天井裏の足音 | I Love キューバ!!

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時々キューバについて熱く語りたいと思います。

夜、天井裏から

 

カサカサ、パタタタ、パタパタ・・・

 

うるさくて目が覚めてしまう日々。

 

まだ寒いうちは我慢していました。

 

彼らも生きているんだから仕方ない。

 

夫に言えばおおごとになるだろうし。

 

毒を撒き散らすのも、殺生するのもまっぴらごめん。

 

虫でさえ気持ちが通じた(ような気がする)のだから

 

あったかくなればそのうち出て行ってくれるだろう。

 

 

 

ところが、そんな私の寛大なる気持ちも知らず音は日増しに大胆に。

 

足音の気配では複数いるわけではなさそうだけど、ひとりで運動会?

 

と思うくらい、頭の上をあっちからこっちまで走り回っている。

 

 

 

さすがに頭に来て、なんとかせねばとネットで検索。

 

鼠算なんていうくらいだから、増えたら大変。

 

年に3~4回出産するらしい。

 

駆除の業者も商売がら不安を煽りつつ、自分でできる対策なんてえのも

 

一応は載せている。

 

粘着シートを置いてみる案は私の中で却下。

 

昔、じいやんが罠をしかけちゃ処分していたのを思い出した。

 

それを夫が嫌悪していたことも。

 

捕まった「それ」は気の毒としか言いようがなく、尿の匂いも強烈で。

 

こっちとしては、ぜひとも会いたくはないのですよ。

 

顔を合わせることなく出て行ってもらいたい。

 

すると煙で追い出す方法があり、詳しく見てみました。

 

これなら穏便に追い出せる。

 

でも、デメリットは、

 

・アレルギー体質の人が居ると発症のおそれあり

 

・多少の臭いが残る

 

夫が花粉症で、アレルギー体質では・・・

 

自分までアレルギーになったりしたら元も子もない

 

それに寝室に臭いが残るのもいやだし

 

実際、押し入れの板を外すことを想像しただけで身の毛もよだつし・・・

 

困り果てていたわけなんです。

 

 

 

ところが今は、まったく気配を感じません。

 

どうしたと思います?

 

三、四日前の夜の事、音のするところをドンドン、ドンドン!!と、こっち

 

からもバスタオル用のでっかいハンガーでこづいてやったんです。 

 

何度か繰り返すうち、その夜からピタっと音が止みました。

 

彼(?)にしてみたら、なんの悪気もなく普通に暮らしていただけなのに

 

いつも通りに駆け回っていたら、突然ビックリするような衝撃音が起こり

 

なにごとが始まったのか、自分以外の存在を認識させられ、ここではもう

 

安心して暮らせないと縮み上がったのかもしれません。

 

まさか下界から反撃されるなんて夢にも思っていなかったでしょう。

 

きっと大人しく出て行ってくれたんだと思います。

 

昔から住みついているのなら、うるさくさえしなければいいと思います。

 

じいやんだって、根こそぎ駆除なんてしなかったし。

 

駆除業者の方には悪いけど、これからも自然と共存していく方向で

 

末永く穏便に、心静かに暮らしていきたいと思っております。