科学技術の平和利用

テーマ:
『物事に崇高さがあると考えることは幻想に過ぎない。動機と意志にこそ崇高さが宿る。』


広島長崎に投下された原爆はアメリカと日本に取って違った意味を持っています。

オバマ大統領の広島訪問にそれぞれの立場の人達がそれぞれの意味を付けようと様々な意見を言っています。

勿論その中にはオバマ大統領の思惑があっての行動でしょう。


その歴史的事実を作らせた原因の原爆は当時に集められた科学者に依って開発されたのです。

沢山の悲惨な結果をもたらした原爆を開発した科学者は悪者だったのでしょうか?

それともそれを使わせた政治家が悪者だったのでしょうか?

時代がさせただけで悪者は居なかったのでしょうか?


原爆を開発する事で原子核内の物質の振る舞いについて研究が進み、現代の素粒子研究の元となりました。

原子力発電所という平和利用も進み、人々の利便性も高まりました。

トータルコストパフォーマンスから言って決して高くない原子力発電所が日本中に作られたのは政治的な意図があって、危険性や問題を隠されてきたからに他なりません。

自然災害によって起こされた原子力発電所の事故は未来に禍根を残す結果となってしまっています。

人の手に余る技術だから原子力は扱わない方が良いのだという意見が正しいとは限りません。

原子力によって恩恵を受ける人が少なからず居て、科学技術の進歩にも寄与しているのです。

科学技術はどう利用するかでどのような結果でも起きます。

平和利用目的な科学技術でも応用して軍事利用する事が可能なのです。

科学技術が平和に貢献できるとしたら悪用されてもそれを覆せる更なる科学技術と知識と知恵を持つことしか無いのかも知れません。


人の命は消えていくものですが、消えてしまって怖いのは歴史的記憶と繰り返すまいとする意志です。




人生の終(シマ)い方

テーマ:
『人生は一度きり、来世は来世でまた違う生だから来世のあなたは別人に他ならない。』

突然、人生の終わりを告げられたならあなたはどうしますか?

たとえ、一年後が終いだとしてもあなたはどうしますか?

混乱しますか?

困惑しますか?

混迷しますか?

拒絶しますか?


受け入れるまでは紆余曲折するのは仕方ない事でしょう。

諦めを抱き、終い方を考えたときあなたはどうするでしょう。

できるだけ愛する人と時間を過ごすのもありでしょう。

自分を覚えていて貰えるように写真を沢山残すというのもありでしょう。

独り身ならば豪放磊落に残すお金が無くなるまで使い切るのもありでしょう。

諦めきれずに酒浸りになり、身を持ち崩すようにぐずぐずになるのもありでしょう。

どのような終い方をしても終いは来るのです。


終い方はあなただけの問題ではありません。

遺される者の問題でもあります。

あなたの終い方を受け取る者の考えや感情が問題なのです。

あなたの想いを願いをあなたの思うように受け取って貰えるのかも分かりません。

でも、終いがあなたに杞憂させるのです。

あなたの終い方を伝えるのは結局の所今生きているあなたに他なりません。

日頃から言う言葉の端々、行動の様々が一緒に暮らす者、会話する相手に伝わっているのです。

人生の終い方を考えるとき、そこには生きた時間の長さでなく、回りに与える生き方そのものが大切なのだと気づきます。

終いに気づき、身辺整理をして綺麗に終えるなら幸せに生きられたと言えるのかも知れません。



あなたは劣化版

テーマ:
『不健全だからといって肉体が病んでいるとは限らない』


誰もが完全な人ではありません。

必ず欠点を持っています。

そして、その短所は長所の別の見方です。

明るくて元気なのは長所ですが、ひねくれて暗い人の気持ちが分からないとも言えます。

即断即決出来るのは長所ですが、間違えた選択をし易いという短所があります。


長所だけの人はいません。
だから、短所だけの人はいません。

完璧な人は居ないのです。
だから、他人に完璧を求めることは誤りなのです。

自分がいくら完璧に見えようと完璧では無いのですから。

性格は遺伝と環境によって作られます。

だから、長所短所も遺伝から生まれている可能性があります。

あなたは両親から生まれるコピーのようなものです。

半々の遺伝を受け継ぎ、その能力や形質をコピーしているのです。

あなたが不完全なようにあなたの両親も不完全です。

どんなに愛に溢れていても欠点があり、短所も持ち合わせているのです。

悪いところが似るのは劣化版コピーの宿命です。

俗に鳶が鷹を生む事があるように見えますが、短所を長所に転換出来るが故です。

劣化版コピーと言えど能力が劣化するわけでは無いのです。

元の人間が完璧だったというのは早計です。

理想に近い存在であった可能性はあります。

今の人間に無い能力を持っていた可能性もあります。

劣化コピーされていくことで能力が封じられてしまったものもあることでしょう。

劣化コピーされることで違った能力を獲得したかも知れません。

劣化コピーは遺伝的な能力を変化させ、今の人類を作ったとも言えるのです。

あなたがもし、自分の短所で悩んでいるとしたら自分を他人より劣っていると考えるのは間違いです。

誰もが両親の劣化コピーなのですから他人とも変わらないのです。

短所の見方を変えて長所として生かすべく考えることです。