今日、彼は昼下がりに起床。
顔を洗い、テレビをつける彼。
テレビには小さな兄と大きな弟のやり取りが流れていた。【中川家】だ。
新聞のラテ欄に眼をやるとABCテレビの創立55周年記念番組【漫才パレード】とのコト。
55周年というコトで正午から5時間半、55組の漫才師が漫才を披露するようだ。
何という長丁場。
何気に出演者の名前を見ていると彼等の名前も記載されている!?
しかし、彼はまだ呑気にブラウン管を眺めて笑っている。
自分が出演する番組が、起床時に流れているのはどんな感じなのだろう…?
果たして間に合うのか?ひょっとして忘れているのか?
すると、着替え始め家を出る彼。
忘れてはいないようだ。
ABCに到着し楽屋に入る彼。流石に凄い人の数。
この人込みの中、何とかメンバー4人を見付けネタ合わせをする彼。
そして、本番へ。
5分後終了。
いつも思うのだがこの仕事時間の短さ。
世間では8時間労働、働き過ぎ等と言われているが、今日の仕事時間…5分。
打合せや、移動等を含めば8時間以上経つコトはあるが正味の仕事時間は短いモノだ。
不可思議な仕事だ。
そう言えば力士も仕事時間は短い。
稽古等は物凄い大変だと思うが、実際の取り組みは1分も無いだろう。
こちらも不可思議な仕事だ。しかも裸だ。
まぁ、どちらも三賞→殊勲賞 敢闘賞 技能賞
三笑→大笑 爆笑 哄笑
を目指して頑張っているが…。
その後、彼は電車に乗ると家とは逆方向へ。
新大阪で降りた彼は、モダンな建物へ入っていく。
入口にはチラシが有り、【ナイトサファリ ~夜のサーカス、朝の動物園~】と。
どうやら又々小松利昌(劇団☆世界一団→sunday)氏に招待して戴いたのだとか。
この作品にはケンドーコバヤシ氏も出演。
内容は、謳い文句に有るように、音楽とダンスと演劇が巧みにコラボレーションされていた。
明日まで演っているようですので興味のある方は是非足をお運び下さい。
コバヤシ氏も渋い演技で御座いました。