23年の登りはじめは、塔の岳からスタートすることにしました。

微妙に曇りとの天気予報だったので赤城山と迷ったのですが

おそらくかなり寒いし風も強そうなので

そんながっつり冬装備を持っていないため、やさしい丹沢へウインク

 

6:48小田急線渋沢駅始発のバスに乗るべく、4時過ぎに起きました。

早めに降りたものの、渋沢駅のバス停は既に行列~

みなさん早い!結局座れず(15分ほどなのでいいけど)

大倉のバス停まで向かいます。

バスターミナルを降りると見事な朝日ラブラブ

 

 

 

 

 

身支度をして、7:16、登山スタートです。

歩く道すがらに、蝋梅が咲いていました。まだ立春前だけど

がんばってるな~ちゅー

 

 

そして、住宅地のお庭にはスイセンも。

冬は花が少ないので、貴重ですね。

 

 

大倉尾根というこのコース、最初はなだらかなので

できるだけ飛ばしていきます。

瞬間的に、標準タイムの0.4倍(笑)すごい早い。

体調もよく、快適なスタートです。

しかしこの後、予期せぬ出来事により、だいぶ遅くなるのでした・・・笑い泣き

 

 

あっというまに見晴茶屋へ。8時2分でした。

 

 

ここから、サーモンオレンジに輝く相模湾が見えて

感動ちゅー山っていいな~。

 

 

快晴ではないけど、雨は降っていません。

標高差1200メートルあるので、左記を急ぎます。

 

 

さぁ、階段地獄がやってきました。

とにかくこの登山道はひたすら登り!登り!登り!

なのです。

富士山やアルプスに行く人が、良くトレーニングにつかうので

登山者によく会います。(なので日中は熊はいないと思う)

また、危険個所もないため、一人で来ても比較的安心な山です。

 

 

相川・・・?

3本ほどの木に記されていました。

何の合図だろうか。

 

 

8:36、駒止茶屋につきました。

ここで距離としてはほぼ半分。

このあたりから急こう配になってくるんです。

なのでいったん小休止。

 

すると、同じタイミングで登ってきた男の子が

同じくここで休憩。「ひとりですか?」と聞くと

「はい!」とのこと。中学生くらいに見えるけどな。

でも、見た感じ装備ばっちり、地図とコンパスを持ち

ウェアを脱いだり、体温調節もしっかり出来ています。

休憩中も地図とコンパスを見比べて、研究しているようです。

私より山の経験がありそう~ウインク

ちょっと話すと14歳とのこと。そうか、パンダ君も

そろそろ一人で山に行けるのかもしれない・・・

とはいえ、パンダ君は忘れ物が多かったり

こまめにウェアを脱ぎ着する調節をしなかったりと

雑なところがあるので、その辺を詰めないとまだ一人では行けないなニヒヒ

 

 

道のわきに、白いものがちらほら、お花かな?

近寄ってみると、ふわふわした鳥の羽毛のような

霜柱でしたラブラブ

自然の造形美ってすごい!

 

 

そして、次の休憩場所である堀山の家につくと

白い花がベールのように木にかかっていました。

こちらはボタンヅルの綿毛でしょうか。

 

 

宿泊できるようです。

この道はちょいちょい食料などを調達できるお店があるので

忘れ物をしても安心ですねデレデレ

 

ここのあたりで、なんと足がつりはじめました滝汗

それも、今までつったことのない、太ももの内側です。

なんだ??

とりあえず、ストレッチしてほぐしてみます。

すると、休憩していた白髪のシニアのご婦人が

「あら?あなたもしかして足が攣ってしまったの?

この薬を飲んでごらんなさい」と漢方薬を手渡してくれました。

隣にいたオジサマも、「すぐ効くからね」と優しい。

早速飲んでみました。

オジサマが言うには、登山者はこの薬はお守りで持っていると

いいそうで、お医者さんに登山やってて足が攣るっていうと

すぐに出してもらえるよ、とのこと。

その後しばらくつりが収まり、なんとか山頂までいく事が出来ました。

たいへんありがたい!!

山ってなんで初対面でも旧知のごとく話が出来るのか、

本当に不思議です。町では、足のストレッチしてる人がいても

まずこういう展開にはならないですよね。

 

 

だいぶ日も登ってきました。

まだ寒いですが、木は春の準備で

芽が出てきていますクローバー

 

さきほどのご婦人と、道中しばらくご一緒

させてもらって、

色々話しながら登っていきました。

その方は、なんと登山を始めたのは65歳!!

2百名山を登ったそうですポーン

数年前に大病を患い、4ヶ月リハビリして

また登れるようになったとか。

経験は違えど、山が好きという気持ちは

一緒飛び出すハート

話をお聞きすることができてとても

勇気づけられましたデレデレ

お名前とか聞かなかったのですが、

なんだかきっとまた山で会える気がします音譜

 

 

階段は続きます。

先ほどのご婦人はベテランさんなので、

話しながらスタスタと登っていきます。

 

 

9:52、やっと花立山荘に着きましたアップ

ここまでが一番きつい場所なので

なんとか乗り越えてほっと一息合格

 

 

しばし、海をみているうちに、

ご婦人は先へ。

 

 

 毎度ながら、よくこんなに登ったなぁ。

と、自分をほめて、さてそろそろ

先に進みましょうかちゅー


 

ここからは、すこーし細めの

尾根を抜けて、眺めの良い道に出ます。

この景色が見たくて登るようなものですラブラブ

 

 

これは、アセビの芽でしょうか。

 

 

何かはわからないけど、もうすぐ

芽が出るのかな?

写真撮ってたら、通りすがりの人に

「何かあるんですか?」ってウインク

 

 

 木々も芽吹きが初々しいちゅー


 

写真撮るを口実に休み休み、なんとか

10:42、山頂に到着ーラブラブ


 

 

 山頂はすこしもやってましたが

ガスもさほどでもなく

程よいぼんやり感が美しいラブラブ


 

山小屋に入るか迷ったけど、

景色を見ながら食べようと

外で食べることにしました。

しかし、風が強くてめちゃ寒いDASH!DASH!

食べ終わる頃には指先(指なし手袋を

してました)が真っ赤になる程。

 

 

 でも、この景色は見たいよねー。

せっかく登ったんだし。

 

 

 ちょっと雪が残ってました。


 

さてかなり冷え込んできたので、

下山しましょう!

11時20分に下山開始、寒いと言いながら

40分もいたようですウインク

 

 

三ノ塔という方は鎖場なので、

今回も安全に同じ道で帰ります。

 

 

やっぱりいいなぁー、この道ドキドキ

 

 

 富士山が見えないのはちと残念であった。


 

 下るにつれ、少しずつ晴れてきましたよ。


 

12時ちょっと前に花立山荘に戻ったところで、

山頂で寒すぎて食べられなかった

デザートを食べることにしましたコーヒー

この日のお供はアップルパイ。

あっためなかったけど、めちゃめちゃ

美味しかったーアップアップ

こうして好きな時に好きなところで

勝手にカフェタイムを設けられるのも

1人ならでは合格

 

 

元気になったところで、下山を続けましょう。

くねくねの階段、よく登ってきたなー

 

 

12:52堀山の家に到着ー。

下山時もまだ時々足が攣るので

気が抜けませんあせる

 

 

 ゆっくりおりて、13:43に見晴茶屋まで

きました。途中たくさん抜かされるなーと

思ってたのですが、自分より遅い人には

抜かされないんだから、健脚が

集う山、なんだということにしよー酔っ払い


 

平かなのどかな道。

冬の陽射しがおちて、気持ち良いデレデレ

 

 

たくさん緑の草が茂ってる一帯がありました。

うーん、何だろーか?

 


おりてきて人里が見えると

いつもほっとしますデレデレ

 

 

14時15分、無事下山完了ー飛び出すハート

バス停向かいの豆腐屋さんに

新しくおやつが売られてましたので

もちろん買いますよーチョキ

タピオカが入ったお豆腐の飲み物?

抹茶味にしました。

疲れた体に染み渡るねー合格


 

帰りは温泉に入るか迷ったけれど、

座って帰りたいので伊勢原から

ロマンスカーに乗りました電車

 

 

しかし地元についてから、やはり

足を伸ばして広いお風呂に入りたい!と

思い立ち、行ったことのなかった

近所の銭湯に寄って帰りました温泉

ここが、ジャグジーあり、露天あり、

薬湯ありと、町の銭湯と思えない

充実ぶり!!

疲れが取れた気がしますが、

翌日、翌々日と足が筋肉痛の上、

腰痛の影響でびんびーんに痺れてました笑い泣き

またリハビリしてほぐしてから

登山しなくてはグッド!


何度も行きたくなる塔ノ岳。

ヒルの季節になる前に

もう1回行っておきたいな音譜