筒石駅

頚城トンネルの途中にあることで著名な駅。
北陸本線複線電化の際、海岸を通らず長大トンネルで抜けるルートに変更されたが、その際付近がトンネルであるこの駅は廃止されることとなった。
しかし斜坑跡を活用することで駅を存続させたことにより、このような特色ある駅が誕生した。

駅舎



駅舎からホームまでは300段弱の階段を降りる必要があり、利用にはそれなりの体力と脚力が必要である。駅舎からホームまで5分程度は見たほうがいい。











列車が通過する際の風圧を遮断するためにホームと待合室の間には頑丈な扉が設置されている。

ホームはトンネル内部にあるので勿論電波は通じない。



トンネル断面積を抑えるため、互い違いに配置された相対式ホームが設置されている。







筒石の砂岩泥岩互層

筒石駅前にある。

かつてこの辺りが海だった頃の地層が見え、大地の歴史が伝わる。





駅から離れたところには、漁村として栄えた筒石集落がある。