今日は実家の父親の顔を見に行き、いつも通り一緒に墓参り。
母と弟が眠る墓石の横には長年、蓮の花を咲かせるため、水をはった大きな水槽が設置してあり親戚や周囲の墓の主から顰蹙をかっていました。
誰が何を言っても聞く耳を持たず、蓮の花に執着していたのが久しぶりに行ってみると、きれいに撤去してありました。前回(3/31)来た時、ひとりごとのようにつぶやいていたのですが、まさか誰の力も借りずにやってしまうとは驚きです。電動自転車(三輪車)に乗せて、ひとりで片づけたと言います。
そういえば玄関の前には伐採した木がまとめてあり、草ぼうぼうだったのに庭がスッキリしていました。
行動力だけを見ると至って元気そうですが無精ひげが目立ち、いっそう痩せたように思えます。
無理して終活を頑張っているのかもしれません。
墓前に建立した記念碑を眺めながら、弟が多趣味だったこと、それもやり始めると極めるまでのめりこむ人だったことを二人で思い返し、それは父も同じで尺八を極め、その師匠のことなど舌をもつれさせながら父は熱心に話してくれました。
午後はいつもの予定通り、車でも20~30分かかる場所まで三輪車で出かけると言うので、家の前で降ろし、「突風だから気をつけて」と、しつこいくらい忠告しながら別れました。
まだ朝の10時過ぎ。
自由時間を得た私は映画を観るため婦中町にある平和堂へ向かいました。
観たいと思っていた映画が、ちょうど始まる頃に着き、ラッキ~
青春18×2君へと続く道
よかったです。
きれいな涙が出ます。
せつないです。
松重豊さんも黒木瞳さんも出てきて嬉しくなりました。
出ていた俳優さんたち、あったかくて優しくて、みんな好き。
黒木華さんにしては意外な役柄だったけど、こんなノリのいいおねえちゃんも素敵です。
藤井道人監督は、去年観た「ヴィレッジ」でもハートをわしづかみにしてくれました。
あれとは違って本当に正統派というか王道をいく純愛ドラマでした。
私が言うのもなんですが、いい仕事してくれますね~。
映画のあとは、とろけるチャーシューのラーメンも食べ、行ってみたかった近所のスタバでバニラクリームフラペチーノも体験し、最近オープンしたばかりのドラッグストアにも寄れて、四日間の連休を達成感と共にクリアできました~。
長男も5/3から三泊四日で東京に行っていて夕飯頃に帰って来ました。
駅まで迎えに行こうとしたら「タクシーで帰る」とのメール。
家に辿り着くまでが旅ですもんね。
要らん事したら怒られます。
帰って来るなり朝から作っておいたカレーをかきこむ息子。
四日前に頼んでおいた虎屋の羊羹を私にくれると、さっさと部屋へ行ってしまいました。
旅の話は、おいおい話してくれるでしょう。