先週末、12/11に荒船山に行きました
乾徳山に行く予定でしたが、強風予報なのと
初冬で標高が高いと凍ってそうということで
変わった形、てっぺんが平らな
「テーブルマウンテン」に行こうということに
なったのです。
今回は山の師匠Jさん(以降、ビリー隊長)、
山友Hさん、そしてパンダくんの4名。
始発の電車でビリー隊長の最寄駅へ。
(実はパンダくんが起きれず、タクシーで
地元の駅に行ったことはナイショです)
そこから車で関越道を使い下仁田の方へ。
天気は良さそうです
登山口の近くまで来たところで、キジの仲間?
のような大きい鳥がお食事してました
ちょっとぶれてしまったけど、アップで撮れました
さて、登山口につきました。荒船不動というところから登る
最短ルートです(ビリー隊長はいつも最短コースを選択)。
8:11分に出発
道の端にたくさんの霜柱。
寒い朝です。
ちょっと斜めってる階段。
右側についている木の滑り止めの意味を
帰りに知ることになります
私は既に半そで、寒いはずでは・・・?
それもそのはず、このルート最短だけあって
ひたすら急登なのです。標高差400メートルというので
ちょっと舐めてました、ごめんなさい
上の方に行くと、登山道が凍結していて
つるつる滑りますちょっとへっぴり腰で登っていきます。
後光がもうすぐ山頂かな。
9:04、山頂到着~。
このルートだと1時間くらいで行けてしまうのです。
さて、山頂から、艫岩(ともいわ)を見に行きます。
ここから、かつて、くれよんしんちゃんの作者さんが
転落してしまったという恐怖のがけっぷち・・・
しかし、そこまでの道は、平地なのです。
山頂だというのにまるでお散歩コース
クリンソウ群生地があるんですね。
夏に来たらきれいなんだろうな。
さて、いよいよです。
ここです!
・・・風がすごくて、崖をのぞかず、
陰に隠れるパンダ君
私もキワまではビビっていけず、
山友さんに画像お借りしました
こんな感じで絶景なのですが、
ロープも柵も何もない
行かれる方はくれぐれもお気をつけて
冷たい風がピューピュー吹いて、
薄着のパンダくんはガタガタ
持ってきたレインウェアとか
ダウン着ればいいのに、彼の美学?が
着ることを許さないようです
でも、帽子とネックウォーマーは
いいんだって。変なのー
月光仮面か
寒いはずで、雪がちらついてきました
急いで下山します
行きの山頂付近にあった凍結箇所、
ツルツル滑るので私はチェーンスパイク
つけておりましたが
他の3人はそのまま降りてました
行きにあった、この階段も
金属部分がツルツル
そこで、木のストッパーに足をかけながら
ゆっくり進みました。
なるほどこんな用途だったのだな
水場が見えると、もうすぐ下山。
オオウバユリの実が迎えてくれました。
おつかれ山
10:54に下山しました。
さて、山頂では寒くて食べられなかったから
道の駅でお昼を食べましょう
改めて荒船山を見ると、不思議な形だー
あの平らなところを通って、左端の
崖(とも岩)に行ってきたんですね。
道の駅に着きましたよー。
カップ麺のランチを食べながら
これからちょっと様子を見に行く妙義山を
見上げます。すごい山だなぁ。
こんなところ登る人いるなんてねー。
ビリー隊長が
「今から行くところ、実は鎖場はないんだよね。
とりあえず行けるところまで見てみよー」
というので、どんなところか
のぞきにいくのです。
さぁて、妙義山につきました。
12:56、ここからどこまで行けるかな?
途中壁のようなところがあるらしいので
無理だったらすぐに撤退予定です
この妙義山は、表妙義の縦走が
危険で有名なのです
鎖場だらけ、崖だらけ…命知らずの登山家たちが
行く、恐ろしい場所なのです
もちろん、私たちはそんなところには
到底いけない(行く気もない」ので、
中間道という道を行きます。
紅葉がまだ残ってて嬉しい
晴れてきました
落ち葉に紅葉が多いので、きっと1ヶ月前は
見事だったであろう。
(まぁ、もう来ないと思うけど)
相変わらずビリー隊長は、早そうに見えないのに
あっという間にどんどん前に進んでいきます
大の字…こちらにいくと、恐ろしいコースなので
迷わず別の道へ。
ここからも荒船山が見えます。
謎のグルグル巻いてる木。
上級コース、と書いてありますね
ビリー隊長、迷わず進んでいきます。
えっここー?
タルワキ沢というところを登るそうです。
ふむふむ…
さすが上級コース、険しいのう
ビリー隊長が来たのちに
登山道が整備されてたようで、
鎖場ができてました
これを登るのかー
最初に足をかける岩に、
なんと私は足が届かず
山友さんに足をあげてもらって、
「あたたたー足がつるー
」と
なんとも恥ずかしい状態になりながらも
なんとか登ることができました
パンダくんは身軽にサッサと登っていきます。
若いなー
後で聞いたらビビってだけどビリー隊長の手前
なんとか登ったそうです
山友さんも、なんなくクリア
股関節の柔軟性が大事と身に沁みました…
日没の早い時期なので、2時半になったら
引き返そう、と言って、
ガシガシと登っていきます
何ヶ所か、鎖場や、痩せ尾根がありましたが、
なんとか登っていきます
そして、ちょっと予定時間を過ぎましたが、
なんと!14:36、山頂に到着ー
まさか行けると思ってなかったので
すごく嬉しい
パンダくんも、満面の笑みです
天気もよくて、よかった!
相馬岳が妙義山の中で一番高いピークなので
これで妙義山に登った、と言えますねよかった~
金洞山方面は一生行かないことでしょう
看板の後ろに映っている人に集合写真を撮ってもらいました。
ロープを腰の周りにたくさんぶらさげていたので
クライミングの方だったようです。こんな険しい山に一人で
ロープ使って登るなんて!尊敬・・・
冬は木がないので、展望もよくて最高
さて、ぐずぐずしている暇はないのです。
日が暮れる前に帰らねば
この崖の間の道を帰っていきます。
途中なんどか迷いそうな箇所がありましたが
分岐で先に行っているパンダ君が
「お~い、こっち!間違えると思って
待ってたよ~」と誘導してくれたので
助かりました
鎖場は、帰りの方が足を置く場所が見えず
難儀しました。
ビリー隊長によれば、鎖から少し身を離して
手と鎖の間にゆとりを持つことで
足が見えるようになるんだとか・・・
怖いからついつい鎖に身を寄せて縮こまっちゃうんですよね。
銅製の長めの階段を進みます。
網になっているため足元が透けて見えるので
ちょっとこわい
ビリー隊長ははるか下の方にいてなかなか追いつきません。
やっと下山直前で背中を捉えました。
どうやったらあんなに早く歩けるんだろうか。
16:25、なんとかヘッドランプを使う前に
下山完了
後で記録を見たら、結構早めのペースでした。
標高差は800メートル強だったようです。
距離は5.2キロなので、やはり、かなり急だったのですね。
時間は3:36でした。
日暮れ直前の妙義神社。
車に乗って、帰りま~す。
今回はなんと2座も登ってしまいすごい充実した1日でした。
「荒船山が先週のことのように思えるよ!」と
パンダ君。たしかに
そうそう、万が一登れそうだったらと思い
さきに、道の駅でたくさん買い物をしておいたのでした。
なので、お土産が盛りだくさん
下仁田ネギがすごい大きい!

