天皇メッセージ
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これ買いました 読みました
いつも共感できる記事を書いておられる方のブログで紹介されていたので素直に読ませて頂きました。
私は「天皇制」に対して疑問がありますが、人としての明仁天皇には好感を持っています。
そしてこの本を読んで、ますます人として尊敬できる方だと思いました。
読めばわかると思いますが、日本国民の模範となる人生を御夫婦そろって全うして見せてくれた、まさに「国民の象徴」だと思います。
戦争や災害で傷ついた人々、それは日本国民に限らず、中国や韓国、戦時中占領していた南の島の人々、敵兵として亡くなった米兵にも、心を寄せ、ひたむきに平和を祈る姿が、言霊のこもった言葉が、この本を読む誰の心にも響いてくると思います。
人間ならあたりまえに持っている労りの心。
それを私達に、人生をかけて、真心をこめて
見せてくれたのだと思えます。
自由を制限された上、常に他人の目にさらされる
過酷な人生。
とてつもない重圧。
けれどそこから逃げることなく、「天皇」というポジションをみごとに全うされました。
世が世なら、悪党どもを抑えつけ、正義の鉄槌を下せるはずでした。
今さらながら、このような人にこそ国を治めてほしかった~。
翻って、かたや腐った権力者。
私達は、その片棒をかつがされている。
なにが怖いって、あなたも私も
気づかぬうちに人殺しにされてるって事よ。
世界のどこかで今日もまた、
罪無き親子が惨殺されている・・・。
そのための兵器を造るため、軍隊を
動かすための資金を、私やあなたの
気づかぬうちに支払わされている
って事、怖いと感じない?
今は見知らぬ誰かでも、
明日は我が身と思うべき。
あなたの家族や親類が、
その目に遭っていることを想像して!