今日、彼はNGKとうめだ花月の計3ステージへ。
NGKは平日だというのに相も変わらず超満員。毎日毎日満員。
何処からこんなに人がやって来るのか？
トップ出番の彼等。盛大な拍手に包まれて登場する。
しかし何だか彼がやり難そうな感じ…。
と言うのも客席で赤子号泣。
彼を眼前にして嬉しくて号泣…では無さそうだ。ただの仕事。泣くのが仕事。
彼はこういう経験を幾多もしている。
しかし何故赤子を連れてくるのだろう？
きっと赤子は芸を理解などしていない。
預けるという術は無かったのか？
預け先が無かったにせよ、泣き出したのなら何故ロビーに出ないのか？
ひょっとして生後から一時も泣き止まず、最後の手段として来たのか？
何にせよ号泣の中ネタをする彼が辛そうだ。
彼だけではなく、恐らく赤子周辺の方々も良い気はしないだろう…。
果たして映画館でも赤子を連れて行くのか？流石にそれは無いのか…。
では寄席なら良いか、と軽視されているのか？
その赤子をいじり笑いに変えるコトは容易らしい。
でも彼はそういうのはあまり好きじゃないのだとか。
ネタも中盤。
まだ泣き続ける。良く働く赤子だ。
彼、思う。「一度泣き叫ぶ赤子を抱きながらネタをしてやろうか」と。
と、その時、泣止。
何が起こったのかと舞台上を見回すとなだぎ氏の尻の角度だ。
ネタ中のプリッと尻を突き出す姿を見て赤子が泣き止んだ。
Oh ワンダフルヒップ。
なだぎ氏は揺り篭から墓場まで通用しそうだ。
泣かないで 泣かないで
今よりもましな 優しさに会えるよ
彼等の為に 泣かないで
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