今日は午後から
介護施設でお世話になっている
義母に面会してきました。
4月2日、定期検診の待ち時間
とつぜん思い出したように
詩吟の本を持って来て欲しいと
頼まれたのです。
入所してから二年ちょっと経ちました。
義母は、かつて自分が生活していた家の中を
頭に思い浮かべながら、そのちいさな本のありかを
一生懸命に説明しました。その目を見つめながら
このささやかな望みを叶えてあげたくなりました。
翌日、義母の居た部屋周辺を探してみると
意外と早く見つかったので汚れを拭き取り
表紙カバーが巻き上がっていたのを1週間
重しを乗せて伸ばしておきました。
いつも同じ服を着ているというつぶやきも
耳に残ったので、春物のアンサンブルを
準備しておき一緒に渡すと好きな色だと
喜んでくれました。
詩吟の本を宝物のように
何度も開いてみては
ありがとう、ありがとうと
繰り返す義母
私までありがたくなりました。
人の気持ちをぞんざいにせず
丁寧に対応することで
自分自身に満足出来るようです。
人様のお世話になりながらではありますが
互いに共感しあえるまでになれたこと
本当に幸せな事だと思います。
神様、仏様に
感謝、感謝の今日この頃です。
