人間の免疫力:なぜ花粉症を起こすのか? | アンチエイジング世代の習慣

アンチエイジング世代の習慣

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こんにちわ。

 

本日のテーマ
人間の免疫力:なぜ花粉症を起こすのか?

シルクマスク.JPG
いやはや
都民は実に花粉症の人が多い。
マスクをしている人や、
ゴーグル様メガネを装着している姿を見かけると、
”同類憐れむ”
の気持ちが溢れてくる。

私自身1998年ごろから、
花粉症になったらしい。

らしいというのは
2月中旬頃、鼻詰まり、鼻水の症状があり、
風邪なんだろうなあ〜
と思いつつ、
総合風邪薬(PL顆粒)
を処方されて服用していた。

風邪だと思っていたのは、
仕事のストレスや年齢、
睡眠不足によるものだと。



上司が”重度の花粉症”である。

このことから
もしかしたら・・・?
と思いアレルギー検査を受けた。
採血で調べるのだが、
見事にスギ花粉症陽性でした。
幸運なことにヒノキはなかったので、
ホッとしたものです。

なので
桜の咲く頃まで。
春の彼岸の頃まで
マスク姿ということです。

今年は、
新型肺炎コロナウイルスの感染
市中感染ということで、
花粉症だけではなく、
予防をかねたマスク姿を見ることが多い。
使い捨てマスクが品薄ということで、
皆困っている様だが・・・

ここではマスクのことではなく、
花粉症についてですので
話を進めてまいります。

私自身は、
花粉さえ入り込まなければ・・・

なので
使い捨てマスクではなく、
”シルクマスク”
”布マスク”
を手洗いしながら装着している。
外に出る時のみの装着です。

前置きが長くなりましたが、
本テーマの花粉症について
話を進めてまいります。

体は食事で作られる。

なので
食べ物で花粉症にならない。
その前提で話をあなたへシェアします。
======
花粉症の歴史
======

日本で最初に花粉症が報告されたのは1961年。
アメリカ進駐軍が持ち込んだとされる
ブタクサによるもの。(放牧草のこと)

え〜?
食生活の欧米化したからでないの???
それはアレルギーの話となる。
話を進めてまいります。

1963年
スギ花粉症がはじめて確認された。
発見者:斎藤洋三(当時は東京医科歯科大学所属)
    鼻や目にアレルギー症状を呈する。
1964年に論文として報告されている。

当初
春季カタル
↪︎子どもに多い重症なアレルギー性結膜炎。
 特に小学生の男の子に多く見られ、
 激しい目のかゆみや、
 白い糸状の目やにがたくさんでます。
 子供に多い重症なアレルギー性結膜炎です。

今では花粉症と
はっきり区別されます。
花粉症という呼び名が
広く知られるようになったのは、
1980年代になってからです。

花粉症はざっくり言うと、
本来、人に悪さをしない無害な花粉を
体が有害だと誤認して、
それを排除しようと
過剰に反応していまうアレルギー反応
です。

アレルギーですが。。。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アレルゲンになる可能性を持っているもの
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スギ・ヒノキ・ブタクサなどの花粉。
ウイルスや細菌、
カンジタなどのカビの仲間である真菌。
穀類、卵、牛乳、大豆などの食べ物
ネコ、イヌなどペットの毛やフケ
ダニやハウスダストなどがある。

つまり
私たちの身の回りに至るところに、
アレルゲンは潜んでいるということです。

たとえば
わたしには化学物資雨過敏症もある。
柔軟剤の匂いや香水、防虫剤などです。
ーーーーーーーーーーーーー
アレルギー反応による症状
ーーーーーーーーーーーー
目のかゆみや涙、鼻水、くしゃみ、
皮膚のかゆみ、蕁麻疹があらわれることもある。

重症になると、
生命を脅かすほどの
深刻な健康被害をもたらす
アナフィラキー
と呼ばれる反応がある。

たとえば
蜂に刺されたとか・・・
蜂アレルギーは30分以内で
アナフィラシキーとなる。
遠足などに行く際は、
教師や同伴の父兄が
予防に持参している(注射)があると聞く。

あ・・・話を戻します。

花粉症を発症した人は、
他のアレルギー性疾患を発症する可能性がある
が 
花粉症を完治させることで、
他のアレルギー症状を軽減したり、
完治させることが可能です。


なので
花粉症を完治させる!
ひいてはアレルギーを軽減させることが大事。

食べ物で体は作られる。

ひところに比べ、
かなり花粉症状が落ち着いてきています。

花粉症になったわたしが受けた治療について話をします。
ーーーーーーーー
花粉症の治療法
ーーーーーーー
・抗ヒスタミン剤とステロイド剤。
 抗ヒスタミン剤
 ↪︎眠くなる魔法の薬だ!
  とわたしは呼んで位ます。

  つまり
  集中力や活動力の低下を招いたり、
  強い眠気を誘発する副作用がある。
  
  ステロイド剤には強力な効果がある。
  (点鼻薬として使っていた)
  強い副作用がある。
  そう・・・鼻血が出やすくなる。
  のでやめた。

ステロイド
↪︎炎症を抑えるだけではなく、
 身体にとって重要な働きをしているホルモン。
 
 つまり
 ストレスがかかったときに、
 脳や体が適切に対抗できるように
 体を調整する抗ストレス作用や、
 血糖値が下がってしまうときに
 糖新生を促す作用がある。

 つまり
 ストレスを感じたら、
 すぐにステロイドが出てこないといけない。
 ステロイドは体にとって、
 大事なホルモンである。

ケナコルトA
というステロイド剤を投与は、
日本アレルギー学会からは
望ましくないとの警告が出された。

抗ヒスタミン剤

ステロイド剤とによる治療法は
いまも現役で行われている。
いずれも対症治療であり、
花粉症を完治させるものではない。
(女性が使うと
 月経不順や不正出血がおこりやすくなる)

現時点の花粉症の最新治療
(耳鼻科で行われている)
手術療法:レーザー
舌下減感作療法(舌下免疫療法)

ーーーーーーー
食事療法の歴史
ーーーーーーー
オーソモレキュラー
↪︎細胞レベルの栄養素に着眼した画期的な療法。
 (栄養療法)
 投薬だけに頼らない根本治療をめざし、
 栄養素( 適切な食事やサプリメント)を用いて
 様々な病気を治す治療法のこと。


 カナダの精神科医で生科学者でもある
 エイブラム・ホッファー博士が治療を確立。
 ライナス・ポーリング博士によって世に広められた。

ホッファー博士
↪︎1966年に
 低血糖症を発見。
 精神状態に糖が深く関わっていることを突き止めた。

ポーリング博士
↪︎意図的に食事を変えてサプリメントも利用し、
 体の中の分子を最適な状態に作り変えることで、
 病気になったら自分で治せる、
 あるいは、
 病気にならないようにする
 仮説をたてる。

我が日本ではどうであろうか?

厚生労働省が、
「日本人の食事摂取基準」として
一日に必要な栄養素の基準量を示している。

しかしながら
これは欠乏症を起こさないための
最低限必要な数値。

つまり
健康を維持するのに十分な量とはいえない。
日本の医療は病気になってからであり・・・

例えば
ビタミンCの場合
↪︎欠乏症である壊血病を予防するなら
一日50mgで足りる。
 そのため基準量は50mg。
 あくまでも病気にならない程度の量と言える。
 
 わたしは毎朝レモン1個を摂っている。
 レモン1個だと25mgくらい、
 日本のミカンだと2個ぐらいで良いことになる。
 オレンジでもいいのですが・・・



この教えはとある学びからですが、
ここでは話しません。

 2000年から
 100mgへと引き上げられた。

 日本でも取り組んでいる。
 オーソモレキュラーの考えに基づくと、
 風邪を予防するなら、
 1日最低でも500mgは必要。
 肌のためには、
 1日2000mg以上はとりたい。
 ガン細胞を撃退するなら、
 血液中の濃度を、
 3500μg/mLまで上げるために、
 錠剤を飲んではとうてい無理でとわかる。

 なので
 点滴投与になる。
 とまで言われている。

 ここでは花粉症予防完治の話なので
 ここまでとします。

花粉症にならない体質づくりをするなら、
粘膜を理想的な状態に維持することが
何よりも大事です。


私やあなたの組織や
臓器は基本的に細胞の集合体です。

つまり
細胞からつくられたタンパク質が
主な構成成分。

すなわち
皮膚や髪の毛や爪などの組織を
よい状態に保ち、
脳やその他の臓器の機能を高めるためには、
タンパク質の入れかえを
速くすることがポイントです。

そのために
タンパク質を、
食事から摂取して、
ビタミンやミネラルの働きによって
吸収されたタンパク質の代謝回転を
よくすることが大事になってきます。


少々難しくなってきていますが、
どうかついてきてください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
花粉症も含めて体内のトラブルが起こっているとき
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
たいてい炎症という反応が起こり、
炎症が起こっているときは、
タンパク質の代謝回転が速くなり、
よりタンパク質の必要量が増す。

タンパク質は、
アミノ酸でできている。
これまで発見されているアミノ酸は
約600種類ある。
そのうち人間にとって必要なアミノ酸は
21種類。

さらに、
そのうちの
9種類は体内で合成出来ないため、
食べ物によって
外から供給する必要がある。
必ず補給しなくてはならないアミノ酸を、
必須アミノ酸。

なので
必須アミノ酸を
十分に補給し続けるために、
タンパク質をしっかりと
食べる必要があるのです。

いかがです?
ついてこれてますか?

食べ物が減ってくると、
(摂取エネルギー源が十分でない)
タンパク質の必要量は増える。
摂取カロリーが少ないと、
せっかく食べたタンパク質も
カロリー源として燃やされ、
代謝回転が衰えて、
ターンオーバーが遅れて老化が早くなる。
病み上がりでやつれるのは、
このためとも言えます。

余談ですが、
むやみにカロリー制限のダイエットをすることは
オーソモレキュラーの妨げになる。

たとえば
1日あたり、
200~400キロカロリーの中等度の運動
(ちょっと歩いたり、自転車をこぐくらい)
をしているときに、
タンパク質の必要量はもっとも少なくなる。
わたしくらいの年齢の女性は
50gのタンパク質摂取量で良い。

激しい運動をすれば、
それだけ消費エネルギーが増えるため、
タンパク質の消費量も増える。

アスリートが体重1kgに対して、
1〜2gとるのには理由があるということです。
たとえば
60kgのアスリートの人は、
60〜120g!?
タンパク質を摂ることになる。
過酷な運動量ですので、
漠然とですが必要なんだろうな〜

思うだけですが。

パラドックスかもしれないが、
じっとしていても、
同じようにタンパク質が消費される。

つまり
運動不足の人は
適度に運動している人より
タンパク質が必要です。

つまり
寝たきりの老人が
どんどん痩せて手足が衰えていくのは、
タンパク質のロスが大きいからです。
意外でしょうが・・・

生活習慣や食事、
環境などによって、
タンパク質の必要量には
10~40%の個人差が生まれ、
一般的な必要量は、
まったくあてにはならない。

なので
必要量は最低レベルを示していると考えていい。
日本で行われた研究報告を話しておきます。
ーーーーーーー
秋田県大仙市
ーーーーーーー
アルブミン値
(血液中のタンパク質の約6割を占める重要なタンパク質値)
を上げる食事指導をして、
平均寿命を上げて、
お肉やお魚などの
動物性タンパク質の摂取が増えたのに、
動脈硬化が減っている。

この研究報告をしり、
タンパク質の量が不足しているからこそ、
さまざまな細胞の機能が低下して、
花粉症に弱い体質になっている。


わたしは結論したのです。

確かにご飯好きのわたし。
卵かけご飯があれば他はいらない!
とまで?!満足していましたので。

な〜るほど
タンパク質をガンガン食べればいいのか!


ここで落とし穴がある。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
タンパク質の摂取には、
同じものを連日食べないことが重要。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
同じタンパク質を連日とることによって
lgG型の免疫グロブリンが作られ
遅延型アレルギーを、
形成することがある。

たとえば
わたしは良かれと思い、
ヨーグルトをよく食べていた。
そのヨーグルトについて話を進めて行く。
あまり効果がなかったのです・・・

結論を言うと、
小麦アレルギーが偽陽性、
乳製品の類も怪しかったわけです。

なので
グルテンフリー&カゼインフリーの方が
わたしには体に負担をかけない

言うことは後に判明しました。

 乳製品に含まれるカゼイン
 と
 小麦に含まれるグルテンを除去する
 GFCF
 (グルテンフリー・
  カゼインフリー・)
 の方が良いと今は言われている。

花粉症治療にとっても有効な方法である。

その根拠だが、
花粉症の人は、
たいてい腸内環境が乱れていて、
腸内環境を整えることは、
花粉症治療の重要になる。

免疫細胞が、
アレルゲンにさらされると、
そのアレルゲンだけに結合する
IgE抗体が作らる。

現在、
200種類以上のアレルゲンに対するlgEを測定でき、
この検査は、
花粉が体の中に入ってきた後の
反応をみている。

花粉も異物なので、
体に入れなければいい。
マスク装着や
花粉のつかない素材の衣類は有効です。

免疫グロブリンの1つである
IgA抗体は体内で作られ、
体表にある粘膜面に分泌される
分泌型抗体
↪︎目、鼻、乳腺の出口、尿道、膣などの
 外界と接する粘膜で働いている。

IgAの特徴
↪︎細菌、ウイルス、
 また、どんな花粉であろうとも、
 外から侵入するものは
 ことごとくブロックしている。

つまり
IgAがちゃんとしていれば、
吸収性アレルゲンと呼ばれる
すべての異物を
水際で食い止めることが出来る。

ではなぜその働きが???

IgA抗体は、
ストレスや過労によって、
減ることが知られていて、
ストレスや過労が重なったとき、
普段であれば
アレルギー反応が起こらない食材でも
反応が起こってしまう。

あれ〜?以前食べたことがあるのに
と言うことはなかったでしょうか?

==========
免疫の要は腸にあり!
=========

乳酸菌は食物繊維をエサに
活動を活発に数を増やし、
腸内細菌は
約100~500種類ある

3つの腸内細菌叢
・善玉菌
 (乳酸菌・酪酸菌・ビフィズス菌等)
・悪玉菌
 (ウエルシュ菌・ブドウ菌等)
・日和見菌
 (バクテロイデス・大腸菌等)


の3つのタイプです。

理想のバランス
↪︎善玉菌2・悪玉菌1・日和見菌7の割合

このバランスが崩れると、
腸内環境が乱れて
悪玉菌が増えると、
免疫力が下がり、
花粉症を発生する。

腸内に定着している善玉菌を増やすのは、
乳タンパクの弊害が心配されるヨーグルトよりも、
キムチや野沢菜漬の漬物である。
理由については、
瓣野(べんの)先生の
日本人の8つのタイプの腸内細菌叢
を検索すると良い。

花粉症は食べ物で完治したいのである。

なので
免疫のことは腸にも関わってくるので、
話を進めてまいります。

腸は
食べ物が入ってくると
出来るだけ小さく分解してから吸収し、
分子の大きいまま吸収すると、
別の異物として判断して
アレルギー反応を起こしやすくなる。

腸管の壁は、
タイトジャンクション
(粘膜細胞がたくさん寄せ集まり
隣同士がしっかりとくっつきあう細胞と
細胞の固い結びつき)
でできている。

小さな分子が
少量しか通り抜け出来ないが、
リーキーガット症候群
(腸洩れ症候群)
のように
タイトジャンクションがゆるんで
ザルの目が粗くなると、
末梢化で分子の大きいまま
腸壁から漏れでて、
やすやすと体内に侵入していまう。

リーキーガット症候群によるダメージ
↪︎腸のバリア機能を破壊して、
 免疫システムをダウンさせ、
 アレルギー症状など
 さまざまな炎症を招く。

 しかも
 糖尿病の原因にもなる。

 さらに、
 体内の解毒作用を担っている肝臓は
 大きな影響を受け、
 解毒作用が低下する
 と
 毒素が体内にまわることになる。

 そうなると
 健康障害を起こす悪循環に陥る。

リーキーガットの原因
↪︎胃酸の分泌を抑制する薬の長期使用
 カンジタ感染
 カゼイン
 グルテン
 安易な抗生物質の投与

そして
注意が必要なのは、
吸収されずにとどまった糖質は、
腸内においては、
カンジタを含めた悪玉菌のエサになり、
リーキーガット症候群にとどまらず
便通の異常や
多くの腸のトラブルの原因になる。

腸は独自の神経ネットワークを持っていることから
第2の脳とも呼ばれる。

第1の脳

第2の脳
とは
自律神経やホルモン
神経伝達物質によって
お互いの影響を与えあっている
脳腸相関がある。


腸の環境が悪くなると、
心や精神にも悪循環を及ぼし、
腸内環境を整えることは
毎日健康で幸せに暮らしていくために、
とても重要なことである。

免疫に関わりのあるビタミンについて
深掘りしてまいります。

ビタミンD

食材から供給とともに実は、
皮膚に紫外線があたることで
体内でも合成され、
血中濃度には、
季節性の変動が有ることが知られている。

後に話すが、
ウオーキングを欠かせない理由でもある。

ビタミンDの不足は、
世界的な問題であり、
日本人は極めて低い状態である。
ーーーーーーーーーーーー
ビタミンDが
免疫に深く関わっている
ーーーーーーーーーーーー
アメリカで結核にかかるのは、
圧倒的に黒人が多い。

当初は、
貧困率の高さからの
栄養状態が悪いことが推測された。

皮膚にはバリア機能があり、
紫外線にあたるメラニン色素をつくって
肌色を黒くして、
皮膚表面にメラニン色素を並べることで、
紫外線が直接皮膚にあたらないようにし、
細胞核などを守るためです。

つまり
肌の黒い人ほど、
紫外線を通しにくく、
そのぶん、
日光の恩恵を受けにくくなり、
ビタミンDの濃度が
著しく低下している
ことが実証されている。

西の国で生まれ育ったわたしは色黒なので・・・
これにも関係するのか!

思ったが、そうではない。
ーーーーーーー
ビタミンDの働き
ーーーーーーー
免疫の過剰反応を抑える動きがある。
粘膜を再生し、
細胞間の結合を結合を装着させる
クローディングという
物質の生成の調整もする。
タイトジャンクションに密接に関係している。

つまり
腸の粘膜細胞を丈夫にして
リーキーガット症候群を防ぎ、
腸内環境を整えて
IgE抗体

IgA抗体などの
免疫物質の生産や働きを正常化にする。

腸の免疫システムを強化させる働きがある。

最近注目されていることは、
インスリンとの関係で、
ビタミンDには、
血糖値を改善する働きもある。


日本人の遺伝子には糖尿病になりやすい。
糖尿病が増えてきている日本人には
是非とも必要なビタミンDと言えます。
ーーーーーーーーーー
ビタミンDを含む食材
ーーーーーーーーーー
サケやイクラ、スジコ、ウナギ、サンマ、イワシ、シシャモ、
干しシイタケ、キクラゲ等に多く含まれ、
肉類などの含有量は多くない。

鮭の1切れであれば
お手軽に食卓へ出せるし、
毎月の食費捻出の懐にも響かない。
サンマやイワシの缶詰を食べる手もある。

ビタミンDには、
植物由来のD2

魚の肝臓などに含まれる動物性のD3
がある。

オーソモレキュラーで
サプリメントで使う基本

活性型になる1つ前の段階の
前駆体の状態のもの
(プレカーサーまたは前駆物質)
を。

つまり
ビタミンDなら、
肝臓で代謝され
血中に貯蓄される25(OH)ビタミンD3の状態を補給すれば、
不足している組織へと送り込むことが出来る。

厚生労働省によるビタミンDの1日の摂取量の目安
↪︎5・5μg(国際単位220IU)

オーソモレキュラーの花粉症治療では、
1日2000IUを目安に摂取を、
体内濃度の低い人は、
増やしてもよい。
ということだ。

治療に興味のある方は問い合わせしてはいいだろう。

わたしは食事によってかなり改善してきている。
地道に確実に取り組んで行こうと思っている。


ビタミンDが
単独で含まれている羊毛由来のサプリメント
よりも
魚油を材料として
ビタミンAや
その他の脂肪酸を多く含んでいるもの
同時に使うことにより
互いの効果を高め合うことがわかっている。
ーーーーーーー
良質な脂質とは
ーーーーーーー
飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸
オメガ3
オメガ6
オメガ9


また、
女性は鉄、
男性は亜鉛が
花粉症対策のポイントになる。
(日本の亜鉛サプリは良質だと聞いた、
 なのでお手軽に利用しては)
ーーーーーー
糖質制限が必要
ーーーーーー
糖質として
体内に吸収される最少単位が単糖類

つまり
ブドウ糖

果糖。

糖質を含む食べ物が
胃や小腸で消化しきれないまま
大腸に運ばれると、
悪玉菌のエサとなって腐敗し、
腸内環境を悪化させる。

糖質を中心とした食事は、
腸内が悪玉が優位になり、
腸内環境が悪化する。

花粉症の改善には、
腸内環境を整える事が大切です。

つまり
糖質制限食によって
腸内細菌を整えて、
花粉症をはじめとする
多くのアレルギー疾患が改善する。


血糖値を上昇させるホルモン
(コルチゾール・アドレナリン・ノンアドレナリン)
は、
強いストレスがかかっているときに必要である。

血糖値の乱高下によって
こうしたホルモンが頻繁に分泌され、
そのたびに交感神経が刺激を受けると、
自律神経のバランスが乱れると、
免疫システムもダウンしやすくなる。


コルチゾール
↪︎アレルギーを防止する働きがあり、
 糖質を食べるたびに、
 無駄に分泌されることで、
 本当に必要な時に出せなくなり、
 アレルギーが起こりやすくなる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
糖質には糖化があり、糖化が進む
ーーーーーーーーーーーーーー
AGEという物質がでる。

蓄積すると腸内が荒らされ、
免疫システムも正常に機能しなくなり、
アレルギーを発症しやすくなる。

口の中で甘みの刺激を受けると、
抗菌タンパク
(細菌やウイルスを防ぐ免疫機能)
が出なくなり、
口から花粉などの
アレルゲンが侵入しやすくなる。

このことを実体験したことがある。

舞浜にある東京ベイホテルで行われた
”イチゴフェア・バイキングケーキ”
へ参加したした当日の夜から、
身体中が熱くなり(高熱)
間をおいてボコボコの発疹が出現
(蕁麻疹)
夜中の2時ごろから激しく下痢が始まった。
出るものがないのか・・・
朝の7時頃には下痢はおさまり、
蕁麻疹も熱も平熱に戻った。

やれやれ・・・
と思ったものだが、
帰宅して
発熱蕁麻疹を経て下痢が始まる。

さすがにおかしいと思い
急性の脱水も起こしていたので、
診療所受診。
強力ミノファイゲーン(蕁麻疹用の)注射。
点滴500ml2本行ってもらった。
採血の結果
・急性好酸球胃腸炎

診断された。

今だからわかること。
糖質過多によって、
免疫力低下がおこり、
腸内環境バランス崩壊による症状でした。

体の中で何が起こったのか?

つまり
ケーキバイキングで糖質が過剰になった。
ーー
結論
ーー
糖による害から体を守るには、
糖質の摂取を制限して、
糖濃度を上げないようにすること
が一番の対策である。


まとめてみます。

=========
7つの予防・対策
(花粉症に対する)
=========

1:タンパク質をとる(乳製品は控える)
 ↪︎私は50歳代の女性なので
  タンパク質は50gでよい。
  年齢や運動量・性差により異なるので、
  必要量は調べてください。

2:質のよい脂質をとる。
 ↪︎オリーブオイル
  ココナッツオイル
  エゴマなど。

3:糖質を控える
 ↪︎この時期だけは20〜60gがよい。

  例えば
  私はこの時期のご飯は
  玄米か発芽玄米です。
 (自宅では妹夫婦からの玄米)
  小麦に関しては、
  パンは食べなくなるが、
  パスタなどの麺類50g未満になる。

バレンタインの時期であるが、
1日1欠片、1粒に押さえています。
(ほぼ海外のチョコレートになる。
 理由は日本のお菓子は添加物が多すぎる)

4:ビタミンDを摂取する。
 ↪︎鮭、さんま、いわし、干し椎茸、
  きくらげ、うなぎ、ししゃも。
  好きではないが・・・いくら、すじこなど
  サプリメントで摂る場合は、
  1日220IU(5・5μg)目安だが、
  花粉症の人は不足気味なので多めが良い。
  
5:腸内環境を整える。
 ↪︎野沢菜などの漬物、国産のキムチ、酢漬けなど。
  納豆もいいが・・・好きではない。
  日本は発酵食材が豊富なので好みで。

6:女性は鉄、男性は亜鉛をとる。
 ↪︎女性はヘム鉄が多い食材です。

7:摂取量のポイントは、
  体にとって理想的な量であること。


たとえば
タンパク質だと50歳代の女性は50g。

わたしには、
花粉症に時期だけではなく、
化学物質過敏症もあるようなので・・・
日々の中で気をつけていることを
あなたへシェアします。
食事で体を整えることが基本です。

同じタンパク質を続けて食べない
↪︎牛・豚・鶏・魚をぐるぐる回す。


↪︎放牧された牛の乳で作ったバター。
 (日本には少ないので、フランス産となる)
 オメガ3系の油
 (有機オリーブオイル、ココナッツオイル、えごまなど)
 百貨店や大きめのスーパーで手に入る。
         
サプリメント
↪︎ヘム鉄、ビタミンD、グルタミン、ビタミンC、ビタミンB郡など。

やっぱりビタミンDが必要か?

私は花粉症の時期でもウオーキングは行う。
太陽の日差し(紫外線は骨作りに欠かせない)

え〜関係ないじゃんと思わないで
話を読んでください。

女性にはとても大切なことなのですから。

数年前だが・・・

眼科の検診で受診した際の体験です。
診察された時、
女医さんでしたが、
”私は乳がんなのよ、骨粗鬆症もあるの”

患者などに公表している。

診察の合間に話が出てくる。
”太陽の光を浴びない生活は、
骨粗鬆症だけではなく、
ホルモンにも影響を及ぼす。
女性は更年期以降女性ホルモンが激減するから、
太陽に紫外線を浴びて
ビタミンDを満たすことが大事よ”

話された。。。

メタボにならないだけではなく、
骨やガンにも関わりがあるのかあ〜

その時は漠然と聞いていました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ビタミンDの濃度が低いとどうなる?
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
糖尿病が進行してくると、
(メタボになると糖質異常が出てくる。
 日本人の遺伝子は糖尿病になりやすい)
血管が詰まりやすくなる。

ビタミンDには、
血管壁をつくっている平滑筋細胞が
血糖の影響により、
(食べ過ぎたものによって)
分厚くなって硬くなるのを
抑える作用があるのです。
また
カルシウムの沈着も防ぎます。
(関節の変形を予防することができる)

更年期の手や関節の痛みは、
骨粗鬆症とも関係がある骨代謝。
甲状腺などのホルモン系の関わることがある。
婦人科でホルモン測定を行う理由がある。


ビタミンDは
1:動脈硬化を防ぎ
2:血管の健康を守ってくれる。


50歳代の女性は、
女性ホルモンが激減する。
毎日ウオーキングをすることは、
特に骨粗鬆症や
筋肉量減少を予防するのに効果がある。

つまり
筋肉には、
・遅筋
・速筋
速筋:加齢とともに繊維が減り鍛えずらくなる。

なかなか筋トレが出来ないわたしであるが、
ウオーキングはお手軽にできる。
外出して紫外線を浴びることは
骨に欠かせないビタミンD生成に役立つ。
ビタミンDには、
この速筋の繊維を増やす作用がある。

年齢とともに、
筋力量が低下して身体機能が低下する
・サルコペニア
・ロコモティブシンドローム

 (運動器症候群)
を予防する効果も期待されている。

人は毎日食べるものでできています。
今日あなたが口にするもので、
未来のあなたは決まり、
次世代へと継承してゆく健康作りは、
日本の未来へとつながっていきます。

50歳代の女性、
花粉症対策は、
免疫力を上げることにもつながります。
免疫力を上げると、
感染症にも立ち向かえることになる。

毎日食べる食事を是非とも見直してください。

本日の話はここまでとします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

わたしの健康情報元
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