今日の彼は、NGK3ステージ、うめだ花月1ステージというスケジュール。

出番の合間、彼は別の楽屋に移動。

そう言えば、又漫才の創作依頼が来、打ち合わせがあると言っていた。

今回はザ・ぼんち師匠。

あの漫才ブームの第一線で活躍していた漫才師である。

あの初の日本武道館公演を行った漫才師である。

小学生の頃、その漫才で笑っていた彼。

今は、その漫才で笑かす手伝いをするコトになるとは。

 

緊張しながら楽屋の扉を開ける彼。すると驚きの表情を浮かべる。

どうやら中には、ぼんちおさむ氏しか居ないようだ。

いつもならマネージャー等が居るのだが、今回は二人きりらしい。

益々緊張する彼。

そんな中、打ち合わせは進んでいく。

 

順調な打ち合わせ、おさむ氏が『連絡先教えといて』と。

「はい」と、携帯番号をつらつら口にする彼。

『じゃ、掛けてみるわ。其れが俺の番号や』とおさむ氏。

 

…。

 

が、彼の携帯が声を出すコトは無かった。

どうやら緊張のあまり番号を間違えて言っていたようだ。

そして、もう一度正確な番号を言い、打ち合わせ終了。

 

もしあなたの携帯電話に本日夕方頃、知らない番号から電話が掛かってきていたら、

それはおさむちゃんだったのかもしれない…。

 

しかし、最近師匠方のネタを頼まれるコトが多くなってきた彼。

このままNGKのネタが全て彼創作のネタになれば面白いのに…。

 

 

次の出番まで少し時間があった彼は、書店に立ち入る。

何か面白そうなモノは無いか、と物色中の彼の眼が止まる。

千原ジュニア著 【14歳】であった。

早速、本を手に取りレジに並ぶ彼。

そして書店を後にする彼の手には、一枚の紙が握られていた。

 

“千原ジュニア 握手会優待券”

 

購入者に与えられるらしい。どうするのか…?

 

 

人生のストーリーは

一生じゃ足りないよな