おいら 6歳1ヶ月
9月4日~7日、北海道へ旅行に行ってきました。
小鉄のおいら的には「北海道旅行」が目的では無く、「北斗星に乗ること」がこの旅行の目的
あと○日で北斗星と指折り数える毎日。
カレンダーにもおいら自ら記載されていました
当日は19:03の出発。
母的にはゆっくり準備も出来て、良かった~。
おいらも自分のリュックに「北斗星各駅通過の時刻表」と
バイブル本を詰め込んでいました。
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東京駅でお弁当を買い、上野駅に着いたのは50分近く前でした
食堂車・グランシャリオでディナーが食べたいと言い張っていたおいらですが、一人当たり7000円、三人だと・・・
21000円
そう言うことで、ディナーはお弁当と言うことになりました
上野駅に着くとおいらのテンションは急上昇
走り出して仕舞うし
さすがにおいらの乗車車両は遠い
今回は「びゅう」でフリーツアーをお願いしたのですが、本当は個室が良かった
でも、個室と開放型とどちらがチケットを取りやすいかと聞いたところ、開放型と言われ、確実に取れる方を選んだわけでした。
北斗星入線のアナウンスに進入方向に釘付けのおいら
きゃぁ~~~~、憧れの北斗星です
母も興奮してきました
記念撮影で混雑の先頭車。
行き先には「札幌」の表示。
今から始まる旅に、今一つ実感がわかない母。
列車の中で寝る
そうすると自動的に札幌に着いているわけ
おいらがのようなことを言っていますが・・・。
母にとっても初めての寝台列車の旅です。
やはり車両の中に入っても、通路を早足で部屋を探し始めるおいらです
予想していたが、やはりベッドは狭い
おいらと添い寝だったら飛行機代だけで済んだけど、小学生と間違えられるおいらと添い寝はさすがに無理と判断
今回の旅、おいらはしっかりと子ども料金を払っての初旅となりました。
通路の窓側に折りたたみの椅子が着いていて、ここからゆっくり車窓見学が出来るようになっていました。
まずは腹ごしらえ
お弁当を食べ始めましたが、おいらは車両探検に出掛けたくてウズウズ。
父に「食べないと連れて行かない」と言われて、モグモグ
食べ終わると車両探検へ出動
おいら、すでにバイブル本で何両目がどんな車両であるかは理解済み
おいらと父で出発
後から母が出動してみると、おいらと父はロビーカーにいました。
ロビーカーにはがあって、時間になるとビデオが流れます。
そして電話ボックスにシャワー室もありました。
シャワー室もおいらは体験する予定でしたが、あっと言う間に夜の部は予約がいっぱいになってしまい、残念
夕ご飯にお弁当を食べている人達がいました。
気さくなおじさん達がいて話しかけてくれ、鉄道に関するお話が楽しく始まりました。これぞ寝台列車のお楽しみですね
お弁当を食べ終わると皆お部屋に帰り始め、いつの間にかおいらだけに。
ロビーカーを独り占めです
帰宅に向かう人達のホームを、パジャマ姿で見送る寝台列車組。
北斗星に乗っているんだと実感です。
22時頃おいらは布団に入りましたが・・・
「おいら、楽しくて眠れない」と、何度も起きてしまいます。
「海底トンネルに入ったら起こしてね」と言っていたおいらですが、結局揺さぶり攻撃でも起きず
三半規管が弱くなった母が一番心配であった寝台列車での睡眠
揺れによる嘔気は大丈夫でしたが、揺れが気になりやはり眠れなかった
朝6時前、突然おいらが目を覚ましました
もう海底トンネルは通過し、もうすぐ函館と言うところでした。
「寝ている間に北海道に来ちゃったね」と、おいら北海道初上陸の一言です。
6:34、函館駅に到着です。
ここでは8分の停車。
何故なら客車を引っ張る先頭車両交換のためでした。
上野駅を青色のEF510電気機関車で出発しましたが、青森駅で赤色のED79電気機関車に交代。
そしてここ函館駅でED79から
今までは先頭車両の次の車両だったので先頭車の写真なんて簡単に撮れたのですが、今度は進行方向が反対になり、おいらの車両は最後尾になるのです。
母、このDD51を写真に納めようと走りました
だって8分しかない11両、走り抜きましたよ
その間おいらはと言うと、
「DD51は見なくていい」と、ED79の連結解除の場面を見ていたそうです。
しっかり早朝ランニングを終えた母
お腹が空いたねぇ~
じゃぁ~~~~ん
朝食はなんと食堂車・グランシャリオでお食事
ディナーはさすがに無理だけど、せめておいらにグランシャリオでのお食事を体験させてあげたかった。
と言ってもお一人様1600円なり
函館を出発してすぐだったので、相席でしたが待つことなく席に着くことが出来ました。
相席になったのは大学1年生のお兄さん。
とても爽やかな青年でした。今時の18歳でもこんなに爽やかで気の利いた子どもがいるんだと感動した父と母です。
もちろん鉄ちゃんでした
小さい頃から両親に鉄道の旅に連れて行ってもらったらしく、今でもそのことは憶えていると言っていました。
今回の北斗星は初体験。
興奮して眠れなかった、と嬉しそうに話していました。
おいらも大きくなって、母と行った電車でgo!とか今回の北斗星の旅とか、憶えてくれているのかなぁ・・・
おいら、鉄は鉄でもこの青年の様な爽やかな鉄になっておくれ。
おいらに朝ご飯で何が美味しかったと聞いてみたら、
「ヨーグルト」だったそうです。
腹ごしらえも終わり、北海道の車窓を楽しむおいら。
北海道~、でっかいどう~
車内販売でプレートをおねだり
記念だよね、記念。おいらに甘い父、買ってしまいました
長いようで短かった様にも感じる寝台列車北斗星の旅。
ロビーカーで顔見知りになったおじさん、食堂車で相席になった青年、同じ車両にいた赤ちゃん・・・
ここから別々の旅の始まりです。
何だろう。新幹線や飛行機では感じることの出来ない人々とのお別れ
さ~、これから北海道の旅の始まり
まずはレンタカーを借りに。
それからはおいらの一番行きたかった場所へgo!です
其の2へつづく・・・