”種苗法改正案の問題点①ー田村 貴昭 衆議院議員 ( 共産党 農林水産委員 )投稿よりー” | I Love キューバ!!

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時々キューバについて熱く語りたいと思います。

 

 

 

農業関係者が知らないなんて!!

 

それを危惧して有名な女優さんまで

ツイッターで発信しておられます。

 

 

当事者に知されないまま

勝手にどんどん法律を

変えようとしているんです!!

 

これは今はじまったことではありませんが

アホな閣議決定しかせん現政権に任せておいたら

ほんとうにとんでもない!!ということです。

 

 

それでも御上の決定には従ってしまうのでしょうか。

自分の首を絞め続けてなんになるというのでしょうか。

 

 

思い出しましたので一部再掲します。
 
農民はお上に弱く、村意識が強い。
行政側も従順な農民を大事にする傾向がある。
そのため、農民は、内心では行政のやり方、減反に
反対していても、いざとなるとお上が恐くて黙ってしまう
代々言い伝えられてきた、お上に逆らうといい目にあえない
との意識が、大事なところで出てきて、最後には、不満が
あっても、仲間で我慢して乗り切ることで意見が一致する。
だいいち、農協が行政側の意見を押しつけてくる
のだから、農民には抵抗する方法もなかった。
 
<中略>
 
農民をいいように扱う行政に対して
本当のことを言うのがなぜいけないのか、
それほど集落の和が大切なのだろうか。
 

 

 

 

~以下、リブログ先より一部転載~

 

政府は、シャインマスカットなどが海外に流出して栽培されている事例などを挙げ、「優良品種の海外流出防止」を改正の理由としています。しかし、農水省自身が「海外で無断栽培されるのを防ぐには、その国で品種登録することが唯一の対策」と認めました

 

自家採種・自家増殖を禁止しても海外流出は防げません。また、現行法でも登録品種の保護制度がない国への持ち出しに罰則が設けられており、海外での増殖につながる違法行為には対応できます。つまり、海外流出防止が目的と言いながら、狙いは別のところにあるのです。

 

 

地域の様々なご当地特産品は、地域の農業の活性化に大いに貢献してきました。そのために育成者権が適切に保護されることは必要です。しかし、この改正では地域の特産品種が、企業の知的財産にされていく。これが種苗法改正の狙いであることは明らかです。

 

 

 

カナダでは、ナタネ農家パーシー・シュマイザーさんの畑で、風で飛ばされてきたモンサント社の遺伝子組みかえナタネが交雑し、同社が高額の賠償請求を行いました。彼は10年以上、この巨大企業と裁判闘争をするハメに陥りました。  登録品種であっても、もともとは自然の草木を長い間かけて農民が選抜を行い、徐々に変化させてきたものです。

 

農家は今も、自家増殖によって地域の気候や土地に合ったものに変えていく営みを続けています。自家増殖は、農家にとって基本的な権利であるべきです。

日本も批准する植物遺伝資源条約では、農民の自家採種の権利が明記されています。2019年に国連総会で決議された「小農の権利に関する国連宣言」でも、自家採種の権利を「種子の権利」として盛り込みました。

種苗法改正は、この世界の動きに真っ向から反します。