますよね。まぁそうなんです
が、距離は短いので大丈夫。
わしわしっと登って、山頂~
・・・ではなく、これは山梨百名山の
標柱なんです。
本当の山頂は、この先!
(毎回忘れる)
山友Kちゃんに、「そういえば前回、
1人、2回登ってたよね。水干祭りで
お酒飲んだ後に、
シャクナゲ撮りに行くって!」
と言われて、え~?って思ったんだけど
うっすら思い出してきました・・・
そうだ、結局シャクナゲは山頂のところにしか
咲いてなかったので、
そこまで2回行ったんでした・・・
ケガしなくてよかったよ。
もうこの時期はシャクナゲさんも店じまい。
意外と急なのよね。岩場が5分ほどですが。
こちらが本物の山頂です
白黒にしてみました
三角点もありますよ~
いい天気だなぁ~
前回曇りのち雨だったので、
無事リベンジを果たしました
葉っぱもすっかり夏の色です。
サラサドウダンがたくさん落ちてました!
これはカラマツソウかな?
そして、こちらが、じゃじゃ~ん!
水源!です。
しかし、一滴もポタポタしてない・・・
でもっここから多摩川は始まっているのです
去年も滴ってなかったんですよね。
いつか水滴が落ちているところを見てみたいなぁ。
この看板去年も見たな~
午後の日差しのなか、ゆっくり戻ります。
農具っぽい機械。これも去年から同じ。
お天気になってよかった!
フキがたくさん。
キノコも!
そして、戻ってごはんの支度。
私は今回、いつもパンダ君が食べられないため
出来ないでいる、炊き込みご飯を
作ろうと思いました!
炊飯には固形燃料が良いと聞いているので、
まずは1つ燃料をセットしてスタート。
隣はHちゃんのパスタを作っている
フライパンです
テント張ってるところから
トイレもすぐ近くで、大変便利
ビールでとりあえずかんぱ~い
Kちゃんの山飯作り。
なにができるんだろー?ワクワク
綺麗に野菜を並べてるー
おぉっ映えるね!
ムサカというギリシャの料理なんだって
一方、こちらは…
Hちゃんの山飯。サバ缶のパスタだってー
でもって、映えない私の作品
石の下に、20分…
固形燃料、1個だと火力が弱いので2個にしたら
ちょうど良い感じ
サルオガセのカーテンがそよそよ。
虫さんが多いけど、気温は至って快適!
気持ち良い、青空食堂
よしっ!私の炊き込みご飯も、できたよー
メスティンで2合、ピッタリ、スレスレに
炊き上がりましたっ
炊き込みご飯の素だけで、
具がしっかり入ってるー
いただきまーす
チーズのせピーマン焼き、おまけで。
ムサカに、チーズと卵がトッピングされて、
これはもう美味しくないわけがない!
サバ缶のパスタはいち早く出来上がり、
時間差でいただきました
みんな違う味わいの料理を持ち寄ったので、
飽きることなくたくさん食べられました!
飲んで食べて、笑って歌って
シカさん達も夕飯の時間。
お尻がまた可愛いんだよね
物おじせず、結構近寄ってくるのは、若い鹿かな?
日が暮れつつありますが、
ここでお泊まりなので帰らなくていいんだよね!
今日のお宿、準備万端!
小屋では、おじちゃんたちが、
のんびり語っているのでしょう。
静かな山の夕暮れです。
さてとっぷり暗くなり、
我々の飲み物も、ビールから焼酎や
ワインに移っていきます
雲の切れ目からが、星がたくさん
夜中にトイレに起きたら、満点の星空でした
静かな夜。よく眠れたなー。
Hちゃんと私は1つのテントだったので
少々狭くて不便な思いをさせたかも
さて、翌朝は良い天気
コーヒー飲んだら、ちょっとお散歩へ。
気持ち良いねー
富士山見れました!やったー
ほーら、ででーんと!
なぜ富士山見れるとこんなに嬉しいんだろ。
朝露浴びて、キラキラ
分水嶺まで行ったら、引き返して、
ご飯食べましょー
前の日のなかった炊き込みご飯に
豆乳、チーズを追加してリゾット風に。
フランスパンをすこーしオリーブ油と
ガーリックつけて焼いて、塩をパラパラ
Kちゃんのボーズが決まってるね
オリーブ油とニンニクって
もー美味しいに決まってる!
この旅では、色々美味しすぎて食べすぎたなー
山小屋さん、さようなら!
また来るからねー
帰りは、ヤブ沢峠を通る方で。
橋がたくさん、ビビりながら通過していきます!
帰りも重いザックを持っていただき、
申し訳ない…
来年もテント泊するなら、
秋に一度ツェルト泊講習会に行くかーと
本気で悩む。(ツェルトは、簡易テントなので
軽いのだけど、ペラペラなのでどうしても
自分で買ってできる自信がないのです・・・)
この時期、白い木に咲く花って
多いよね。爽やかで良いね
ものすごいセレブ感のある
ワンコに出会いました!
犬好きのHちゃんが
「わサルーキちゃん!」と
話しかけたら、珍しい犬種のようで
飼い主さんが
「よくご存知で!」と驚いてました
写真撮れなかったけど、テント場では、
ミニピーと呼んでいた、かわいい
ちっちゃい機敏なワンコとビーグルが
一緒に泊まってました!
ワンコとテントなんて、楽しそうだなー
さて、無事下山したら、何はともあれお風呂!
今回は、のめこいの湯(奥多摩の丹波山)に
行ってきましたよー
狼伝説があり、色々なグッズが売ってます
道の駅から、つり橋を渡っていきますよー


この湯めぐりスタンプ、
1年間で6つの温泉か・・・!行けるかな?
とりあえず1つ、ゲットしました~
お昼は、シカ肉のグリーンカレーと
ラッシー。程よい辛さがおいしーい
鹿バーガーもあったのだけど、残念ながら
売り切れでありました。また次回!
道の駅には、ツバメちゃんが
たくさん、子育て中でした
ピーチクパーチク、しゃべりながら
あちこちの巣を飛び回ってました
お風呂とご飯のあと、再度
くねくねの大菩薩ラインを車で走り
無事大月駅に到着ー
電車に乗ったら、
ワインでかんぱーい
楽しい週末を過ごせて、
山友さんたちに感謝です
また行こうねー!