飛田新地と嘆きの壁

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飛田新地

飛田遊郭はかつて西成区北東一帯に広がっていた遊郭であり、日本最大級の遊郭といわれていた。
1958年に売春防止法が施行されてからは料亭街となっている。
ここでは撮影禁止が暗黙の了解となっている。当然と言われれば当然。




飛田新地北門。




飛田遊郭では娼妓の逃亡を防ぐために巨大なコンクリート壁に囲まれていた。

所謂“嘆きの壁”である。隣の敷地が更地となったことで、その姿が露わとなった。

みんながみんな自分の意思で働いていた訳ではない時代。

壁に閉ざされながら働いた人達のことを思うと辛い気持ちになった。