今日、彼は阪神電車に乗っていた。
阪神電車に揺られるのは、久方振りだとか。
何処に行くのかと思えば、岩屋という駅で下車を。
とぼとぼ歩く彼は、洒落た建物へ消えていった…。
その建物は兵庫県立美術館。
館内では【ムンク展】が開催されていた。
絵の知識など殆どない彼だが、迫力に圧巻。
ムンク氏には“死”、“黒”、“狂”等のイメージがあったみたいだが、
そんな思いは払拭された彼。
特に晩年は鮮やかに…。
しかし、最も有名であろう『叫び』が無かったのに残念がっていた。
まぁでも、退館後にお客さんが感嘆を叫んでいたので
それを観て喜んでいた様子の彼。
因みに『叫び』は、あの描かれてる人物は叫んでるのではなくて
《自然を貫く果てしない叫び》に耳を塞いでいるそうです。
次は【つんく展】か【ムック展】を観に行くらしいです。
そんな彼は、明日から【仇男】浪花公演だそうです。