ひとひら ふたひら みひら
花が風を泳いでる
僕はそんな季節(とき)に生まれた
家の庭には大きな木
祝うように咲き誇るサクラ
初めての春
ひとひら ふたひら みひら
花が風に泳いでる
僕はそんな季節(とき)に登った
枝を折って落っこちた
何故か父に褒められた
8つ目の春
ひとひら ふたひら みひら
花が風と泳いでる
僕はそんな季節(とき)に受けた
郵便受けには「サクラチル」
庭にはサクラが咲いていた
15つ目の春
ひとひら ふたひら みひら
花が風で泳いでる
僕はそんな季節(とき)に家を出た
都を目指すのぞみの中
閉じた目にはサクラの木
18つ目の春
ひとひら ふたひら みひら
花と風が泳いでる
父はそんな季節(とき)に逝った
サクラに吊られた父のカゲ
その枝が折れることはなかった
27つ目の春
ひとひら ふたひら みひら
花と風は祝ってる
僕はそんな季節(とき)に誓った
僕の横には愛する人
子には「サクラ」と名付けよう
31つ目の春
毎年流行る“サクラ”ソング。
一応、考えてみました。
お暇な方は曲を創ってみて下さい。
閑話休題。
連日の本番、そして稽古。
そんな中、元祖黒久1・1・1 第2回公演
【はし】が幕を下ろしたそうです。
観に来て下さった方、有り難う御座いました。
楽しんで頂けたでしょうか?
彼は楽しんでたようです。
そしてスタッフの方々、共演者の方々にも
有り難う御座いました、とのコトです。
又、素敵な方々との新たな出逢い。
しかし仕事などであまりゆっくり話が出来ず
残念がる彼。
“はし”休めの間も無く、稽古に赴く彼。
ご苦労様です。
有り難う御座いました。