或る晴れた日。
彼は目覚める。
カーテンの隙間から陽光が差し込む。
彼は目を細める。
「一ヶ月程眠ってしまったのか?」と、思わせる気候。
彼はカーテンを開ける。
見上げれば、雲を何処かに忘れてしまった青天。
彼は窓を開ける。
涼しい風が頬を撫でる。
彼は微笑む。
鳥や木々が元気に踊っている。
彼は着替え外へ出る。
まだ昼下がりの為、短い影法師。
彼は散歩する。
額に汗を滲ます人もチラホラ。
彼は近辺の公園に足を運ぶ。
こういう世なので子にはきちんと親が付き添う。
彼は眺める。
ブランコから靴飛ばしをする子達。その靴が親に当たる。
彼は再び微笑む。
すると、彼の額に一粒の水が。
彼は見上げる。
青天の空からの届け物らしい。
彼は戸惑う。
あんなに晴れ渡った空が一転。まさに青天の霹靂。
彼は家路を急ごうとするが、ふと思う。
「あ、今日はあいつの婿入りか…」と。
急ぐ足を止め、雨に打たれて帰るコトにした彼。
公園の片隅では子が飛ばした靴がひっくり返っていた…。
過日、彼のメンバーであるヤナギブソン(本名 柳谷学)が結婚したらしい。
連続で結婚の記事になるとは…。
学(まなぶ)
人生で日々する行為。
しかし、学ぶコトは誰でも出来る。
学んだコトを、考え理解し二人で手をとり歩んでほしいモノだ。
おめでとうさん!末永くお幸せに☆