おいら 4歳5ヶ月
新年からじーじとばーばが来ていましたが、今日が帰る日となりました
おいらは昨日から「今度はいつ来る」、「来週
」と帰って欲しくなくてたまりません。
さて2人が帰る時間が近づくと
「おいらもじーじ・ばーばと一緒に行く」
母は行けないからおいら一人でお泊りになると言っても
「お泊り出来るから」と強気なおいら。
お泊りどころか一人で寝たことも無いおいら。
何処まで強気でいられるのかちょっと試したくなった母です
リュックにパジャマや着替えを入れファスナーを閉めようとすると、
「母、おいらのmy箸と歯ブラシは入れた」と冷静に確認をするおいら。
はいはい、入れますよ。
おいらはルンルンテンション上がりっぱなしでばーばと手を繋いで駅に向かいます。
おいらの駅からばーば電車に乗り、これまたテンション
20分ぐらい乗ったところの駅で母は降りることを告げていたので、
その駅が近づき始めると
「次は何処」と顔つきが怪しくなってきたおいら。
さていよいよ母が降りる駅に近づきました。
「おいら、母降りちゃうよ。一人でお泊り出来るの」
笑顔は無いものの「ばーばと行く」とばーばの手を繋いで離さないおいら。
それならば、と母は駅で降りちゃいました
と言ってもやはり心配な母はすぐ隣の車両から再び乗り込みおいらの見えない位置へ
おいらの顔は見えないのですが、寂しさを紛らわそうとしているのか
大きな声でばーばに話をするのが聞こえてきます
そのうちその声も聞こえなくなり・・・
じーじから来るようにと合図がありました。
後から聞いたところウルウル状態だったそうです。
それでも「一緒に行く」と言い張っていたらしいのですが
母が顔を見せるとホッとした笑顔を見せるおいらでしたが、
これまた「母と帰らない。ばーばと行くの」と意地を張り続けます
そうねそうね、今度は本当に帰っちゃうよ
ばーば電車から横須賀線に乗り換えとなり、おいらとじーじ・ばーばを見送り消える母。
もちろん隣の車両に乗りましたけど
扉が閉まり発車するやいなやのおいら
おいらのところに飛んで行くと母にしがみ付き大泣き
でもですよ、それでも「ばーばと行く」と言い張るんですよ~
「母がおいらと一緒に帰りたいの」と言ってそれでやっとうなずいてくれました。
行くと言ってしまった手前、男の意地だったのでしょうかね
じーじ・ばーばと別れ、おいらの街へ向かうばーば電車に乗り込んだ途端に爆睡のおいら。
気疲れしたのでしょうね。
こうしておいらの初一人でお泊まりは失敗に終わりました
でも頑張ったね。
そしてじーじ・ばーばと一緒にいたい気持ちがよ~くわかったよ。
じーじ・ばーば、早くまた遊びに来てね