今回は書籍の紹介をしたいと思います。
新年度となり、新しいスタッフの入職や異動などで、不安とともに新しい環境への期待を持っている方も多いことと思います。そのような中で、新人ソーシャルワーカーを初めて迎え入れる職場では、「新人教育をどうしていこうか」と悩まれているのではなでしょうか。
その時に活用していただきたいのが「新版ソーシャルワークの業務マニュアル」です。この本は私が新人時代から活用させてもらっており、その後も新人が入ってくるたびに必ず最初に読んでもらっている一冊です。
業務マニュアルとのタイトル通り、面接における準備段階から面接の進め方、その後の記録の仕方といったソーシャルワーカーの日常的な業務から、多職種連携の実際や教育・研究、広報といった部署としての運営・管理の進め方について等、基本的なことについて具体的な事例を交えながら解説してあります。
新人ソーシャルワーカーに対してはソーシャルワーカーの業務理解を深めるために活用することができ、すでに現場経験のあるソーシャルワーカーに対しては、実践の振り返りや管理業務を行う際の虎の巻としてぜひ手元に置いていただきたい一冊です。
いだてん