31 回介護福祉士試験日まで残り⇒ 282 
(試験日 2019  1  27  )


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一問一答
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 30 回本試験:問題 081
認知機能の評価に関する次の記述のうち、適切なものを1 つ選びなさい。

1. 長谷川式認知症スケールで認知症( dementia )の診断が可能である。

2.FAST ( Function Assessment Staging )は、血管性認知症( vascular dementia )の重症度判定に用いる。

3.IADL ( Instrumental Activities of Daily Living :手段的日常生活動作)のアセスメント( assessment )は、軽度の認知症( dementia )において有用である。

4.MMSE ( Mini-Mental State Examination )は、日常生活の行動観察から知能を評価する検査である。

5. 言語機能が障害されると、認知症( dementia )の重症度評価はできなくなる。


………3


……2


…1


解答:
3


解説:
選択肢 1 は不適切ですね。



長谷川式認知症スケールは、長谷川式簡易知能評価スケールと表現されます。



つまり、長谷川式認知症スケールは、簡易的な診断プログラムですので、あくまで目安として用いられます。



ですから、認知症の診断が可能なわけではありません。



選択肢 2 は不適切ですね。



FAST は、アルツハイマー型認知症の重症度判定に用いられています。



ちなみに、 FAST は、アルツハイマー型認知症の病状を1 ~ 7 のステージに分類しています。



選択肢 3 は適切ですね。



例えば、初期のアルツハイマー型認知症では、 ADL(日常生活動作)の低下はあまりみられず、 IADL (手段的日常生活動作)の低下がみられます。



ということで、 IADL (手段的日常生活動作)のアセスメントは、軽度の認知症において有用ですね。



選択肢 4 は不適切ですね。



MMSE は、ミニメンタルステート検査と表現されますね。



MMSE は、世界的に用いられていますが、長谷川式認知症スケールと同様、簡易的な診断プログラムですので、あくまで目安として用いられます。



選択肢 5 は不適切ですね。



言語機能が障害されると、 FAST では、ステージ 7 ということで、最も重度と判定されます。



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