大阪南港フェリーターミナルはニュートラムのフェリーターミナル駅から歩いて5分もかからない程度で行ける。
名門大洋フェリー
大阪南港と新門司港を結ぶ。瀬戸内海航路は競合が多い為比較的安く、また内海であるから揺れが少なく電波が入りやすいので快適でおすすめ。
乗船して早速デッキに登った。夕日を眺めながら大阪を後にする。
夢洲。万博の工事が進んでいるのが見える。
明石海峡大橋。ちょうど黄昏の時間に通過した。街に灯りが灯り始めるのを眺めながら体いっぱいに潮風を浴びた。はやく風呂に入りたい。
この日は中秋の名月の翌日。大きく空に浮かぶ月を眺めているとすぐに夜がきた。夜行の旅はここからが長い。
瀬戸大橋を潜ったところで寝ることにした。もう風呂入って潮を洗い流したのでデッキ出るの嫌すぎとなり展望スペースで眺めた。
今回はドミトリータイプのツーリストを選択。鉄道で言う開放型B寝台のような感じ。指定したのが部屋の一番奥の寝台だったのでプライバシー性が高く個室のような雰囲気だった。
瀬戸内海を通るために、時々船に乗っていることを忘れるほどに揺れが少なく快適だった。
4時半くらいにおはよう放送がなり目が覚めた。朝食は利用するつもりがなかったのですぐに二度寝。新門司港到着直前まで寝台を楽しんだ。夜行では寝るのは勿体無いが寝ないのも勿体無い。
新門司港から小倉駅までは無料バスを利用することができる。北九州市営バスの車が使用されていた。
小倉駅到着後は、北九州地区を巡った。
須崎町商店街
JR キハ147
風治八幡宮
旦過市場
小倉駅からフェリー連絡バスに乗る。朝に乗ったバスと同じ車体だった。
帰りも名門大洋フェリーを利用。乗船してさっそく行きは利用しなかったレストランに行った。バイキング形式になっており、この日は昼飯を食べてなかったのでその分爆食いして一日の摂取カロリーを調整した。窓際席で海を眺めながら九州をあとにした。
晩飯を食い終わった頃にはすっかり日は暮れ、デッキで黄昏の空を眺めながら退屈だけど幸せな時間を過ごした。少し遅延していたからかスピードを上げていた関係で体が風で持っていかれるほどに風が強く、柵には近寄れなかった。
松山の街の明かり
街明かりと星空を眺めながら夜風と潮風に吹かれた。
しまなみ海道、来島海峡大橋を潜ると今治の街が見えてくる。まだ日付けは変わっていないが、眠たくなってきたのでもうこの辺りで寝ることにした。
帰りもツーリストを利用。ぐっすり眠ることができた。
朝4時半頃、おはよう放送が流れ目が覚めた。明石海峡はもうすでに潜り抜けた。レストランで朝食を食べているとすぐに大阪南港に到着した。2泊3日の弾丸旅行を終え、早朝の電車を乗り継いで帰宅した。

















































