旧敦賀港駅舎
欧亜国際連絡列車の終着駅として利用されてきた敦賀港駅。その旧駅舎を再現して1999年に建設された。
かつては敦賀から船でウラジオストクへと向かい、さらにそこからシベリア鉄道を経由して欧州へ連絡していた。
いくつかある日本と欧州を結ぶルートの内のひとつであった。
まさに敦賀はヨーロッパの入り口であったと言える。
敦賀港線廃線跡
敦賀港線はかつては欧亜国際連絡列車が走った線路である。
国鉄分割民営化とともに正式に旅客営業は廃止され、その後も長らく貨物専用線として営業を続けたが、それも2009年には休止された。列車が走らなくなったあとも路線としては存続していたが、最後は2019年に正式に廃止された。
現在敦賀港駅跡はJR貨物のオフレールステーションとなっている。