『久馬さん、ラーメンです!』

  

と或る昼下がりのラーメン屋。

カウンター席に腰掛けて彼は注文する。

すると店員さんが冒頭の言葉を発する。

「恥ずかしい…」彼、思う。

  

その後も…

『久馬さん、ラーメン出来ました!』

『久馬さん、水です!』

と、続く。

そそくさと麺を啜る彼。

啜り終えた彼は、上着を羽織帰り支度。

『久馬さん、お愛想!』

彼の行動を見た店員が口にする。

恥ずかしい…。

  

そして入店してきたお客さんが

彼の座っていた席に座る。

何とも人気のラーメン屋だ、と思っていると…。

  

『久馬さん、ラーメンと餃子!』

  

「!?」

  

驚く彼。

状況を必死で考える彼。

    

……

……

  

「9番さん!」の間違えでした…。

自意識過剰…。

独り戸惑う彼に、店内の人々は

首を傾げたことでしょう。

  

あ、人々と言えば、彼等の新しいDVD、

【室内の人々】が発売されました。

興味の有る方は、買ってやって下さい。

  

  

前記事、やはり削除させて頂きました。

皆さんの心の引き出しに

ソッと仕舞っておいて頂けたら嬉しいです。

沢山の言葉、本当に有り難う御座います。

彼が羨ましいです。

本当に有り難う御座いました。

 

これからも彼を宜しくお願いします。